□□■─────────────────────■□□
           ダバオ通信  ヤン爺のラストライフ・ダバオ 
              Last Life Shift In Davao Philippine 

         
            フィリピン社会に戸惑う ダバオ隠居物語
                  「団塊 百年の孤独 老いの抗い」  
□□■─────────────────────■□□
得体のしれないものに 取り付かれ
死んで たまるかって 憮然

周りの人に
急に いなくなって ほしくない

集団ヒステリー状態の
バカさ加減は もう 邪魔な だけ

フィリピン コロナは
症状が 軽い場合が 90%
蚊から感染する デンギー熱の方が
死亡確率は 高く 危険

フィリピン 死亡率が 低いから
症状の軽いコロナ患者が 出歩く
広がりは 収まらない

すでに インフルエンザような もの
いなくならないし 変異もするし
嫌いだけど 付き合って いくか

ワクチン一本  打っとく

ジジイを 心配してくれるのか
ワクチン接種は お先に どうぞ
現役世代を 優先させなさい
感染源封じ込めに 最も効果的

高齢世代は 現役世代のように
動き回って いないの だから
感染源には ならないからね

選挙対策や
情緒的な判断では なく
科学的な判断で ワクチン接種する
政治家は それを きちんと説明すれば
いいだけのこと そんなことも 
できない のか

表面的な ニュースは
すぐ入ってくる 時代に なった
なぜ それが 起きたのか とか
その人が どういう状況なのか とか
その奥行き みたいな もの
見えないものが 報道されない
それでは 人を 痴呆にさせる

メディアには 優れた点が あった
何かを 伝える際には
少なくとも 二つの情報源から
直接情報を 入手するという 慣習
そうすることで 真実に近付けた
それが 一定の基準を満たす 報道

ところ が こうした基準は
もはや 重視されない

みなさんは たった一人の
政府関係者や
専門家の証言に基づく 報道を
読んだり 聞いたりしている
それは ジャーナリズムでは ない

あんたが 老化したから
そう感じた だけなんじゃ ないの
現代に生を 受けて いれば
何ということなく 付いていけるさ

 

そんな 慰め方 するな!

人混みの中で 暮らしていると
広い空のこと 濃い緑のことを
忘れてしまって ないか

海と空が
水で繋がっている ことも

そうしたことを 忘れるって・・
大事に 大事に
握りしめて きたものが
指の間から ホロ ホロと
こぼれ落ちて いくようで
どうしようもなく 寂しいものだよ

この社会の 冷酷な仕打ちを
あなた 忘れたわけでは ないだろ
老境に入った 自分の心をも
幾度となく 見舞ってくる

孤独を 満喫したら
好きなもの 食べようネ

 


 

あなたは 何のために 存在してる? 

この問いかけは
言葉を 見つけられずに
口籠ってしまう人を 燻(いぶ)り出し
恥じ入らせ 生を断念するように 促す
人殺しの考えが 忍び込んでいる

勝ち誇った 傲慢な人間たちが
ただ 自分にとって 
都合のいい 役に立つ・・人間を
選別しようとする 意図が
紛れ込んで いる!

孤独な 
人生を 見失った人間が
愛によって 救われることを 
夢見たって 悪くない だろ

人生って 小説や 映画じゃ ない
幸せな結末も 悲しい結末も
やり残したことも ない
あるのは その人が
どういう人だった かって ことだけ

亡くなった人を 
不幸だと思っては 浮かばれない
生きている人は 幸せを
目指さなければ 申し訳ない 

 


◇◆◇ ─────────────────────
眠りから覚めた朝 光を浴びて思う
ぐっすり眠り 明るい気持ちで
目が覚めるように なった この頃

そりゃ よかった

日が昇ると 起きて
テラスで 風に吹かれて コーヒー
疲れたら 休むし
おなかが すいたら 何か食べる
根本的な こと 日常で してる

日常が ない人って いない
人間が 肉体をもって 生きている限り
逃れられない 日常

「一生」は「一日」を 
何回も 積み重ね 生き抜いている

一冊の分厚い本を 人生と するなら 
新しい1ページを 毎日 めくっては 
生きていく その日

今日の 新しいページを めくる
そこには 今日起きるだろう 物語りが

新鮮な物語りの存在が 動き出す 今日
生と死のうち 生を選び取る きっかけ

新しいことを 発見する 
好奇心は 衰えを みせない

人は 脱皮するように 
生まれ変われんだよ
優しい ささやきだって 聞こえてくる

どこにも 載っていない
自分だけの 小さな今日の出来事
夏がきて そして 過ぎ去っていく

子どもの頃 口中を 赤紫に染めた

桑のみの 甘酸っぱさ 

 


 

自分の心は どこに 行けるだろうか
旅を させよ

きのうの失敗や 後悔の延長では なく
過去を 経たからこそ 得られた 今日
履歴書には 書けない 昨日の出来事

良い一日だったで あろうが
面白くない 一日だろうが
すさんだ 一日であろうが
何の制約にも 

とらわれない毎日に 没入するため

酒が いった
 

自分にしか 見えない

毎日を 見る為にも

自分は 相当な 変態人間
時に 嫌なことが あれば なおさら
ワインとか 飲む
そういうときに 瞑想していると
ストレスを 感じているの が
バカ バカしく なってくる

何度 考え返しても
人生は 面白くて 深い
酒は その境地に 送り届けてくれる
酒 解禁しろよ サラ市長
闇酒は 手に入るが うまくない

「コロナ」なるもの
おおむね「いたちごっこ」
酒を 吞んでいると よく分かる

青年は 朝の太陽
自分は 三丁目の夕日
「これが 最後の ブログに なって いい」
このところ よく思うように なった

でも 中共の最後だけは 見届けたい
そう思うのだ けれど
天の 思し召し 次第
自分の都合通りに なんて
そんな 具合には いかないよな

やるべきことも やったから・・
いいんや 金さえあれば 

やりたいこと まだ 限りなく ある

無い物ねだりは 止めにして
今を 好きに 生きるしか ない
日本酒 バーボンのメーカーズマーク
ブランディのヘネシー
ワイ ン ビール 酎ハイ あたりを 

ちょいと 飲んで
 

「あぁ 旨いな あぁ〜」サイコー

病院では 酒を 飲めないからね
自宅で 最期を 迎える
入院を 断固として 拒否する
そういう風に したい が・・・

8割の 老人は 病院で 死んでいる 
沢山のチュウブを 差し込まれた
逆さクラゲ 温泉マークのさま
自分が 死んだ事も 知らない

それじゃ 途方に暮れる

この噺 フィリピンでは ない

日本で 誰にも 起こり 得ること

家族は 家で死なれちゃ たまらん

そう言って 入院させる
病院は 商売だから 

簡単に 死んでもらっては 困る
本人に 意識が 無くたって
医術で 儲けが出るまで 生かしておく

生老病死(しょうろうびょうし)
四苦八苦 艱難辛苦は 世の常
それに 精神まで 奪われて しまえば
生き永らえてきた 意味が ない

老後なんて
なーんにも 見えてへん
見えるわけ ないやん
明日どうなるかも 分からん のに


それが いい それで いい

不安に 感じるのは
「自分が 病気に なること」
「介護が 必要に なること」
「認知症を 患うこと」だろう が

考え 不安がっても
来るものは くるん だから
考えても 防ぎようが ない
仕方ない だろ

いいや 仕方ある 

 

積み重ねてきた 
年輪の記憶 失うかも しれない 
認知症

おまえさん しつこいね
『面白いなあ おまえさん みたいな人』が
認知症じゃなく『変態』という文字に 変わる

こんちくしょう
老いの現実を 思うと 足が すくむ 

だが おおむね なんとか なるだろう

 

さあ 一杯 飲んで おくれ

おおいに やろうじゃ ないか

 


◇◆◇ ─────────────────────
70越え 最後のほうに なった けど 
自分の人生は にぎやか

老い人は これから 死んでいく 
そんな 感じで 生きてる人
若い人は そう 思ってる? 

でも 自分は そうじゃ ない
老い人も 若い人同様
これからも 
楽しく 明るく生きていく人 
そう なんですよ 

以外 ですか

欲しいものは 
若い頃 ほとんど 手に入れた
そして 老いて
そのほとんどを 手放した



 

今 欲しいもの ですか? 

見えないもの
形になって いないもの

心地いい 風だったり
目に優しい 光だったり
ホッとできる 空間だったり……
自分が 心から 寛げる場を
作っていく それで 結構かな

可笑しいよね 人間って
哀しくても おなかは 空くし
明日は ちゃんと やってくる
食べないと 死んじゃう

毎日の料理は 面倒だから
食べないで 生きて いけたら
そんな ズボラ 決め込む日も

でも 日々の料理と人生は
切り離すことが できない



 

さて 
どんな 今日を 生きる かな
新しい ページを めくりながら
今日を送る 自分物語を 準備する
 
「うん わかる わかる!」
「ふーん なるほど」

いつだって 今日だって
切なさも 哀しみも 喜びも 死ぬことも
丸ごと抱きしめて 生きてる

そうさせてしまう 何かが
南国の地には あるものだ
リアルとフィクションが
混在する街 ダバオ

異国故 かすかな怯え 危惧があり
月の光の 透きとおった
けざやかさとの 相乗効果

何か 現実離れした
心の浮き立ちようも あり
寂寥感と恍惚感が
ないまぜに なったような
妙な気分に なってきた 

少し 酔った かな

自分は 優しくなるべき だと
本心から 思った



 

う~ん 夏は やっぱりアジア? 

もやしを 手に
何してるん ですか?

こうして 丹念に 根を取るの
こうすると だいぶ 食感が 変わる
手間だから あなたも 手伝って

―― へ〜 !

もやしを 数秒 湯がいて
隣の 熱したフライパンへ 移す
ジャー  ほら〜 炎が立った 
もやしの 塩炒め

―― わぁ パリッと仕上がった
もやし シャキ シャキ

カラマンシー汁を 少し かけて
ザ・暑い国の料理

盛夏だ ビールが うまい!

料理って 難しいものでは ない
醤油と 砂糖と みりん
酒と ニンニクと 塩で
だいたい おいしくなる 



 

はしゃいで いるよ もう 元気に 
いいジジイで なんか いられない 

でも そこに
体調悪いのかなぁと いうのが
チラリと 見えちゃうんだ

もしか したら
わざと バラしちゃってる 
かも しれないけどネ

炭酸水の ネジ式の蓋を
開けることが できなく なった

昨日まで 普通に できていた
今日 できなくなる
老いは こういうふうに くる

それで 蓋をあける 工夫する
悲しいもの だけれど
工夫で 老いを 面白く しないとね

成長期 朝起きて
身長が 伸びていたときに 近い
やったことのない ことが 老いてから
できるように なったりも する
うれしか ないけど
老い そういう もんだ

できなくなった 物事
悔やんだって 仕方ない
今 できることが 全て
やりくりすれば いいだけ

先の事なんて 誰にも わからない
ずーっと 現在 今を感じてる
何やって いても
自分には 過去より 
与えられた 今日が 一番大事

自分自身に わがままに 生きる
それが 今日の 自分という身分

笑えないから 口角を 上げ
笑っているような 表情をつくる
それだけで ストレスが 軽減

笑顔 ひとつに
チョコバー2000個分の 効果

ほら 笑った
幸福感をもたらす 刺激が 起きた

自分の 身に起きている
厳しい現実を
誰かのせいに したり して
問題に向き合う 気持ち 全く ない

誰かのせいに したくても
誰も 身の回りに いない 一人もん

老いを 生きる社会に
変化を 突きつけられた とき
ある意見が 急に 多数派になり
気づくと それが
自然と 人々の合意を得て
中心的な価値観に なっていく
そうゆう 社会変化は 好まない

人は 人に求められ
選ばれたい 生き物だから
時に自分を 見据え
外部から つけられた価値に
一時の安堵を 覚える

とらわれていた プライドや
ひねくれた心は 消えて いった
楽しいとか 哀しいとか 嬉しいとか
生を選び取る 自然な気持ちが 
わかって きた

あえて 死にがい なんて
求めて 生きなくて いいよ

穏やかに 生きてる
そうなった時に 初めて 
人に 優しくできるように なる

今日を 生き抜いた夜は 終わる
やがて ほのかな光が 差し込んで くる
◇◆◇ ─────────────────────
この一年で
にんにくを 食べる機会が 増えた

え! そうなの

この後 誰かに 会うかもしれない
みたいな気持ちが 無意識に働いて
これまでは にんにくを 食べること
ずいぶん 敬遠していた の だな

フィリピン人は 気にしない 
にんにく大好きで ほおばる

コロナが 収束したら
日本中から 大量のアクリル板が
廃棄されるだろう
今のうちに その再利用方法を
考えておくのは 先手必勝

後手 後手の コロナだった からね

クリント・イーストウッドが
91歳に なったと聞いた

 

普通ならば とっくに
引退している 年齢だろうが
背筋真っすぐ 溌剌と してる
まだ まだ バリバリの現役
新しい「いま」を 手に入れてる
強靭な 静けさを 持つ 老い人だ

伊能忠敬 73歳没
50才から 江戸に出て
55才の老齢の身から 17年間(72歳)
日本全国測量を 行った
ロマンと情熱で 日本地図を作った
生涯現役で 生きた忠敬

江戸時代は 40歳辺りで「初老」
50歳なら 立派な老人 ご隠居

55歳から 測量隊を率いて
全国津々浦々を 巡る 気力体力
真実を極めたいと いう
強烈な知的好奇心
マニアック オタク的で 執拗な研究心

うーん  凄いなあ 敬服する
老人の智慧知性と少年の好奇心
青年の行動力「心技体+教養・学問」

…くぅーー
これまた カッコいい よね!

「体から 身を焦がすような情熱」
自分には 気力は まだ 残されている が
体力の劣化は 如何とも しがたい
辛抱が続かない まっこと 情けなく

70って 大人って 感じする
取り残されず「ジジイに なれる ?」
自分の中身は 子どもだからネ

いつか 子どもを 脱する日が 来る

 

人生は 短いな〜
好きなことだけ やる
嫌いなことは もう しない

不安も あって いい
ワクワクと不安とが 
入りまじっていて 普通

新しい料理も 覚えた
カントリーの歌にでも ありそう
さあ 行くぞ 一人分の料理だ 

みたいな さ

もの すごく 
美味しくできる時も あるし
失敗としか 言いようの ない
そんな もの にしか 
ならないことも ある

誰も 知ったことでは ない
失敗作だって 自分は 食べちゃうよ
二度と やってみたり しない だけで



 

だめだよ ほら
自分には 今日やらなくちゃ
ならないことが
あるじゃ ないかって 

時には それが 
至極つまらない ことだったり
でも それで いいんだ

だから そうやって まあ
身を乗り出す わけさ
自分の している
そういった 単純な ことども にも
今は 喜びを 見つけられるように
なった からね

こつ こつと 生きてるよ
本気と からかいの混じった
複雑な笑いを 自分に向け ながら

 


◇◆◇ ─────────────────────
マスクして いても
変わらず 笑いかけて くれる人の
笑みを 読み取る

人間って 愛を注ぐ対象から
エネルギーを もらってる

何を しているかに 熱狂する
やること なすこと
一つ 一つに わくわくする
周りで起こる すべてに だよ
自分の エネルギーに 変えてしまう



 

自分に沿った 柔らかな服
時には 多くの人が「無難」とは
受け取らないで あろう 服を まとう

「自分に エネルギーを 与える服」

単調には なりたく ない
相手の期待を 時々 裏切りたい

 

一刀両断で
「ここは ズバッと言わないと いけない」
その時には 柔らかい印象の服は 着ない
 

恋愛から だって
同じように エネルギーを もらってる

自分のことを 一番に想って
愛してくれる人の 言葉を・・
偉い人の 言葉や
憧れの人の 言葉では なくて
自分の ことを
想ってくれる人の 言葉が
自分に とっての 日々の真実

もし 今どきの 老い人が
傷つくのが 怖くて
恋愛に 臆病になっていると したら
それは ちょっと もったい ない

三十歳か 五十歳か 七十歳の時か
いつかは 分から ないけど
自分の倫理に従って いつでも 恋をする

大人感性の 豊かさや 自由な恋愛

自由ですよ
自ら 恋愛禁止と 決めて いたのでは
おおらか じゃない顔に 
ほら! なってる

やりたい こと
気持ちが 動くことを して
好きな人が できたら 好きになる
そんな感じで 暮らして いけたら
歳なんて どうでも いい 正欲

リラックスとは そういう もの



 

ただ 座ってても だめなんだ
出かけ ない と
そうすれば ほかの誰かと 一緒になる
近場にだって 知らなかった 人々や
知らなかった場所が 見つかって
住んでいる 地域の視野を 広げる 
そういうのは 素敵

人を愛する ことと
性行為とを ひと続きに 考えるのは
普通なのか と いう問い

無条件で
愛情の対象にできる 存在が いた
亡くなった愛犬の ロクジロウ
その気持ちは 何の見返りも 求めない

ロクジロウが しっぽを 地につけて
体の力を 抜いて リラックス
くつろいで いて くれれば 
それだけで 良かった
ただ 犬の幸せだけを 願う

では なぜ 人を愛するときには
セックスという代償を 求めるのか

さまざまに 乱れる正欲

性行為に おいて
女性のみが 妊娠というリスクを
引き受けなければ ならない 非対称性

女性を 取り巻く
不自由さの輪郭が 見える



 

ただ 当たり前に 普通に 
人を愛したいだけ なのに
呟きが 聞こえて くる

恋も 目一杯
人間的に 色っぽくなる

人生のことは 心配しなくて いい

フィリピンに 居れば
おおよそは なんとか なるから

 


◇◆◇ ─────────────────────