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           ダバオ通信  ヤン爺のラストライフ・ダバオ 
              Last Life Shift In Davao Philippines
       

            フィリピン社会に戸惑う ダバオ隠居物語
                  「団塊 百年の孤独 老いの抗い」  
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月は どこに でてる

 

女性たちの 宴が 終わった ようだ 



 

目や 耳や 手足と ちがって
口は ひとつ しかない

口の数と 人の数は
かならず 同じに なる

「人口」と いう 言葉 

鳥は 羽で 数えられる
魚は 尾で 数えられる

難民も 王様も 一個の 口で
ひとつの 椀と 

いっぽんの 匙が 要る

マスクで 覆われた 口元

口の中を 見れば
その人が 元気か どうか
希望を 持っているか どうか
看護や 介護や 医療が 
行き届いて いるか どうか
一目で 分かって しまう

終末医療に 長年携わって きた
医師が 書いて いた

口は 無表情の ようで
心の奥底を 映し 出して いる

大人に 成りきれない 世界では
餓鬼官僚が 作法も わきまえず
まだ 接待の酒食を ほおばって 
口を 動かして いる

開いた口が ちゃんと
ふさがって いるか
マスクの下に 手を 当てて みる
◇◆◇ ─────────────────────
強権を 掌握し
肥大したエゴを 満足させる
保身 責任転嫁 政敵への攻撃
国民を 顧みず
身内や 仲間への 利益誘導に
かまけている人間が いると すれば
なんと もったい ない ことだろう

バレなければ 何を しても いいのか
ほら 隠しても 悪事は 手から 零れる

官僚の 心構え
「天下の 憂いに 先んじて 憂え
   天下の 楽しみに 後れて 楽しむ」

万事 民衆より先に 心配し
楽しむのは だれより 
後に なさい と「先憂 後楽」

「三方よし」近江商人の信条
売り手と 買い手
それに 世間が 満足できる 商い

ジェネリックと 呼ぶ
後発薬は 安くて 
医療費を抑える 効果が ある
国が 推奨してきた

日医工も 急成長 したが
欠品を 恐れて 
無理な出荷を 続けてきた 
挙げ句の果ての 不祥事

福井県の 小林化工が
爪水虫治療薬で
問題を 起こした ばかり
業界全体の 信頼を 損なった

「せっかく 後から 出すんです もの
   もっと いい お薬を 目指したい」

黒柳徹子さんの声が 聞こえる
別の 後発薬メーカー の CM

そう 真面目に やれよ

真面目 真剣勝負
口が 巧者(こうしゃ)に 働い たり
手が 小器用に 働いたり する のは
いくら 働いたって 真面目じゃ ない
頭の中を 遺憾なく 世の中に 叩き つけて
始めて 真面目に なれて 安心できる

こうも 付け加え たい

人  一人 真面目に なると
当人が 助かるばかり じゃない
世の中が 助かる

日本人 全体が 
桶の ゆるんだ 箍(たが) に
まったく 気付いて いない
根幹にある 魂が 漏れ出して いる

 


◇◆◇ ─────────────────────
宣言解除
しても しなくても
人々の行動は 変わら ない

地方知事が 
解除延期を ほのめかす

県民からの 批判を かわす
知事として 責任のがれ
国に 責任を 押し付ける
県民から 選ばれた 公僕
地方行政官として 力不足

宣言解除 延期に なった
事業者に 国費で 補填される
地方の懐は 痛まない

医師会の病院
金くれれば 感染者を 
治療する と いやしい

その費用は すべて 税金
請求は 国民に くる
税金に たかるな

県知事たち 選挙対策
宣言解除延期を アピールする と
TVニュースにも 出やすい 

知事の 言葉を 聞いて 
元通りの生活に 
人々が 戻って ほしいって
心からの 意気込みを 感じない

公僕の中の 公僕って 誰れだ



 

政府も 地方自治も 
「風と太陽」の童話 読み返せ
恐怖を あおる ばかり で 
成果も 上げられない 強風
真っ赤に燃える 太陽は
その 温もりで 成果を あげた

TVが 民衆を 洗脳する 最悪

 

マスコミは DJポリスで あれ

一人から 家族 区 地域 県へと
個人が 行動規範を 自ら 律する
県民の 自力で コロナ ゼロは 可能

「俺の食に 密は無い
   ガンバレ 飲食業界
   井之頭 五郎」って ネ

「普段の食事」まで
時短営業の 対象にする 愚策



 

仕事帰りに 1人 黙って
店のテレビ 見ながら
餃子で ビール飲んで
蕎麦 食べて 帰る 店



 

「明日 閉めることに なっちゃって」
普通の店を 閉店に 追い込んだ

普通の人が
普段に 安い外食の 夕飯を 食べる
普通の 日常生活を 大事に して
それを 支える 飲食店が 守られる

閉じた シャッターに 閉店のビラ
風に ゆすられる 寂しさ 

人間味 溢れる店 が
1軒 また1軒と 閉まっていく 無念

そんな 普通の店に 少しでも
客が 通い続けられる 仕組み

「孤独のグルメ」の 主人公
井之頭 五郎 の ように
1人で 食べる
「Go To Goro」クーポン



 

安くて おいしい ものを
食べられる だけで 十分幸せ

 

目玉が 飛び出る ごちそう接待?
大人に 成りきれない 餓鬼たち

腹へった 空腹が 満たされる
ほど ほどの うまさが あれば
それで いい

「食事」と いうもの に
少し 多くを 求めすぎて きた
それを 見直す ことで
救われる人が 多い

「楽しい 一食に しなきゃ!」
なんて 頑張って 食べるの が
ご飯じゃ ない

毎食 毎食 幸せじゃ なく たって
いいじゃ ない か 

普段は そこ そこに 済ます
肩に力を 入れても しかた ない

一人で 食べるのは 大変って?

それは 慣れて いない だけ
みんな 人の ことなんて
見てない から 大丈夫

 「五郎ちゃん ごっこ」
気軽に やって みる

会社の仲間と 連れ立って
行っていた ランチを
1人で 行ってみる

リモートワークにより
自宅で 済ましていた 昼メシ
行く きっかけが なかった
地元の店で 食べて みる

「1人で 食べて いて
   何が 楽しいん ですか」

無理に 楽しまなくて いい
ご飯が おいし かったら
それで いいじゃ ないか

お酒も 好きだし 
好きなものを 食べる
それ以上 何を 
しなきゃ いけないんだ
誰かを 笑わせる わけでも ないし

そんなに 毎食
「わー おいしい! 楽しい!」

みんなで 大声で 騒ぐのは
逆に バカみたい じゃない 

「美食不孤単」
おいしい ものが あれば
1人でも 孤独では ない



 

お腹が 空いて ご飯を 食べて
1人でも おいしかっ たら
ちっとも 寂しく ない

普通に 食べられる ことの
ありがたさ 薄れて いる

日本人は ものすごく 贅沢
ごちそう なんて
年に 何回か あれば 充分
毎日 普通に食事が とれる のは
なんと 幸せな こと・・か

お腹が 空いたら 食べる
1食 1食が 贅沢過ぎた
気付けた なら よかった

お店が 開いて いる
食べさせて もらえる ことに
ありがたい と 思えるように
なるんじゃ ないで しょう か

みんなで 食べられ ない 
1人で 食べることに 慣れれば
心は 穏やかに なる

1人で 店に向かう か
出前を 取って 味わう か
そんなことを 考える だけでも
何に しよう か と

楽しく なって くる

そんな 何気ない 1食で
自分が 意識 しなくても
救われる 店は 
想像以上に 多くある

想像力と優しさ

井之頭 五郎
頭の中では しゃべって いるけど
飛沫は 飛ばない ですからネ

「たまごを 割らない と 
   オムレツは 作れない」
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ウイルスは 
身の回りに 数多く 存在する
常態化している の だから
医療受け入れが しっかりと 
準備 整備されて いれば 
その 普通だけで 安心する

病床数は あるのに
医療総動員に なって いない
ごく 一部の 医療機関 だけが
重傷者を 受け入れて いる 
何とか 満床に 成らずに 
誤摩化して いるに すぎない

国の 根本的な 医療方針
大病院の ベッド数を 減らし 
患者の受け入れを 制限してきた
町医者と自宅介護に 任せると
その方向に シフトして いた

だから 今さら
受け入れ準備は 出来ている と
繰り返し 胸張って 言えない

ウイルスは ゼロには ならない

 

そりゃ ゼロになって 欲しい
 

10なのか 50なの か
どこまで 許容するのか を
考える ウィズコロナ

そう じゃ なく ゼロを 目指す

人口密度に よって
感染拡大の リスクは 高まる
人口 2300万の台湾
2000万の オーストラリア
500万の ニュージーランド

首都圏だけで 6000万を
抱えている 日本を
同じように 比べるのは 違う

欧米の 先進国を 見ている と
ロックダウンを しようが
誰でも PCR検査を しようが
必ずしも うまく いって いない
国柄 国民性 免疫力も違う

人口 1億の 日本や フィリピンが 

ゼロを 目指す と いうのは
感染対策と して 
間違って いるん じゃ ないか

人権を 無視した やり方
北京や 上海は 人口密度が
ものすごく 高い わけだが
ゼロが 維持できて いる

だが 日本や フィリピンには 
そぐわない だろう

人権を 大事に している
ニュージーランドや
オーストラリアでも ゼロに できた
いい ところを 研究してみる 必要

オーストラリアの メルボルン
ウイルスが ちょっと 入った だけで
妥協せず 街を すぐに ロックダウン
それを 短期的に やって
ゼロに なったら
大坂なおみさんが 優勝した
全豪オープンテニスも 開催した

日本でも
適切な 対策を 取れば
ゼロに 持っていくことは できる

 

島根 鳥取 秋田 岩手などは
感染者が ほとんど 出て いない

それを ちゃんと 維持して あげる こと

せっかく 感染者が いない
ゼロ地域に GoToを やったり して
増やすように 仕向けて しまう

それでは 県の 努力が 水の泡

今の ような対策を 
延々 やらざるを 得なくなる
みんな 疲れて うんざりして しまう

夜は 外に出ないように しよう
みたいな ことを 言わざるを 得ない
経済対策と しても 裏目に 出る

地域毎 県単位で ゼロに 持っていく
それを 維持できれ ば
色々な 活動も できるように なる
外食も できるし
マスクなしで 外も 歩ける
本来 目指すべき ビジョン

東京や 大阪で すら
昨年の夏には 日に 40人まで
下げることが できて いた

あそこで ダメ押し 維持すべき だった
なのに GoToを やっちゃった
日本を グチャ グチャに した

飲食店の方 ばかり に
対策の力を 入れて きた
飲食店イジメに なって しまった

日本は 島国
ヨーロッパに 比べれば
輸入感染症の対策が 取りやすい
その アドバンテージを 活かせる

日本全土で 一気に 一網打尽は 無理
地域 県ごとに ゼロを 達成させ
それを 維持させることが 

日本の 目標と なる

 

ゼロ県を 目指す 県民の意識を 高める

いつ終わるとも 知れない
自粛生活が 延々と 続き
うんざりしている 我々も

あそこは ゼロに なった 
我が県も やれない ことは ない

自律の動きが 目に見えて 成果を あげる
希望が 持てるように なる

 

県を跨ぐ 移動の自粛

県民に コロナ ゼロへの
「通用する力」が 付いたと すれば

それを 維持する 県民の「自力」

ですが ゼロに なるまで
社会経済活動を 止めろ と
いうこと なのか

ゼロが 達成できなくても
30人とか 40ぐらいの 数字で
ダラ ダラ いくん だったら
社会経済活動を 全部 止めなくても
いいんじゃ ないの か

医療の キャパシティを
広げて いきながら
感染者数が 落ち着いて いたら

その域内で イートなどの

五郎チャン キャンペーン
経済活性化策を やる

感染が 広がっている
そのようなよ 所は 止める
それでは いけない の か

クラスター対策で 
追いかけて いきながら
社会経済活動も 並行して やる
それが ウィズコロナじゃ ないか

いや だめだ だら だらした
今の 長期戦と いうのは しんどい
日本や フィリピンは 
耐えきれなく なり 感染者を 増やす

 

あくまでも 目標は ゼロ
 

自治体ごとに 小さく まとめて

ゼロの地域を 一つずつ 増やして いく
そのための 作戦を
地域 県規模に 応じて 順次 立てて いく

県民 それぞれが「自分で生き抜く力」
自分で 判断して 行動する 自立性
努力 し続ける 自律性――
このふたつの「自力」で
県の コロナ ゼロを 全国に 広げる

政府が ビジョンを 示さないと
ゼロなんて 望めない

科学者たちは これまで
「パンデミックは 起きる」と
警告し続けて きた

特に 西洋諸国は
恐ろしいほど までに 警告に
準備不足で 不意を 突かれた

東アジア
特に中国と東南アジアは
準備が 整って いた
それらの国は すでに
パンデミックを 経験していた

シンガポールの首相
SARSを 克服し
コロナを 乗り越えることが
私たちには できる
そのことを わかっている

初期警戒を 強め 
感染拡大を 防いだ 台湾

ベトナムの ように
裕福とは いえない国で さえ
感染拡大 初期に おいて
明らかに 上手く 対応した

イギリス政府などは
PCR検査に おいて 完全に 失敗

だが ワクチン接種に 関しては
かなり うまく やって いる

初期の段階から
ワクチンを どこから 
どれくらい 買うべき か
委員会が 立ち上げられた

現在 イギリス人口の 4分の1が
ワクチン接種済み この比率 
世界でも 最も高い国の ひとつ

技術的にも
日本は ワクチン製造に 関して
世界に 劣らない技術が ある
にも 関わらず
1980年代の ワクチン副反応で
集団訴訟が 起きた 

政府が 賠償金を 払った

政府や官僚が
ワクチン開発に 二の足を 踏む

 

製薬会社も 政府の 後押しが ない
ワクチン製造は 儲からない と 
非積極的に なって いた

日本は 幸いにも
SARSや MARS と いった
世界的に流行した
ウイルス被害が 拡大して おらず
ワクチンに対する 取り組みや
体制への危機感が なかった

世界は このような 脅威を 
迎え撃つ「準備」を 
しておく べき だった
世界中の連携が 不可欠

今後も 10年に 1回くらいの 頻度で
パンデミックは 世界に 襲いかかる

皮肉な 話
コロナウイルスの 死亡率が
もっと 高ければ
ここまで 感染は 広がらず
封じ込める ことが できた

毒性の強い ウイルスは
短期間で 感染者を 殺して しまう
素早く 別の人に
再感染する 時間の 余裕が ない
感染者と 一緒に
ウイルスも 死滅する

毒性の 強いウイルスは 途絶え やすく
毒性の 弱いウイルスが 残る 

ウイルスとは 共生するのか
ゼロに 押さえ込むの か

コロナに ジタバタは 止めよう
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感染者を 消費しても 
対策効果は 得られな かった

重傷者と 死亡者の 分析結果を
科学的に 地域別に 公表すれば
住民に 強い 注意喚起と なる

大事な命を 守る
その事 だけに 対策を 絞る 
意思決定の 焦点を あてる

意思決定を しても
政治は 終わらない

 

決めた 後
どうやって それを 実現に導き
成果を 出すかが 政治の仕事

八方塞がりの 逆境の中
的を得た 粘り強い行動が 
できない のは なぜか
リーダー自身が 下した 意思決定に
曇りが あるから では ないか

意思決定に
踏むべき プロセスは 
用意されて いたか
偏った 情報源から
意思決定を していない だろう か? 
反論を 提示する 立場の人間を
意思決定から 遠ざけて いた 

その 意思決定の都度
理想を 言い換える ならば
国の理念 存在意義を
自問している だろうか?

意思決定に 
多少でも 疑問を 持てば
動揺が 出る
説得の言葉にも 弱さが 混じる

国のリーダーが
意思決定に こだわる のは
「これ以上の 意思決定は あり得ない」
自負を持ち ブレない姿勢を 見せるため 

「意思決定は 確率論」
どれだけ 手を 尽くしても
外す場合も あれば
適当な 意思決定でも
当たる時も ある

リーダーの 大事は
その 意思決定が
後悔しない もので あること

最後は 政治判断なので と
半科学 半政治
あいだを 取った 玉虫色
全てに 没不満を 生む

日本のリーダーは
人々の生活を 制限する 重い判断を
雰囲気や 世論の空気で 決めてきた
だから 後追い 後手 後手と 言われる

大切なのは 科学
じっくり 集中して 困難を 解く

コロナ ワクチン
世界人口の 七割が 接種
2年間を かけて 収束させる
数学的かつ 医学的な事実

一時的な 救済措置で
なんとか なると 思わせる
その物語りは 終わりに しよう 

国民に 真実を 伝える時 だ

国民は 自分で 工夫して
感染リスクを 下げながら 生活
経済活動も しよう

科学的根拠と 対策
政治に 反映しなければ
解除延長して みた けど
何も 変わらなかった ね で
おしまいに なる

「コロナに よいしょ!」は
効か ないよ

宣言解除を 延長する ことで
経済的 精神的に 困窮する方

知事会の議論を 聞いている と
感染者の ほう ばかり で
市民の生活が 困窮して いる
そういう ことに ついては
関心を 持っていない 印象に映る

また
政府や 厚生労働省が
やるべき ことなの に
知事が やるべきこと と 言っている
『病院に ベッドや 看護師を 入れろ』
そう 言われても 2週間で
知事が そんなこと できるわけが ない
政府が やるべき ことを
知事の責任に して しまって いる

そんな なすり合い してる 場合か

事実や 真実より
感情を重視する 対策は
困難を 治めない

日本は 一部の人間が
出鱈目を 好き勝手 できる
そんな 国に なって しまった

子や 孫の 幸せが 遠のいて いく
私たちに 残された よりも
良い国を あとに残そう と 思うのに
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形だけの 女性登用ラッシュ 
違和感と胡散臭さ 知性無き 貧しさ

ニュースを 見ていた
橋本会長 小池都知事
丸川担当大臣 3人の顔が
ズラリと 並んで いたの には
圧倒された と 同時
男社会で 働いてきた 感覚が
「上手く行けば 良いのだ が」と
感じさせて いた

誰に どの仕事が 
最適で あるか どうか は
『やらせて みるまで 解らない』

女性重視の 動きが あるから とか
バッハ会長に 示唆された から
登用するのでは ない だろ

上に立つ者が チャンとした
眼力を 備えるべく 努力を してから
思う女性を 適材適所に 配置する

抜擢する
この仕事で 実績を 残したから
ここでも やらせて みる か
思い切った 使い方を しない限り
女性の活用など 進まない

組織の上に立つ者に 
才能を 持つ女性を 見抜ける
眼力が 無かった

 

才能を 見抜けな かった 
上に立つ者の 力不足

フィリピンでは 女性管理職が
50%を 超える 女性主導の先進国

ダバオ市長は 女性
仕事が できる 公僕で 頼もしい

 

酒 禁止令だけは 解いて 欲しい
酒止めても 感染者 減って ない
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物事は いつしか
犠牲という 代償を 払い終え
必ず しずまり かえる

ウイルスが 
歴史の行方を 決めは しない
それを 決めるのは 人間

この危機が どのような
結末を 迎えるか は 
人間たちが 選ぶ

強力な 監視テクノロジー自体も
けっして 悪いわけでは なく
人間たちが どう活用するか 次第

ダバオでも
ワクチン投与が 始った
ニュースは 流された が
身近には 何も 起きて いない

微量の ウイルスを 機会ある 毎に
1年間も 吸い込んで きた
自分でも 気付かない 軽微な症状
躰の中に 抗体が できている?

 

陽気な疑い 実証する 抗体検査
フィリピンで 重症に なる者 
極端に 少ない

もし 熱が 出たら 
特効薬も無い 治療も できない
ただ ベッドで じっと 我慢 耐える
病院に いても 自宅に いても
同じ事 なら 自宅で 療養

解熱剤は 服用しない
免疫が 働いているから 熱が 出る
薬で 邪魔しない 免疫に 任せる
免疫が 仕事を 終えれば
熱は 下がる 体が 少し 楽になる
陰性となり 抗体が できる

体力で 乗り切るしか できない

大きな危機に 直面した 世界を
救ってきたのは「天才」たち

コレラや 天然痘 ペストなどの
感染症の危機から 人類を 救ったのは
天然痘のワクチンを 開発した
エドワード・ジェンナーや
細菌学を確立した ルイ・パスツール
日本の 細菌学の父と 呼ばれる
北里 柴三郎ら 偉人たち

英国の農村に 言い伝えが あった
乳搾りをする者が 軽症で 済む
牛痘に 感染すれば
天然痘には かからない―

これを 手掛かりに
医師ジェンナーは 研究に乗り出す
牛痘感染者の 発疹から 取った

液体を 少年に 接種した

頭痛などの 反応が 出た
間を置いて 天然痘患者の
うみを 接種しても 
病変は 現れ なかった

人から 人に 伝達された
牛痘ウイルスに
天然痘の予防効果が 認められた

人類初のワクチン「牛痘種痘」
18世紀末に 考案され
幕末の日本に 伝わり
各地の蘭方医らが 広めた

元を たどれば 牛に行き着く
種痘の効果を 理解して もらうのは
難儀だったに 違いない

江戸の医師 桑田立斎は
牛の背に 乗った 幼児が
やりで 疱瘡神を 
退治する姿を 描いた 引き札を 
親たちに 配った

牛痘種痘を 受ければ
死に 至ることも 多い
天然痘の 恐怖から 
解放される と 説いた

台湾に 現代の天才は いた
人口比で 日本に当てはめれば
感染者は 4800人
死者は 50人

成果を上げた 背景には
民間から 様々な 知恵が
生まれる 土壌と
それらを しっかりと
採り入れて いく
行政当局リーダーの
姿勢が 挙げられる

日本にも フィリピンにも 
残念だが 天才は 見当たらない

 

アジアで 一番最後に コロナが 
安定する国に なる そんな 気配
◇◆◇ ─────────────────────
ダバオでは
雨期が 去って いった 
天に コロナは 無関係
無邪気に 広がる 青空かな
陽射しは まだ おだやか
季節風の 風向きが 変わった 
程よく 東から 吹き始めて いる

気候は 暑すぎず 寒すぎず
このような 南洋の気候が
国民気質 とでも いうべき
南国の人間を 形 作って いる



 

コロナで
パニックに 陥ることも なく
気分が 落ち込むことも ない
フィリピン人は いい 強いよ
笑うときは 大声で 笑う
笑える 世の中が いいな

ロックダウン
冷凍庫 奥を 
のぞく

灯りかな

 

南国ダバオは 5月が 盛夏

今が 一番 過ごし易い ダバオ
比人の ようには 振る舞えない
邦人の気分は 晴れず 鬱々

自粛期間
備蓄するなり
ほほえみを

コロナに なって から
ずっと「いい子」に してた
でも それに 疲れて
精神が 少し やせた

じく じく していた
しょうも ないことを しながら
その中でも できる ことを 
して いかない と くたびれ ちゃう

それに 気づいて
自分が 見逃してきた もの

見逃してきた ものって なに

名づけようの ないもの を
見逃して きた

名づけようの ないもの ですか

名づけても 名づけ 足りない
愛とか 愛って

「これが 愛だよ」と 言われて
理解できたり するもの じゃ ない

生身の肉体を 持った
個としての 自分に
向き合って いない ような 
気が して いてね・・

「あの音は?」

そういって
男が 女の乳房に
埋めていた顔を あげた

女は 裸身を 薄汗に 濡らして いた

「群雀ですよ」と 女が 答えた

おのれの身を 羽で 打ちつつ
数百羽が 舞い狂って いる

女は 三十 少し手前の 年頃
三つと 六つ 二人の 男の子を
育てて いる



 

夫に 先立たれた 寡婦
大規模農場で働く 農婦
住まいの庭で 野菜や 花を作り
売っては 生計の足しに する

肩も胸も広く 腰も太やか

「そろそろ 帰り支度を しないと・・」
男の耳を 唇で塞ぐように 女が ささやく

女の顔立ちは
真っ黒に 日焼けしている 上に
ぞうさの どこを とっても
見映えは しない

だが 裸になると
衣服に覆われた部分の 肌の白さ
瑞々しさは 意外なほど 若々しい

どう見ても 男との 取り合わせは
妙と 言わねば ならない

子供が 待っている ので
「では 」と 女が 起きかけた

「あれ もう そんなことを・・
   だめ ですよ」

女は 男を 優しく抱きしめ 
唇を すった

女が 頷き 半身を 起こした



 

年齢が 離れて いよう が
人と 人とが 信頼し合い
お互いを 尊重し合い
愛し合う 関係に ついて
突き詰めて 考えること が
足りて いなかった

お互いに 良い関係で
愛し合う ために
どうしたら いいのか
まじめに 向き合って みた

そういう機会も 思いも
圧倒的に 少な かった

自分よりも 遥かに 若い
パートナーを 愛する事は
フィリピンで 特権では ない

男と女は
同じ問題に 直面する

性生活 お金の管理
相手方の 家族との関係
趣味嗜好 優先順位
生活リズムの 違い

若い 女性ならば
外出するのが 好き
年上男性の ほうは
そんな アクティブに 疲れる

晩年の幸福で
重要な要素は 安定した関係
長期に わたる ロマンチックな
パートナー シップ

幸福は 
恋に「落ちる」ことでは なく
愛が「続いている」こと

それは 法律上の つながりを
意味している わけでは ない
結婚は 続く愛を 保証して いない

結婚している ことは
その後の 人生に おける
主観的幸福には 僅か しか
影響して いな かった

続く愛は
「友愛」に 左右される
情熱的な 浮き沈み よりも
安定した 愛情 相互理解
そして 献身に基づく 愛情

友情に 根ざしている こと こそ
友愛が 真の幸福を 生み出せる

情熱的な 愛情は
相手に 惹きつけられる ことに 拠る
目新しい時期を 超えては 続か ない

友愛は 親しみに 頼っている
幸福の 恩恵は
自分の パートナーを 
親友と みなしている人に とって
はるかに 大きな 同士愛 と なる

親友同士は 一緒に いることで
楽しみや 満足感 意義を 得ている

互いの 最良のものを 引き出す
優しく 軽口を たたく 一緒に楽しむ

結婚を 不幸に するもの は
愛の欠如では なく 友情の欠如

幸福と 友愛に ついて
自分が 持てる 最良の証拠は
自分自身 異国人生での 実践に 基づく

現実とは 思えない
恋の風車に 自分が 挑み
10年以上に なる ドンキホーテ

その間 自分の友愛の 女は
良いときも 悪いときも
ずっと 一緒に いて くれた

喜びを 分かち合い
共に 恐怖に 震える

愛と友情に満ちた 人生を
あと 数年か 一緒に 慈しみたい

自分が 息を ひき取る 瞬間に
目にする 最後の顔が
「魂に くっきり 描きこまれた」

彼女の顔で あることを
自分は 祈っている

きれいな ものとか
言葉に ならない
「ワー!」「何それ?」と いう
感動や興味 興奮とか・・

そういう ことを 考えたり
感じたりする 時間が
必要だと いうこと ですネ

そんな 時間が なかったん だな
「不要不急」と 言われている もの
それこそ 感動や興味 興奮 そして 愛

名づけようの ないもの が 価値

ダバオに いて
ジイジとして やさぐれた
体力は 落ちてきた けど
心の体力が ついてきた

 


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