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           ダバオ通信  ヤン爺のラストライフ・ダバオ 
              Last Life Shift In Davao Philippines
 
   
            フィリピン社会に戸惑う ダバオ隠居物語
                  「団塊 百年の孤独 老いの抗い」  
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脳みそに 海の風を 通し
はらわたを 樹に ひっかけて 干す
手は 椅子の上に 投げ出して おこう
足は 思う所へ 行くが いい

来た フィリピンでは「よそもの」
区別は あっても 差別は ない



 

いい大学に 入れた
→次は 周りに自慢できる 一流企業
→社会人に なったら 上を目指して
→いい女と 結婚して
→立派な マイホーム買って
→子どもも 一人前に 育てて・・って
全部のクエストを こなさなきゃ いけない
人生ゲームとは これひとつじゃ ない

自分の人生 考える事無く ただ 人真似
バカなこと してきた ものだ

働き 過ぎたから 
今 こうして フィリピンで
孤独に 死んでいこうと している
退職してから ずっと 一人 だった
こんな思いを する必要は なかったのに

「己に 正直な 人生を 生きれば よかった」
正直で いるためには 勇気が いった

自分の 心のままに生きる 強さ
他人にも 自分にも 優しくなれる

老後を 向上させる努力を する
その気力は 少し 残されて ある

じゃぁ 今の気持ち
Twitterと同じ 140字で 述べてみよ
長すぎては ややこしく なるだけ
平易な言葉で なるべく 簡潔に

それが 難しいから 長い雑談に なる

短く 説明すれば するほど
一番大事な 部分だけを 抜き出した
辞書となり 読む人を 苦しめるだろう

小学3年生でも わかるように
かみ砕いて 書いて みたい

 


◇◆◇ ──────────────────────

 

「死ぬまで あと 何回 飯が 食える」

満足感を 得る 機会を
見捨てては ならないだろう

これから 一回 たりとも 
不味い料理は 食べたくない
そうした心境に 取り付かれる

だからと 言って
誰かに 評価されるような 店に
興味は ない

路地裏の お店の常連気分♪ が 
よろしい かと



 

何だ コレ 気に入らない
そんな食事に 出くわした ひには
「一回 損した どうしてくれる!」
調理した コックを 罵倒したく なる

きのう 何 食べたっけ?

「台所 使うね」と 言ってから 
レシピと 向かい合い会っていた



 

「何を してるんですか? 」
今日の台所は
私の 右手に かかれば
小さな自慢にも したい料理



 

六時間かけて 煮込まれた
「東玻肉」が 夕食に 出てきた



 

「あなたが 作って くれたんだね」

自炊の自分に 他人が 作ってくれた 
その料理ほど 旨いモノは ない

一匙を口に 味わってみた・・ 
「包丁人味平」に なれなかった 
フィリピンの 彼女

ヨシ 明日は 
「あなたと 旨いもん 食いに いこう」

はっきり「まずい」と 言えない
気遣いを して あげなければ 
六時間が 無に帰すじゃ ないか 

嘘は 言えない
正確に 指摘しても いけない
相手を気遣う 相克

そうだ! 膝を 打って ほめる

洗濯は 職人技 

 


 

そして 更に ほめ上げる
彼女の得意技 ビールつぎを・・

冷えたグラスに いきなり 注ぎ
ピルセンの瓶を どんどん 高く上げ
「カニ泡」を 作る
しばらく 泡を 落ち着かせ・・ 
ビールと泡が 四対一に なったら
グラスの縁から そろり 泡を 立てず 
背の高い グラスの縁まで 注ぎ込む

喉を癒す 最初の ゴク ゴク ゴクッ
ビール注ぎ世界選手権 あなたが 優勝! 

自分の 心と躰が 喜こんで いる



 

褒めるところ 限りなく 少なく
彼女が 作る キニラウ(酢の物)
彼女が 注ぐ ビール
無条件に 褒めている

 



ビールグラス 越し 
彼女の目を 見て ニコリ 
酔い心地の 美女に 乾杯!

ビールの カニ泡が 
彼女の 厚い上唇に 髭をつくる
顔を 近づけ 舐めとって あげた

人に 聞けば 
人間は 亡くなる 二日前ごろから
食べる力が なくなって しまう

好物の 野菜天ぷら
「食べて みますか?」と 
口に運んで もらっても



 

まもなく 吐き出し
 一言「まずい」
それが 最期の言葉・・

人生 最期の 
最期の24時間に なってから 
「食べたいもの ナニ か ある?」
その問いは 残酷

食べる力と 意識が あるうち
好きなものを 鱈腹頂けば 
未練残さず 後ろ髪 引かれず 旅立てる



 

最期の最期は 意識が 霞む中 
ひと匙の アイスクリームが 極楽へ誘う
♪おらぁ~ しんじまっただ~

ごはんを 囲んで おいしいね
楽しいね あれ むかついたよね
しんどかったね と 
言う相手が いるから こそ
自分みたいに 
生きるのが 下手くそな 人間でも 
なんとか 生きて いける

呼応するように
かたわらの オジさんが
つぶやいた

俺は ひとりだから さぁ 
ペヤングの 焼きそばで いい
一生懸命 何か 作っても
ひとりで 食べるのは 虚しいし
バカらしい 気持ちに なる

ひとり暮らし でも
突然 どうしても 食べたく なって
しゃぶしゃぶを 作ったん だけど
なに ひとりで 
肉 ゆすいでるん だろうって・・
味なんか しなかった

うまそうに 一緒に 食べてくれる
そんな人が いれば こそ 豊か

みんなで 外食で 

おいしかった 一皿
写真を 見ながら 
秘密で 手に入れた酒を 
家で 飲んでいる



 

ゆっくりと 外の景色に 目を向ける
薫る芝のにおい ハチの羽ばたき
草木と花 照り付ける日差し 海 空 風 
懐かしい 喜びを 呼び起こす

食べること 飲むこと

木を植える 果実を 摘む
発酵させる 蒸留する・・ 
ワインやブランデー シャンパン
人間の 一生分よりも
長い時間軸の 中で
目の前の仕事に 向き合う人

食べること 
飲むことと いう 根源的な 喜び
周りの人と 一緒に 共有する
ありのまま 楽しむ

それは いつかの豊か 心の中に 広げた
◇◆◇ ──────────────────────
人は ひとつの場所や 
一時の時間の内にしか 存在できず
ワープする ことも 
同時に 2つの場所に 
いることも できない

別の場所を 思うことや 
感じることは できる
過去の人や 出来事を 身近に 感じたり
未来は こうなれば いいと 思ったり

自分のこと だけで なく
遠くにいる 誰かのことを
考えて しまったりするのが 
人間なのかな



 

ここにしか いられない 自分が
別の時間や 別の場所にいる
誰かの存在を 感じる

長い時間と短い時間を 自在に行き来する

一生に 一度だけ
死者と 一晩だけ 再会させてくれる
「使者(ツナギビト)人」
そんな 役人が 
天国にも 地獄にも いるらしい

突然死した 
芸能人に 会いたいという OL
認知症以前の 祖母に会いたい 中年の孫
妻に がんを 告知できなかった 夫
さまざまな 依頼人たちが ・・願う

ずっと 
寝たきりだった 母方の祖母 
床ずれを 起こし
傷口が 壊死 しはじめて いた

亡くなって 納棺の際 部屋中に
耐え難い 異臭が 漂っていた

すっかり こけてしまった 顔は
別人のようで 気味が 悪かった
集まった親族や 近所の人たちは
「おばあちゃん 綺麗だね」
死化粧の顔に そう 言った

「幸せな 最期だった よね」とも

その瞬間
大きな声で 叫びたい 衝動に 駆られた

重度の 認知症に なり
家族の顔さえ 識別できず
しまいには 床ずれで
身体が 半分 腐った 状態で
死んでいった 祖母が

「幸せな最期」だった?って 
 
神様が いるなら
どうして こんな終わりに したんだ
痛みに 苦しみ 身体が 腐りかけ
わけも わからない状態で 死なせる

祖母の口から
お別れの言葉すら 取り上げてしまう
祖母は そんな事 願って なかったろ

認知症に なった人が
すべて 不幸だなんて 言わない
どんな 痛みが あったと しても
幸せな最期を 迎える人だって いる

間近で 見ていて
祖母の最期が 幸せだった とは
到底 思えなかった

「幸せ」だったネ と 
言わざるを 得ないのは
神様の存在を 否定しない ための
詭弁じゃ ないか

神様に 祈れば 幸せになれる? 
そんなの 全部 嘘じゃ ないか――

誰よりも 熱心に 信仰してきた 祖母
本人は それで 幸せ安堵 だったのか
神様が 与えた 最期の苦しみ 修行?
自分は その矛盾 一生 忘れない

死は 常に 具体的なもの
その場 その場で 考えるしかない

「使者(ツナギ)」びと に
元気な頃の 祖母に 会わせてくれ
そんな お願い したくも ない

「死ぬことは 嫌だね」

どうしてですか?と 聞かれた

「だって つまらない じゃないか
   死ぬと すべてを 忘れてしまう
   自分のことも 忘れ 人にも 忘れ去られる」

心の内に 意識していた 祖母を
一度も 想い出さない 日が あった
その日 祖母は 亡くなった

「医学的な死」と
「認識上の死」は 別の もの
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医師から
薬もないし 手術もできない 
そう 言われた

自分の事では ない が
自分事として 考えた

フィリピンでは 保険が ないと
支払いきれない 医療費を 請求される
フィリピンの医療技術 対価に 値せず 
信頼など できるものでは ない

では 帰国し 日本で 医者に かかる
ベットの上で 寝たきりに され
簡単に 死なせては くれない 最期

残り1台の エクモ 
コロナで 突きつけられた
医療現場での 選択

重篤で 先の短い 90歳の患者と
将来のある 若い人と
どちらを 救うかという 局面

弱い 年寄りの ほうに
エクモを 使うべきだ と いうのが
仏教の倫理

若い人を 優先に救う
現場で マニュアル化 された
コスパの高い人を 生かすこと

でも それで いいのか・・ と 
医療現場は 迷っても いい 
いや 悩んで 欲しい

そういう 局面で
人の 将来の 生産需要など 
計算しちゃ いけない

自分の ような
高齢者の立場で
こんなこと 言うと
自分たちの階層を 保護するような
保身形に なりますよ と 揶揄される

若い者の 間から
「弱いものを 救うべきだ」と いう
そういう意見が 出ても いい はず

そこが 決壊すると
優生思想に 浸されて しまう

偶然 でしょう けど
京都で ALS患者の 安楽死事件が 起きた
少し前には 神奈川県 相模原市の
障害者施設で 排除的殺人事件が あった

弱者 困っている人を 救えない
現場は 効率や 生産性で 測られる
コスト重視論が 広がっている

翼賛的な 空気の中で
指示待ちの人が 多くなり
これで やれって 言われれば 考えず
それに 従うみたいな 流れが 強い

自分の意志は 
自分で ある程度 決めたい けど
そこに なかなか 踏み込めない
そんな 迷いが 生じるのも
コロナが もたらした 世相

世の中と いうものは 矛盾だらけ
富める国が あれば 貧しき国も
生まれた国 生まれた場所
生まれた時代に 翻弄される
ひとつ ひとつ それを 自分で
クリアして いくしか 仕方 ない

皆保険も 無い フィリピン
多くが 貧しく 病院に 行けない 
市販薬に 頼っている
コロナに 抵抗すら できない

コロナの 根の深さを 考えると
台風一過 と いうような 
真っ新な 青空に なることは ない

こういう風に やったら 収束する
そういうものでも ありません

ポストとか アフターとか 考えずに
「これが 日常だ」と 思って
コロナと 生きる しかない
それが フィリピンでの 対処法

生と死 こういうもの なんだ と
その中で その日を ただ 生き抜く
その 単純な ことしか 人には できない

耐えることが 楽しみに なるような
そういう 生き方を して みようかな
耐えることは 苦しみでは なく
何か 他の 楽しみで カバーする 耐力 
それが 穏やかを 作っていくような
そんな 暮らし方 してみたらどうか と
繰り返し 自分に 言い聞かせて いる

年を とって 体が 衰えてくると
いろんな 現象が 起こる
それは 口惜しいし 寂しく 辛い
さて これから どうなるのか

死というものの 正体は
見えてきたと 思われますか?
 
そればかりは 
死んでみないと わからない

死んだら 
何もない という事実を 想定し
それを 正面から 受け止めれば 
どう 生きていくかは
人としての 強さが 試される 課題

でも
一人だけで 黙って 死ぬのは 嫌だな
それは 寂しい からネ

折しも コロナ
日本人の 死生観に
変化が 起こるでしょうか?

人に よるでしょう
日本人の 死生観 と いっても
あるようで ない

フィリピンの死生観は 自然死
土に還り 天国に昇る

神道に 論理性は ない
仏教には 確固たる 存在論と
時間論が 存在する 見事な 哲学

誰もが 一筋縄では いかない
長い 老後人生を 送っている
そんな 人たちが 
さも 当たり前のように
日常に 存在している 姿は
可愛く 可笑しく 見えなくも ない 

憂鬱で 不安定な時も ある 
だが ビクビクしてまで 生きたく ない

穏やかな 老衰死を 望む
フィリピンに 居る事で 成せる
周りを 見れば みんな そうして
自然死 していって いる

なかなか暮れない 南国の夕暮れ
夕暮れは 時間を かけて 熱き魂
命を 徐々に 冷却して いって いる 

70越しの 年齢は 
都合で 思い出し 使い分けている
自分を 責めない 焦らない 
捨て鉢に ならない

芝生の色は 自分次第 
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医術に 頼らず
病でも 老化でも
食べるもので 医に かえる

体に 良くないから
これは ダメ あれも ダメ
これは 体にいいから 食べなさい
管理し過ぎて こなかった か
高齢に なれば そんな ことより・・



 

病気や 老化した 体に 
たとえ よくなかった と しても
好きなものを 食べた方が
体を 養えるん じゃない かって

「自分の 心と体が 喜ぶ」食べ物



 

『あれが 食べたい!』
心が 体が 喜ぶものを 我慢しない

体に いいからと 
口に 合わないものを
食べるのは 苦行だ もの

基本は 体に良い食を 選ぶ
けれど 食べて 心が 喜ぶものは
多少 体に悪くても 気に しない

あと 何回 好きなもの 食べられる
自分にも わからない だからこそ
そのとき 食べたいなって 思うもの
一食 一食を おろそかに したくない

好きなもの「あぁ! 食った」 
腹を さする 
心は 悦楽に遊び
体を 養生に 導く



 

「自分の 心と体を 喜ばせる」
食べものに 限ったことでは ない

病気などで 大変な 人こそ
自分を 喜ばせる

お風呂に ゆっくり浸かって
好きな人に 体を 流してもらう
好きな スイーツを 
楽しむ時間を 一緒に とる

また 気晴らしに 
海辺にでも 出掛ければ 
風に吹かれた 心と体が 喜ぶ



 

そう言っても やれ そうで
なかなか できない ことだから
他人から アドバイスされたら
『そんなこと 言われても!』と
素直に なれない かも しれない

それじゃ 
笑顔のない あなたに なってしまうよ
だから「自分を いたわりなさい」
それじゃ なきゃ 踏ん張れ ないだろ
自分に 優しくして あげなさい

自分を 喜ばせる ことは
何の罪でも ないの ですから

手探りで 抜け出して 得た
答えを 手に 日々を 歩んでいる

今度ネ そんな言葉 
もう 使え ないのだから
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アレちゃん
マリアちゃんは 達者だろうか・・
未練たら たら それは さておき──

美味しい 好きなものを 探すうち
道が できるわけ だが 
夜道は ヤバイね

辿り着いたは「夜の街」
脂粉と酒と香水で 
その気に なって
骨の髄まで しゃぶられて
財布は 空っぽ スッカラカン

お土産は コロナのお姐さん
夜のダバオ なみだ恋・・

老化劣化が 進んで 
チャリが ダメなら
電動カート が あるだろう

「飽くことを 知らない 好奇心」

ダウンタウン探索の 帰路に 迷って
ちょっと 心細かった 迷子の 徘徊老人
そんな気分に なれるのも 面白い・・

「どうされました?」と お姐さん

「ボク 迷子に なっちゃんたんです」
涙 ポロリ

かくして 恋が 芽生えたり・・

お姐さん 曰く
世間的には おじいちゃん
おじいちゃんと 言われて ました
私が 一緒に 出掛けても
介護している みたいに 
見られ ましたけど
私としては デートの つもり

で すっごく いいんですよ 
年上の 人って
落ち着くし 攻撃的じゃ ない

少し ダサさが 加わってくる
加齢を友に そのダサさに キュン
なんか よく分からない 言葉を 使うし
『アベック』とか 言ったり
『それ なんなの?』
そういう 会話が 楽しい

すごい ダサい服を 着て きたりとか
ちょっと 時代が ずれてたり すると 
それに すごく・・魅かれる

「同年代の ダサい男じゃ だめなの?」
お姐さんに そう 聞く と

私には
「同年代は やっぱり 強いんですよ
   イケイケと いうか エネルギーが 強い
   それよりも 枯れたハンターみたいな 
   その感じ それが 年上なの」 と 話した

「好きな おじさん」
「嫌いな おじさん」の 調査が あった

1位には それぞれ
好きな おじさん
「清潔感が あるから 好き」
嫌いな おじさん
「不潔・臭いが 嫌い」 

「これ 矛盾している」
お姐さん 激しく 食い下がった 

本当に おじさんが 好きだったら
臭うのが 好きな はず なんですよ
加齢臭は するもので 個性
それを くさいとは 思わない
懐かしい 匂いと 思うから 
好きなん ですよ

加齢臭は 魅力のひとつ 第1位
加齢臭は マスト と 言葉を 強めた

そこで オジさんと 
一緒に 暮らすことに なった
冷蔵庫 キッチン 風呂などの
水回りは 共同

食事は 自分の分は 自分で 用意
リビングで 会話しながら
一緒に 食べる

オジさんは
若い人を 応援するという 
コンセプトで やっていた

フィリピン・ダバオで 離婚後
部屋が 余って しま つた 
ただ その理由 だけで
若者に 部屋を 貸している

私が ソファで 
思わず 泣いてしまった 夜に

おじさんが
『今は マリアちゃんに とって 
   人生の 休憩期間だな』
そう 言って くれた・・

人生って 
休憩して いいん だって
思いもしなかった びっくりして
『休むという 選択肢も ある』
おじさんが さりげなく 教えてくれた

「人生は 遊び半分で いいんですよ」
もっと ズレちゃってて
いいんじゃ ないですか

おじさんと 出会ってから
救われた自分が いるの
オジさん 精神に余裕が あるから
他人に 優しくできる

自分だけを 考えてる時って
そう 深くは ならない
ある存在が 付け足される時
人は 心に もぐりこんで
相手に対する 感情の飛距離を 測ったり
小さな 後悔の中で
気持ちを 整える方法を 見つけたりできる

オジさんは 若くない 体力は ないけど
誰かを 思いやる気力 それ 充分に ある



 

一般的な 解答が ないものだから
大事なんじゃ ないか と 言う
若い人は 一般解答が ないと
すぐ イライラして しまう

ハッピーエンド づくしでは なくて
根本的な 問題解決も なされ ない
最終では「OK牧場」って 叫んで
その自信が オジさんの 胸にわく

ワイルドサイドを ほっつき歩け 
逆境なんの その 躍動する 生
まさに『百年と一日』だろ
ダバオに流れた 時間が
オジさんや その地に もたらした変化
その連なりが リアル 掌編物語


 

ダバオの オジさんたちは 
問答無用で おもしろい
ビール たばこ ドラッグ
セックス ケンカ くそったれの人生

スキンヘッドの こわもてオジさん
なってみても いいな
ファッキン オジさんの 誕生



 

ダバオのオジさんたち
人間にとって だいじな もの
他の 誰でもない 自分自身の生 
つかみとって 離さない



 

 

失敗上等 絶望なんて
上の階級の奴らが することさ
オレたちに 失うものなんて ない
まやかしの 希望なんて
捨て去るところから はじめようぜ

半ケツ だして
ワイルドサイドを 踊り狂え
まわりなんて どうでも いい
この我が身を 破裂させ
火花を 散らせ
生の躍動を 感じとれ

人を 好きで い続ける ためには

会っている時間を 楽しい時間に することよ



 

オジさんが ダメでも
そばにいる人が すっくと 立つと
ダバオは 正常な 空気に包まれた
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ダバオに巣食う 餓狼の前で
スッポンポンに なって
「ね 私は 危険な武器は 持ってない でしょ
   だから 手を 出さないでね」

これって ほとんど バカか キチ〇イ
年老いた 狼だって ムラムラして
「ええい ままよ! 
   あっちが 役立たずとも
   舌技が ある イザ!」って なるわな

「裸で歩け できる限り 薄着しろ」
そういう 人々 は
コロナの走狗で コロナの味方
コロナ革命で 美味しい思いを したい
トンデモ人種 ケダモノ 獣 ムジナの類



 

PCR検査で 陰性判定 喜んでも
翌日には 感染してるかも
じゃぁ 検査は なん なんだ

人と距離を 取れ 
それで 密集した スラムを 放置か
接触者を 追え! 誰か わかりませ~ん
手洗い うがい マスク 
それ ルル三錠の 風邪予防

コロナ治療法
「申し訳ない ぐらい 少ない」 

入院当初は 発熱ぐらいで 会話も できた

だが 翌日から 
血液中の 酸素濃度が 下がり
マスクを あて 酸素吸入を 始めたが
酸素濃度は 上がらない

3日目には
息苦しさを 感じるぐらいまで
悪化したものの 苦しさは 訴えなかった

翌4日目 オジさんは
意識を失い オラ 死んじまっただ~

団塊同志諸君 感染から 身を守ろう
ウイルスに抗う 気力 体力 我々には ない
ま! 注意していても 万一 感染したら
体力 免疫を 叱咤激励するしか 出来ない

この モヤモヤ いつまで か 
自粛だ 経済だと ジタバタ騒ぐ
ホコリが 立つから 止めなさい
バカバカしくなって きただろ  
自由を奪うな 日常に戻ろうよ 

結局は 集団免疫を 獲得するか
ワクチンを 地球人全員 接種しないと
コロナ騒動は 治まらない

その ワクチンだって 
どうなるか わからない
ワクチンは 健康な人に 打つ
リスクを承知で 病人に与える
特効薬とは 全く違う
副障害を 伴わないワクチンは
存在しない
 
ワクチン 供給されるのは 
来年の 桜の咲く頃
みんなに 行き渡るのには
相当な 時間が かかる

世界に 万遍なく 供給されるのに
2年程 要すると見る 正しい観測

世界の空港が 検疫なしの ノーマル
海外への行き来が 正常に 戻るのは
3年先に なる 航空業界のコメント
大量解雇 来年の 新規採用取り消し

そんな 中で 
オリンピックの話を するなんて 道化

ワクチンも ITでも マスクも
日本って 何の技術も 生産力も 
もはや 無かったん ですね
いつのまにか 正体が みえない国に?

ワクチン開発 ひとつ とっても
自国の経済活動や 軍事活動を
いち早く 回す きっかけに なり
ワクチン提供で 他国に 対して
政治主導権を 握ることが できる

ワクチン開発は 医療の枠を 超えて
経済や外交 軍事にも 影響を 与える

こう言う 時こそ 
米国は フィリピンに 
ワクチンで 救いの手を 伸ばす
そうすべき では ないのかな
南シナ海の 安定にも 繋がる

2022年 3年も 経過すれば
亡くなる人は 積み重なるが
コロナウイルスは 自然収束

「ロング・グッドバイ」と 呼んでいる
長い時間を かけて 
だんだんと 遠ざかっていく
コロナを うまく表現した 言葉でしょ

死ぬこと なんて
考えても わからない
コロナが 嫌なのは
入院するのが 嫌だから

死と いうのは
意識が なくなって
醒めないだけ なんだから
今夜 寝るときと 同じ

死を 怖いとか
そんなこと 考えても 仕方が ない
明日 目が覚めて 意識が 戻ったら
生きてた と 思うだけ

周りは 
ガッチリと 本当のことで 固める
その 真ん中で 思い切り ウソを つく
それが コロナと政治との やりとり

これ 本質だと 思ってるん だけど
政治だって 絶対に どこかに 
バカ バカしいところが ないと ダメ

だから 笑っていこう 笑っていよう
「小児科」は「こじか」と 読もう

しょーが ねえ なあって 
政治を バカにして
こっちも バカに されて 
それで いいんだよ

くだらない事柄が 人を 幸せにする

真面目 一辺倒の 政治は
面白くもなく 受け入れられない

たたかれても 
面白い主張を ばんと言って
国民に 旨い料理を 出さなきゃ

政治って もっと明るく 光り輝いて
暮らしの面白さに 期待を 持たせるもの

でも 政治家に 熱が エネルギーが ない

挑む セックスファイトは パワフル
バカバカしくも ユーモアに 富んだものだよ
◇◆◇ ──────────────────────