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ダバオ通信 ヤン爺のラストライフ・ダバオ
Last Life Shift In Davao Philippines

フィリピン社会に戸惑う ダバオ隠居物語
「団塊 百年の孤独 老いの抗い」
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ダウニング街 10番地からの手紙
イギリスの ボリス・ジョンソン首相
インターネットが 上手に見られない
高齢者なども 理解できるように
英国民 一人 一人のために 手紙を 送った
切手無し 宛名無し
一枚の便せんの 裏表に書かれて
投函された
ジョンソンさん あなた こそ
さぞ コロナで 苦しくて 辛かったでしょうに
よほど 国民の事が 心配だった
「家から 出ては いけません
多くの人が 金銭的な影響を 心配している事を
私は 理解しています
イギリス政府は かならず 助け舟を 出します
何千人もの すでに 現役を退いた 医師たちが
コロナウィルスと 戦うため
また 現場に戻ってきて くれて います
何百 何千もの 一般市民も
ボランティアで 最も 困窮している人々に
手を貸して くれて います
これこそ 皆で コロナウィルスに 打ち勝てる
英国精神です」
日本の 為政者のように
安直に 専門家が どうの・・とは 言わない
すべて 自身の言葉で 必死に
国民に 気持ちと 決意を 伝えていた
簡便な言葉に やさしさが 力強さが ある
誠の心が 滲み出ている EUのリーダーたち
我々 フィリピンに 居る者も
一歩 一歩 蔓延防止が 進んでいると 信じる
愛も希望も信仰も 大切な物は 目に見えないから
やさしくネ やさしくネ やさしいことは 強い
時に 心が 狭くなって
自分の正当性ばかりを 主張しようとする
自分を 省みる
永田町から マスク2枚の郵便
首相の主導で 488億円 税金が 使われた
国民は 本当に 欲しがって いたのですか・・
あなたの 心と躰 お変わり ありませんか
ヤン爺です 今日も ダバオから
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「サザエさん」は 七人家族
「ちびまる子ちゃん」は 六人が 一緒に暮らす
三世代が 屋根の下 フィリピン母系家族が 織りなす
自粛物語も 4/30日まで 従順に従う 人々
状況を理解し 政府を信頼している
住宅地に 居住者以外 立入り禁止
ダバオ市政府は 人々の移動を 更に制限
食料品・薬品パス(FMパス)の
使用日制限を 設けた
自分の 管理番号の 最初の数字は 奇数の3
月曜 水曜及び 金曜日に 外出が 許される
違反者は 法により 処罰
家族は 一人しか 入店できない
スーパー入り口に 列は 無くなった
検温 消毒で店内に 客は まばら
生鮮野菜に 元気が なかった
セニア・レジ 今日は 開いていた
FMパス 日曜日には 使用できない
スーパーマーケットと食料品店は
日曜日に 店舗消毒
ドゥテルテ大統領は
孫の誕生日も 自宅がある ダバオ市に
帰省できなかった と 肩を落とした
市長を務める 娘のサラが
一般市民と同様に 入境を 認めなかった
外出制限が 始まってから
1カ月以上が 経ち
精神的な苦痛は 限界に達しそう
ウイルスの感染者数は 一進一退
今が 踏ん張りどころ
ビールが あれば 耐えてみせる なんて 軟弱
だけど 気分が しょぼくれるのは まっぴら
ダバオ最大の夏祭り「カダヤワン」
8月に行われる 収穫祭 今年は 中止

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化け物が 現れ 人間世界に 住みついた
住みやすいのか 長居している
そして 仲間を増やし 続けている
化け物は 高齢者が 大好きで
取り付かれた 高齢者は
みんな 死んで ゆくとか
宿主である ヒトを 殺す
宿主を 失い ウイルスも 死ぬ
あるいは 宿主を殺さずに 共存しながら
次々に 新しい宿主に 移り住んで
自らを 増やすという 生き残り
三十歳も 若作り したとて
高齢者に まちがい ない と
化け物は 見破る
ぞっとしてください
自分が 死んだことも わからず
どうして 今夜は いつもの連中が
酒呑みに 一人も 集まって こないの かな
不審がって いる
あの世に 期待は なにも ありませんョ
化け物 おまえを 知れば 知るほど 不安
命は ひとつ 人生は 一回
余生を おまえに ぶんどられて たまるか
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先日 同じく こもりっきりの
大切な人から 電話が あった
「お米あるの ポークは・・ 届けようか」
フィリピン人が お米の言葉を はく時
命 大丈夫? そう聞こえる 緊迫感
大切な人の 気持ちは 心強かった
独り暮らしの 自分は きっと
「家に こもること」への 耐性が ついている
1日ずっと 家にいた その毎日が 珍しくない
人間に とって 自由な習慣を
不可抗力によって 歪められたら
精神的なバランスが 崩れて 当たり前
家庭内暴力が 増えている と いう
コロナの副作用を 言い表していた
不安定で凶暴な 気持ちになった時 笑おう
志村けんと石野陽子の就寝コントが 潤滑にする
https://www.youtube.com/watch?v=z7IL76QndCc
「そこまで ゆう」の 動画 イラッも 溶ける
夫婦で 真似したら・・ はい! 仲直り
いまさら なんて 言わないで
大切な人 奥さんでも 子供でも
おしゃべりする 相手の ことを
より 深く知る
時間は たっぷりある
いま 深刻な 状況だ けれど
コロナは いつか 終わり 日常が 戻る
その時 大切な人と 一緒に 前を向くため
今こそ 会話を 重ねる
そして 何が 変わるのか 考え 行動に移す
生活を 正しい位置に 戻す
転んで 目の周りに 青痣を 作った
人から「どうした!」と 尋ねられる と
「女房に 殴られたんです」
そう言うのが 嬉しくて
「世の中 何でも 安心してちゃ だめ」
大切な人の 言うことを 聞かないと
或る日 捨てられるかも しれない ・・
人は なにかが 起きたとき それぞれが
「自分にできる範囲で できることをしよう」と
行動に移すもの それが 人間だからネ
ひとり 一人が 判断し バラバラに 逃げたから
津波を逃れ 命を 失くさずに 済んだ
コロナから 自分を守る 家族を守る
あなたにしか 出来ない

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安倍首相 この人 まともじゃない
現実が見えず 何が正しいかの
もう 判断も できなくなっている
家で 犬と遊び お茶を楽しんでいる姿を
アピールし 不快を 逆なでした
国民に 自粛を なぜ させられ ないのか
外出してる人を 放置すれば
家に 籠もっている 人から
「自粛してる 自分たちが バカみたい!」
「もう やってらんねえ」 と
行動制限の放棄が 続出する
この鬱憤が 原因となり
衝突や 暴力沙汰が 起こる
公衆衛生上の 必要性を 痛感しながら
決意を示す 大統領の もと
短期決戦に 臨んでいる
フィリピンの状況とは まるで 違う
感染事態 超長期化の可能性も ある 日本
フィリピンでは「ムチ」の政策を 支持している
日本で これほどの 支持を得るのは 難しい はず
感染症対策で「ムチ」の 手段が 取れない 日本
様々な問題を これまで 放置してきた ツケが
今に なって 回ってきた からだ
さらに 酷いのは 政治家が 会合を 誘発していた
「なにも できるわけがない ただ お願いベース」
世界各国が 経済回復のギアを
入れ始めた段階に 入っても
日本だけが まだ 終息させられず
各国からの渡航も 制限された ままで
「独り負け」の 状況が だらだらと 続く
日本人は「規律を守る」国民と 言われた
なぜ 日本人は 自粛要請を 無視するのか
「無症状の感染」という 概念を
理解できて いない 日本人
「自分が まさか 感染しないだろう」
「自粛は そこまで 厳格に しなくて よい」
その感覚に なってしまってる
日本社会は これまで
「そのくらいで 休むな」と
根性論を 振りまいた
「学校や仕事を 休むこと=悪」
「皆勤賞=善」という 定義付け
「多少の風邪なら 無理すべきだ」という 文化
何十年も 積み上げて きた
今 急に 逆のことを 言っても 一貫性が 無く
自粛無視を 咎めるのには 無理が ある
能天気な 政治家たちに 自粛と 言われても
国民が 勝手だからでは なく
今日までの 感染 政府対応が 不十分
国民との間に 信頼関係を 失った
更に ばかげたCMに 都民の税金を 使う
都知事は 公金を 再選の道具として 利用
こんなこと 許されるわけが ない
これほど 無神経な政治家を 他に 知らない
極めつけは
GWの 高速道路割引中止の いやがらせ
その 横では 10万円を 配ってる
そんな 幼稚園な 自粛の お願い
もう 延々と コロナと 遊んでなさい
そんな事しか できない
日本の首相 首都の知事
どれほど 苦しんでいる人が いて
怖い思いで 仕事をしている人が いて
どんな思いで 国民は 毎日を 暮らしているのか
想像力のカケラもない人に 政治は 出来ない
「バカな大将 コロナより怖い」
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女優の 杏さんが 投稿した 動画
命のスペアは ありません
青くなって 尻込みしなさい 逃げなさい
死んで 神様と 言われるよりも
生きてバカだと 言われましょうよネ
奇麗ごと 並べられたときも
その命 捨てないようにネ
詞に乗せて ささやくように 歌う「教訓」
自分のことを 守ることが
外に出ざるを 得ない人を 守ることになる
利己と利他が 循環するように
一人 ひとりが 今 できることを
自宅の本棚の前 子供が 本を読んでいる
その横で 歌声を 響かせていた
https://www.youtube.com/watch?v=8Oo_DaRTJWM
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明日 終わっちゃう かも しれない
それは いつだって そう
今日と同じ 明日は ない
いつだって「自分最後の日」を 生きている
その事を 自覚した日 人は 人に優しくなる
ならば 何を 恐れることが ある
そんなこと 一人 思った 真夏の夕べ
普段なら 右手に 酒のグラス なのだが・・
家庭や社交の場で さまざまな人の 喉を潤し
また 普段は できないような 会話の
潤滑剤とも なってきた ビール
「ビールを 最高に 楽しみたいから」
封鎖解除を 静かに 待機
古い友人や 知人が 次々と 先立っていく
ほとんど 自然な感じで 受け止められるのは
自分が 高齢のせいだろう

こんな 話を 聞いたことが あった
南極などの極地では 長いあいだ テントを 張って
くる日も くる日も 風と雪と氷のなかで
じっと我慢して 待たなければ いけない 時が ある
どういうタイプの人が いちばん 辛棒づよく
最後まで 自分を 失わずに 耐え抜けたか
それは 必ずしも 頑健な体を もった
男らしい男と いわれる タイプの人では
なかった そうだ
南極で テント生活を していると
どうしても 人間は 無精になるし
体裁を かまう必要が ない
身だしなみ などと いうことは
ほとんど 考えなくても いい
にも かかわらず なかには
朝起きると 顔を洗って ひげを剃り
服装を ととのえて 髪を なでつけ
顔をあわせると「おはよう」と あいさつし
食べるときには「いただきます」と 言う人が いる
こういう 社会的マナーを
身につけた人が 意外に しぶとく 強く
厳しい環境のなかで 最後まで 弱音を 吐かなかった
礼儀 身だしなみ
こういうことは 極限状態の なかでは
最後に 考えることのような 気がする
しかし 実際には そういう なかで
顔を合わせれば きちんと「おはよう」と
あいさつの できるような人
「ありがとう」と 言えるような人
朝 ほんのわずかの水で 顔を洗い
ひげも剃って それなりに 服装を ととのえ
そして他人と 礼儀を 忘れずに
接するような人が 逆境に 強かった
その話しが 今も 強く 記憶に 残っている











