□□■─────────────────────■□□
ダバオ通信 ヤン爺のラストライフ・ダバオ
Last Life Shift In Davao Philippines

フィリピン社会に戸惑う ダバオ隠居物語
「団塊 百年の孤独 老いの抗い」
□□■─────────────────────■□□
最近 何に一番 興味があるんですか? と 聞かれた時に
とっさに「本当のことが 知りたいんです」と 答えた
目先のこと 表面的なことで なくて 深層を知る
こっそり変更→ひっそり修正 嘘 廃棄 不正の裏側
経済も 外交も 安全保障も 社会保障も
ごまかし その場しのぎの 言い逃れ
政治家は 助かるかも知れないが
国家 国民は 決して助からない
米中の間で 今 起きている事の内側の真相
情報を隠蔽・操作し 自らの権限を 行使する
日本で あっても 民主的説明責任が
国民に 十分に なされているか と言えば ノー
ダバオが 感じがいい街かと 言えば ノー
道に 開け放たれた 店の入り口 そこに 並ぶのは
安そうな靴 子供向けのおもちゃ 使い古した下着
安そうな食堂も多い どう見ても 雑多
安さを前面に出す 街全体に 品が ないのだ
給料が出た日 家族をレストランに 連れて行く
そんな需要に 経済は 支えられている 単純な本当
知りえなければ 虚無 本当の事って なんなのだ
その複雑な 都合のいい偽装より
単純な本当を 自分は 知りたい
現実は そんなもんだよと 片付けてしまえば お終いだ
人から「最近 おすすめの映画 ありますか?」
急に聞かれると なかなか 思いつかない
結局 いつも 昔の映画を 答えてしまう
映画の好みというのは 人 それぞれで
趣味が 合わなければ いくらすすめられても
退屈に感じるし 期待しすぎると
つまらなく感じたりも するから お勧めは 難しい
先日 そんな話を していたら
『フラガール』を まだ見たことがない と・・
「えっ!絶対 見た方がいいよ」と 言ったあと
「いいなあ これから はじめて
フラガールを 見られるなんて・・」
若い頃は「知らない」と いうのが
恥ずかしいことのように 思えて
手当たり次第に 音楽や映画を あさっていた
けれど 今は 知らないことは
聞いた事が無い 見た事が無い 読んだ事が 無いことは
それは 楽しみを 新発見することなのだと 知った
自分が 真理につながっていく事に
時間を かけているのか
少なくとも 意識をもっているのか などと
自分を 俯瞰して 距離をもって 見ている
何やら 小難しい 言い方になってしまった
知らないことに 距離が あることで
より見えてきて 近くに感じる事の なんと多いことか
ごきげんよう
みなさんの心と躰 お変わりありませんか
ヤン爺です 今日も ダバオにいます
過去の yahooブログのアドレスは 以下です
https://blogs.yahoo.co.jp/konobukonobu2000/18642110.html
■□■□■──────────────────────
1964年 東京五輪 会社員の月給は 5万円だった
フィリピン 現在でも この水準には 達してない
常識とは 世間で 一般的な意見 考え方のこと
「金儲けと 自分のことばかり考えている人」が 保守で
「みんなの幸せを 考える人」たちが 革新だと
すごく 大雑把だけれど そう おもっていた
まあ 少年期の世界観としては しかたのない ところ
学生運動が 盛んだった 学内は 吹き荒れる闘争の嵐
若者が 政治的発言を繰り返し 体制に歯向かっていった
フォークソングが歌われ ロックミュージックが生まれ
ラブ&ピースが叫ばれ サイケなファッションが 流行
ヒッピー文化が 世界を席巻していった 若者意識の開花
そして 何となくそれらすべてを「左翼的な存在」だと
青年期の自分は 深く考えずに そうおもっていたし
そういうふうに とらえていた 大人も 多かった
「若者の反抗心」は すべてそのまま
「左翼的な運動」と つながっていた
映画イージーライダー 夢のサンフランシスコ
1980年代の 半ば ころから
まじめに話し合っている 連中は
「なに 暗い顔してんだよ!」と 背中を どやされ
「外で 遊ぼうよ」 と
軽やかに行動する 連中が 牽引する
借り物 欧米文化に 触発され 真似をしていた
海へ山へ ディスコへと 活動する若者が とにかく目立ち
真面目な連中は「暗い!」と 揶揄され 見放されていく
あきらかに それまでの まじめ文化に対する反動だった
「軽チャー」と さえ呼ばれた
赤プリこと 赤坂プリンスは 若い男女の 愛のメッカ
異様な 好景気にも 支えられたが
あっというまに 1980年代文化は 衰退していった
当時 おおくの若者が 夢想していた
理想社会への望みを 捨てたわけでは ない
何か 機会があったら 若かったころの おもいに
忠実な行動を とりたい そういうふうに
考えている人たちが けっこう いた
2009年 バラク・オバマが 大統領に就任
この年の夏 大原麗子(62)が 死去
同じ夏 選挙に大勝 民主党政権が 誕生
その時 世代の思念が 奇妙に動いたように 見えた
あれは 左翼思想を支持した 人たちの
不思議な行動だったのでは ないか と 自分は 思った
多くの人が 語り あの時 考えたことを
とても 大事にしているのが わかった
思想を 第一に考えていた時代だった からこそ
言葉にされない「気分」と「空気」の ほうに
時代の本質が あらわていた
自分は 常識に とらわれない方かも しれません
■□■□■──────────────────────
個人でも 国家間でも「自分さえよければ社会」
世界は「開かれた社会」を つくりたいのでしょうが
民主主義は 明らかに弱体化・後退した
中国は 共産一党支配 独裁政権を 露わにした
経済的に豊かで 強く 機械学習や人工知能が
最も発展した国 そんな 独裁国家を 危険視する
開かれた社会という
コンセプトを 信じる人々にとって
習近平は 最も危険で 手強い人物となった
アメリカは 全世界を 味方に引きつけ
危険な中国を 叩き潰さなければ ならなかった
トランプの 戦略のなさで 味方を失い
アメリカの国際覇権力は 弱体化した
「宇宙軍」にしても 中国に遅れて 着手した
知的財産の盗用などで 非難を浴びている
中国企業のZTEや ファーウェイには
アメリカは 断固とした対応を 取るべき
米政府は これら企業を 放置しては ならない
厳しく 取り締まらなければ 中国の覇権力は
世界随一に 強化されてしまう
「中国を ハイテク市場から 追放」
「中国経済を 破壊してしまう」と いうことです
「ひとつになって 中国と戦おう!」と いう
世界機運に なっていかなければ ならない
それほど 世界に取って 危険な中国
そんな情勢下で 日本政府は
「中国との関係改善を しっかりやっていく」
などと いっているのは 危険を 察知してないからか
日本は 中国共産党に 不用意に接近すれば 痛い目に合う
そう ならないよう 総理には 覚醒してもらう必要が ある
対中外交 間違った道に 進めば 日本は 滅ぼされる
■□■□■──────────────────────
無国籍 真っ白い タイツマン二人が 向き合って
くっついたり 離れたり 人間って いいね いいねって
繰り返し 繰り返しパフォーマンスしていた
人間って いいね~って 一緒に 楽しんでしまった
間 距離で 気づくことは たくさんあるとも 思った
人間って 人の間(あいだ)って 書く
間が あって 人と人が 認識しあって
近づいたりも できる
間が なかったら 人は くっつき 過ぎて
隙間がなくて 出会うことを 認識できない
家族とか 身近な人が いると
在るのが 当然になって きてしまい
ありがたみも 忘れ しまいには
些細なことにも 苛立ったり してしまう
いざ 旅にでたり 離れたりすると
大切な人の 内面のほうが 急に立ち上がってきて
理解できたり 急に 愛おしくなったりして
会いたくなったり 話したくなる
その 大切な人の輪郭が 鮮明に見えてくる
親密な交友を 楽しもうとするなら
二人の距離は 遠く離れていた方が いい
あまりに しょっちゅう顔を あわせていると
お互いに 新たな価値を 身につける時間が ない
頻繁に会わなくても 大切な 心のこもった付き合いは
十分に 続けられる
■□■□■──────────────────────
アルツハイマーが 進行中の夫と
末期がんに 侵されて 余命 僅かの妻が
夫婦でしかわからない 距離感で 旅をする
映画「ロング ロングバケーション」
いつ壊れても おかしくない
愛車のキャンピングカーで
ボストンを 出発 キーウエストに向けて旅する
ジャニス・ジョプリンや キャロル・キングの歌声
二人が 突き進む珍道中の お供である軽快な音楽
旅先で耳にする その土地の音 それらが 映画を彩る
共に 歩んできた人生を 追懐しながら ひたすら南へ
小気味よい 2人のやり取りは 軽妙洒脱な コメディ
2人は 一緒に過ごしてきた時間に 向き合う
それは すべてが 順調では なかったかも しれないが
2人にしか わからない 人生への感情が 詰め込まれた時間
この夫婦には「愛」という 言葉よりも
「ラブ」の方が 観ていて しっくりくる
それほどまでに イケてるカップル
お漏らししてしまった夫が パンツを 取り替える時
なぜか 勃起した性器を 妻の前に露わにする
「やぁ・・」と 言いながら
「勇ましいわね でも 臨戦状態は 解いて」と 答える 妻
「ジョン 何してるの? 」と 聞き返すと
「試そう・・ ちょっとで いいから」と 呟きながら
「ちょっとだけ・・ 入ってる・・」
「そうね 奥まで入ってる」「じっとして」
「イキたくないの? 」「これでいい」
「ジョン 心の底から愛してるわ」
「二度と 離れないでくれ」「分かった」
「約束だ」「約束する」
二人の会話は 静かに続いていく
アルツハイマーにより
現在と過去の意識が 混濁する夫と
それについ 根負けしてしまう 妻のやりとりは
可愛らしくて 可笑しい
時おり「過去」を 生きる夫
その夫に 手を焼く妻は 確実に「現在」を 生き
終わりに 向かっていく
夫が 今 この時を 忘れ あの頃を 生きることで
妻もまた ほんのひととき 若き日の自分を 生きる
あの頃の 熱い想いが 蘇ってきたり
知らぬ方が よかった秘密が あらわになったり
孤独も 老いも 認知症も がんも 死も 旅のなりゆき
悲しみも 苦しみも・・ 笑顔に かえて
もう それだけで 愛おしい
長年連れ添った 相手に対する 生の終わりへの 思いやり
人生を 生きてみても人生とは 何んなのか 分からない
わからないのだけれど わからないこそ 人生は
悲しく 面白い だから 人生 生きることは しんどい
間 この二人の距離が あるからこそ
気づけることって ある
人と人だけで なくて
人と仕事 社会との距離
人間と自然との距離 国と国との距離
いろんな事に 置き換えられる
今の 自分はね
ちょっと いろんなものから 一旦距離を置いて
自分と ゆっくり相談しながら
これからの 時間の過ごし方 交友のあり方を
考えたいと思っている
■□■□■──────────────────────
気持ちに 寄り添ってフォローすることが
必要であるのに 失敗を 責めてしまう
つい身近な 大切な人の弱点を 攻撃
大切な人を 大切にしたいのに・・
生きている人で あれば
いつまでも 在るとは 思わずに
大事な人 大切な人の 目をみて
共にいる時間を 余さず 愛でる
肩を組んで 揉んだり さすったり
抱きしめたり 髪を なでたり
「うまいよ~」と 一緒に食べたり
スープに 少し硬めの細麺が よく合い
なんだか ホッとするね なんて 言いながら
レンゲに乗せた ワンタンを 口に運べば
プルルンとしていて エロい歯応え
味付け 肉のうま味と どれもが 完璧
思わず 抱き合っちゃったよ!
うまい こりゃ~ 酒も 飲みたくなる
世界共通の 笑顔になれる 瞬間
食べながら 女の体温や 皮膚を 感じている
昼間に ビール これぞ隠居! 至福の大魔王
初めて入るレストラン メニュー チェツクで
ビール代が 高ければ 楽しめず 足は遠のく
ビール小瓶 60ペソまで
それが 50ペソで 出されたりすれば
単細胞の独居老人は 歓喜し つい過ごす
年金生活者の 率直な気持ち うれしいんです
ダバオで 外食は高く
レストランなど 限られた 人だけが 行ける特別な場所
だから 安い食材で 工夫して おいしいものを 自炊する
そんな 毎日を 楽しまないと それが 何でも無いが 普通の暮らし
朝起きては「今日 なに食べる?」
夜は「明日の晩御飯 なににする?」と 毎日 話しかける
キャベツが 柔らか かったから お味噌汁に入れよう
冷凍しておいた そら豆で 炊き込みご飯を作ろう
冷蔵庫や 店先に並ぶ食材を
あれこれ 頭のなかで 組み合わせる
「食は楽しい」という 感覚を 大切な人とシェアしたい
人 食べること 作ること 好きなものが 明確な人は ぶれない
酒席では 陽気な盛り上げ役だ 少し お酒が進むと
「昔 おれが 認知症だった時・・」と 話し始めて
同じ認知症の 飲み仲間から「今もでしょ」と 突っ込まれ
「あれ?」みんなが 笑いに包まれる
都々逸に こんなのが
酒も 博打も 女も知らず
百まで生きた 馬鹿がいる
よく無事に この歳まで 生きて来られたもんだ
ただ ただ運が よかった ツイてた それなんだよ
集団就職の少年たち 金の玉子 5年後 高貴高齢者に
目出たい ばかりじゃない 既に 亡くなった方も 多い
長生きし過ぎた事を 悔やんでいる人だって いる
長生きしてれば いい事ばっかり じゃないからね
困難が 重なる時だって あった
今でも 生活費のために働く人は 人生が 長くなって
『しんどい』と 多くの老人が 嘆いている
健康寿命 男72歳 平均寿命 81歳
自分は 健康寿命を 過ぎた
これから 平均寿命まで 9年
「長生き し過ぎたのが 悪かっ・・」
長生きを 後悔する そんな日本社会であれば 醜い
さて どうしたら これからを 生きていかれるのか
この所 なんだか 心穏やかな時間が 多くなっていた
以前なら しなかった『何も考えず ゆったり過ごす』
そんな 時間が 持てるようになった 自分の自在の老いか
「老化なんて まだ 早いでしょ!」そう 言われ
うのぼれて 余裕たっぷりに 一蹴していたが
やはり心は複雑 体は正直 誤摩化せなく なった
もう イヤなことは したくない
つまらない人には 会いたくない
好きなことだけやって いいとこどりで 生きる
自分に 最後の褒美を 上げるつもりだよ
残された日々は 自由奔放にと 思うけれど
体が 思うように 動かなくなって きている
長い距離は 疲れて歩けない 足の衰えに めげる
行動範囲が 狭まってしまう そんな事 言うと
「そりゃ あなた 健康だから」まだ いい
持病など 抱えていないから そうだね 有り難い
老化は 避けられない 外出も ままならない
目は かすむ 記憶力も衰えた ナニクソと思うが
無駄な抵抗 年相応の不自由は あります
この年に なったら
みじめったらしく したくない
みすぼらしく したくない
見栄を張って 胸を張って 上を向いて歩く
足下 つまずいて ころばないように 気を付けながら・・
■□■□■──────────────────────
山里に暮らす 老人四人組
ある日 冴(さ)えない中年男が 現れ
「世の中に 必要と されていない・・」
意味なく むだに生きているだけと 嘆き節
大根干しの準備に 忙しい 四人組は
仕事にも 繁殖にも 意味が 要るとは
なんと「肩が凝る」ことよ
だったら 意味など 考えずに 生きてる
俺たちは 自由そのものだと 一蹴する
「悩まなくても いいことで 悩んでいる」って
もう 繁殖も しないし
生きる意味も もたない 俺らの自由に 乾杯!
まじめな領域で ふまじめを 起動する
厳しい問題が 目の前に あるからこそ
あえて ふまじめに 徹することで
関わってくれる人を 増やし
社会全体で 考える思考回路を 作りながら
未来に手渡す
だからこそ しかめっ面せずに
酒や肴(さかな)を 片手に
ふわりとした 観光客のように
ふまじめに 対峙して いこうでは ないか
代わり映えのない 毎日
それは 自分のための 大切な時間を
確保してるって ことだ
書きたいものだけを 書いているので
やめたければ やめる
自分を 相手に 言葉を 交わしながら 書く
自由解放の心地良さが ある
■□■□■──────────────────────









