乳ガンの疑い~ | 乳ガン日記

乳ガン日記

簡単に記録していこうと思う。

3月、右胸にチリチリと摩擦熱のような痛み。

病院でマンモグラフィー、超音波。
数個の星のような物。
石灰化?
良性か悪性かを調べるため二週間後にマンモトーム生検を受ける事に。
一週間後の検査結果…良性だった!
半年後の経過診察で問題無し。

そして10月。
マンモグラフィー、診察だけの予約で病院へ。
マンモ、右はすんなり終わるが左は2、3回繰り返しでなんとか終了。
二時間近く待ってやっと診察、
今回も問題無し、経過良好

かと思いきや…

「左胸にしこりがあるよ」

……え?

すぐさま超音波、やはり1㎝ほどの塊がはっきり写ってる、と先生。
その場で即、細胞針。
マンモトームよりは細い針だけどちょっと怖い。なんせ、マンモトームでは出血が酷かったらしいから(麻酔してるしうつ伏せ状態で気付かない)
細胞針は仰向け、麻酔も無く、刺した後スポスポ吸い取ってる感覚がリアルにあった。
痛みは若干、後からズキズキした。
結果は一週間後。
次も半年後と思ってたのに、また来週も来なきゃいけないのか…

一週間後、また二時間近く待ってようやく中待合室へ。
この時、年配の看護士さんが「付き添いの方がいらっしゃったら一緒に入っていいですよ」と言ってきた。

イヤな予感…

つい、「良くない結果と言う事ですか?」
と睨みつけてしまった。
慌てて看護士さんは「み、皆さんにお声かけしてるんですよ」とバツが悪そうに無理やりな笑顔で言う。
なんか変に確信してしまった、絶対悪い事言われる、と。

二週連続で来てくれてた母に、(おいで)と手招き診察室へ。


結果、悪性。乳ガンで間違いなし。


予感が当たった…
母も自分も涙は出なかった。

すぐに手術の予約を決められて、今からいくつかの検査をしなきゃいけなくなった。
持病に喘息があるのと転移が見うけられないだろうから骨シンチとMRIは省くね、
って言っても、
採血、肺機能、心電図、レントゲン…
バタバタと済ませてクタクタ…
また戻って入院に関しての説明…
1日フルに病院内を走り回らされたおかげかショックとか悲しむとかの余裕が無かった。

自覚症状も無いし、まさかの左胸でフェイント食らった感満載
未だに乳ガンになったなんて信じられない。