就職人気企業ランキング
「自己分析」、「差別化」、「自己成長」、「社会貢献」・・・。
学生が「就活」で企業を選別する際、様々なことを考え、結論を出していきますね。
特に今は景気が悪く、なかなか就職が決まらないようで、本当に大変そうです。
昨年末、大学のゼミの後輩と話していたとき、心からそう思いました。
先週、日経新聞に就職人気企業ランキングが出ていました。
数年前と同じ顔触れが上位にランクインしており、これって何のためにやっているのかななんて思いながら見ていたのですが、志望理由をみて一層その疑念が深まりました。
私が以前所属していたM銀行の志望理由に、「社風」、「仕事のやりがいがありそう」との理由があったのです。「知名度」、「規模」、「安定している」、「給与が良い」などが上位に来るのはまあ分かります。
しかし銀行に社風ややりがいを求めるのはどういうことなのか。
自社の社風がいいなんて考える銀行員を見たことはないし(いたら紹介してほしい)、貸し渋りや通貨オプションの抱き合わせ販売の問題などが新聞や雑誌を賑わしている現状を考えればいかに銀行員がエグい仕事をしているかなんて一目瞭然でしょう。いわば「知名度」、「規模」、「安定している」、「給与が良い」などの条件と引き換えに、「悪い社風」と「やりがいのない仕事」を耐えているのが真実なのです。
それがなぜこういったアンケートの結果になるのか。
就職情報会社と人事部の情報操作、その情報を都合よく解釈するしかない学生の妄想力の限界ということになるのでしょうか。
学生は有名、安定→社風が良い、やりがいがあるというステレオタイプの思考を改めないといけませんね。何の相関性もありませんから。
ただM銀行に社風ややりがいを求めて入社するようなバカは就職できなくても文句は言えないと思います。明らかに情報収集力に問題がありますから。
そうは言ってもなかなか難しいんでしょうね。
何か良い方法はないものか。
