新春初撮り-リベンジ京阪 | 「はなぶさ」に集まる仲間たち

新春初撮り-リベンジ京阪

 正月休みとそれに続く土日休み、いかがお過ごしでしょうか?


 さて、正月早々、大変あせってしまいました。撮影したカメラの画像がパソコンに送れないのです。ブラウザソフトにも画像が出ない。ただ、ファイルソフトで見る限り、データはある。理由を考えると、どうも年末にサービスセンターでやってもらった、カメラのファームウェアのアップデートが原因らしい。

 そこで今日、電話で確認すると、どうやらカメラから取り込むためのパソコンのソフトと現像ソフトがアップデートしていないのが理由とのこと。そこでソフトをダウンロードし、パソコンにインストールしてようやく無事にコピーできるようになりました。てっきりカメラの故障かと思い、カメラをサービスセンターに持っていく準備までしてしまいました。カメラのファームウェアをアップデートしたら、こういうことがおこるということを、ちゃんと説明しなよ>C社サービスセンター

それとも、そんなこと常識??


 閑話休題、せっかくの正月休みなので、どこかに行きたい。しかし、近くで撮りたいものがない、と言っていては休み中、どこにもいけないので、頑張って大阪まで京阪旧3000系を撮りに行ってきました。11月の「洛楽」運転時にロケハン不足でうまく撮影できず、失敗したリベンジです。まあ、今時、頑張って撮りたいものというと、これくらいしかないかな?


 最初の目的地は出札掛さんも撮影された西三荘。光線の良い時間帯にここまで行こうと思うと、18切符ではチト苦しい。そこでやむをえず新幹線。もちろん、早得切符ですけどね。

 まずは、関目で淀屋橋行きを撮影。夏は10時過ぎでも陽が顔に当たらなかった記憶があるけれど、さすが冬の光線。すでに顔に陽は当たってます。それは良いけれど、建物の影がいかにもうるさい。まあ、これでも少ない駅を選んだのですが・・・・。


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 今回は、こうしたこともあろうかと、APS-Cのカメラをメインにしました。よってレンズは300mm相当です。

 続いて普通に乗って西三荘へ。さすがに前回よりも同業者の数は少ないけれど、それでも10人ちかく居ます。


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 適当に割り込ませてもらって撮影。この立ち位置も300mm必須です。できればもう少し長い方が良いけれど、そんなレンズは普段使わないから、持っていない。残念。ちなみにこの場所、お顔に陽が当たるのは11時頃まで。反面、建物の影は余り入らないので、早めの列車でも大丈夫かな。


 撮影後、地元ファンの方と話して撮影地をたずねます。

 複々線区間だと、野江、関目、午後からは森小路、土居あたりが狙い目、大和田は、ネタ列車の走る時には駅のシャッターが空くと同時に入らないと場所が確保できないとか。(T_T)

 一方、中書島から京都方面は、ろくな場所がない。中書島と淀の踏切は、立ち位置2~3人程度、などなど。結論から言えば、複々線区間の駅撮り以外にはほとんど撮影地はなさそうです。

 ちなみに、3000系のラストランはまだ発表されていないけれど、早ければ年度末、遅くても5月のダイヤ改正までとの噂。5月まで伸びると、走行距離調整のため、走行日が限定されるのでは、とのことでした。ご参考まで。


 さて、出町柳からの列車をどこで狙うと良い、とたずねると、カーブを曲がってくる列車が狙えるこの駅の淀屋橋行きホームはどう、とのこと。曇りか午後遅く限定の場所ですが、この頃から雪雲が次々とやってきて、天気も曇り気味。そこで、不謹慎ながら、曇る方にかけてここで狙います。


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 予定通り、太陽が雲に隠れてくれて、ここではGOOD!(ここで、曇ればいい、などというから後で痛い目にあうことになるのだけれど)


 続いて大激戦地の大和田に。覚悟していったものの、同業者は5人ほどで意外とまったり。今日は余裕を持って撮れました。


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 ここも曇り。ただ、晴れるとマンションの影が入ります。加えて、陽が正面に当たるのは11時半くらいまで。となると、やはり曇ってGOODだったのかな?


 一旦、昼食のため、京橋まで戻り、次は複々線区間を京都方面行きのホームで撮影しようとするも、午後2時前はまだ、陽は線路の南で、北側の側面にはあたらないのですね。京都方面のホームから撮影して、サイドに陽が当たるのは午後3時頃から。その頃になると、今度は建物の影が伸びてくる、ということでこれも今の時期は条件が厳しそう。一見、簡単な撮影に見えても大変です。

 ということで、定番の野江に。


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 大阪近辺は晴れていたので、今度は晴れのカットが撮れるかと期待していたら、見事にゲリラ雲にやられて、今度は撃沈でした(>_<)。やはり、西三荘で曇れなどと祈ったむくいかな。(^_^;)


 最後は京都方で撮影しようと思っていたので、京橋に戻って特急に乗車。

 3000系は乗っている特急の1本後で追ってくるので、駄目元で樟葉で普通に乗換え、駅からすぐの踏切で撮影できる橋本で下車。


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 皮肉なもので、こういう時になると、ちゃんと晴れてくれる。貫通扉に踏切が反射して写ったのは想定外だったけれど、ついでに撮ったとしてはまずまず?


 さて、最後の狙いは八幡市の三川合流地点。以前、昭和53年に撮影した3000系の写真をご覧にいれたことがあったけれど、それ以来、実に34年ぶりの訪問です。

 ここに行くことにしたのは、西三荘で話をした地元ファンの方から、観光案内所で無料のレンタサイクルを借りられるという話を聞いたため。少々、距離がある撮影ポイントも、自転車なら楽そう。


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 さすが34年の歳月で風景は大きく変わり、京滋バイパスが如何にもうるさいけれど、きれいなカーブなので、贅沢はいっておられない。ここでも雪雲にやられて、電車通過後30秒後に陽が差してきたけれど、まあ、撮影時点で薄日が照っていたので、ギリギリ及第点かな?ちなみに、この踏切は定員1名。


 この日は、夜、京都の友人と一杯やる約束をしていたので、最後に京都まで3000系の乗り納め?をすることにします。まずは、石清水八幡宮にお参りして、普通列車で樟葉に戻ります。いつものパターンながら、こういう時に限って、夕日が綺麗。こうしたチャンスにシルエットで撮れないことに、またフラストレーションが募ります。


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 結局、出町柳まで乗車。出町柳では旧色の2000系と並んだので、GOODな写真を撮れました。


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 さて、3000系のラストランまであと数ヶ月。撮影地は極めて限られるので、今後、ますます同業者がヒートアップしてくることは間違いなく、行けば不愉快な目に遭うことになるだろうから、どうするか。

 まあ、一応、今回、最低限のカットだけは押さえたので、とりあえずの未練はないけれど、状況によってはもう1度くらい出撃をすることになるのかなぁ。悩ましいところです。(駅長)