【アーカイブス】煙と何とかは・・・・
昔の写真をスキャンしていると、当然のことながら、まったく撮影した記憶のない写真が次々と出てくる。ちょうど、今、1980年頃のポジをスキャンしているが、それらを見ていると、俯瞰写真が極めて多いことに気がついた。その頃、線路脇で編成写真はほとんど撮っていないのである。
蒸機時代より、俯瞰写真は大好きなので、そうした写真が多くなることは間違いないが、それにしても多い。「煙と何とかは高いところに上りたがる」のたとえどおり、おそらく、沿線で上れそうなビルには、ほとんど上っているのだろう。そして、それらの写真のいくつかは、どこから撮影したのか、記憶がない。中には今は建物が無くなって、撮影できないところもありそうだ。
さて、これら写真はどこで撮影しているのだろうか。
まずは金山の中央線。
このアングルは、あまり見た記憶がない。次のコマに現在の金山総合駅の堀割が写っているので、両側が撮影できたビルなのだろう。現在、飲み屋や下に眼鏡屋があるビルとは違うようだ。
高架前の瀬戸線も色々な角度で撮影している。
これは高架化工事中の大曽根駅。今はオズモールとなっている大曽根商店街も見える。せっかくなら建物が解体する時ではなく、工事前に撮影すれば良かったのであるが・・・・。
これは高架線の反対側。旧線がどのように走っていたか、これを見るとわかるだろう。現在は建物が建って、廃線跡を偲ぶことはできない。
名古屋本線に移り、これは中京競馬場をバックにしているので、前後の手前であろう。電柱も多く、何の目的でこのカットを撮ったのか、よくわからない。
こちらは秋の広見線。新広見と学校前の間である。ちょうど、稲刈りの季節で、良い雰囲気であることから、このシーズンだけでも2度、ここに撮影に訪れている。この写真を撮影した建物は今でもあるが、あえて場所は書かないでおこう。
最後に名古屋本線の国府宮。はだか祭りの日に撮影をしているようだ。
その時はさほど印象には残らず、ワンカット撮影しただけだが、今見ると、結構良いアングルで、もっと撮影しておけば良かったと反省する。
しかし、ここまでいってしまうと、ちょっと行き過ぎである。
どこに電車が写っているのか、探して頂きたい。(^_^;)(駅長)