2012年、秋  終章 | 「はなぶさ」に集まる仲間たち

2012年、秋  終章

秋も深まる11月三連休の最終日25日(日)、紅葉と雪山のコラボレーションに再び巡り合うことができました。


既に冬の装いとなった御岳と乗鞍を遠くに眺めながら、鮮やかに色付いた紅葉の山すそをツートン色車が走っていくところを撮りたくて、うぬまの森を目指しました。



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うぬまの森に登る前にウォーミングアップ。自分が運用予測したツートン色車が予定通り入っているのかを確認することも兼ねて、手始めに坂祝の日本ライン景勝地で岐阜行を撮影しました。よく見ると列車の背後の辺りだけ木々が伐採されており、少し残念。



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昨年あたりから木の枝の成長が気になり、線路が見通せなくなるのではないかと案じられましたが、まだ大丈夫のようです。ただ、以前よりも木曽川が見えにくくなってきたように思えますが、逆手にとれば国道や建造物を若干隠すことが出来るので、痛しかゆしでしょうか。

ところで2両のキハ48ツートン車は未だにユニットを組まずにバラ売りをしています。こうして見るとやはりツートンは2両揃いのほうが見栄え良いのですが、せめて1両のみであっても岐阜方が先頭に出たときに目標のカットを押さえておかないと、同じシチュエーションに二度と巡り合えずに後悔することになります。「撮れるときに撮る」ように心がけましょう。

この列車、実は後追いですが、時と場合によっては、そんなことを気にしていたら何もできません、よね?



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一つの目的を達成した後は、御岳バックが撮れる名鉄広見線西可児に移り、ここでも紅葉とのコラボを楽しむことができました。



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善師野駅付近での彩り。やはり今年の紅葉は鮮やかでしょうか。

以上は2012/11/25撮影。


話は前後して24日(土)、鉄活動が今後も円滑に行えるように、たまには同居人を接待しておこうと(つまりご機嫌取りですね)行楽に出かけました。目的地は、やはり紅葉が美しい明治村。皆様ご存じのとおり、蒸気と京都市電が2年ぶりに復活を遂げましたが、けっしてこれを見に行くのが目的ではありませんので念のため(→たぶん誰も信じない)。



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機関車を見た同伴者の「何かカンバン付いてるよ」の一言で、鉄チャン根性に火が点いてしまいました。

ここ“東京駅”では機回しの様子を撮ろうと大勢の観光客がカメラを向けていました。人気の高さがうかがえます。



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復活の秋。敷き詰められた落ち葉の上を“名古屋駅”に向けてゆっくりと進んできました。


さて、いよいよ枯葉が舞い散る季節を迎えました。予報によると今年の寒さは厳しいようなので、昨年達成できなかった「雪景色を走るツートン色車を撮る」を再び今冬の目標に掲げましたが、今度こそ期待できるかも・・・。(出札掛)