【アーカイブス】鳩の特急(2) | 「はなぶさ」に集まる仲間たち

【アーカイブス】鳩の特急(2)

 タイトルにめざとく気づかれた出札掛さんのご期待に応えて(?)、鳩の特急の続きを載せるとしよう。


 何度も書いてしまうが、この頃、彦根に勤務しており、しかも夜勤が多かったことから、夜勤明けの日は関西へ撮影に行くことが多かった。特に京都は京都市電の最後の時期にあたったこともあり、何度も訪れている。


 そのついで、と言っては何だが、京阪も撮影している。特に京阪七条には、京都市電との平面交差があったため、両方が撮影できて効率が良かった。しかし、踏切で両者を入れての撮影は、直前に市電が逃げてしまうことが多かったので、なかなか撮ることができなかった。結局、3000系と京都市電のコラボはこの1枚だけである。


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 このアングルはあまり見ることがないが、どこで撮ったのか、まったく記憶がない。(^_^;)


 普段、撮影するのは京阪七条の橋の上からで、これはこれで京都らしい構図である。


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煙と何とかは・・・のたとえ通り、高いところから俯瞰もしている。東山の山並みも入って、こちらの方がアングル的には纏まっている。京阪の川沿い区間が地下に潜って、もう何年になるのだろう。こうしたシーンを覚えている人も少なくなっているかもしれない。


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 さて、鴨川沿い以外の京阪の撮影地はどこが良いのだろう?

 大阪の複々線区間はお正月に1900系と合わせて撮りに行っているので、ある日、石清水八幡宮に登る男山ケーブルのある八幡市に行ってみることにした。ここには木津川と宇治川を渡る2本の鉄橋があり、前々から目をつけていたのである。


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 ケーブルで登った展望台からの俯瞰である。もう少し、天候のクリアな日に行けば良かったが、贅沢は言っておられない。現在は、ここに京滋バイパスが通ったり、浄水場ができたりして、かなり様子は変わっているようだ。

 より、近くで撮ろうとふたつの鉄橋の間まで歩いて行っている。上の写真に橋が写っていないことからわかるように、結構長い距離を歩いていった記憶がある。


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 この線形では、どうしてもアウトカーブからになってしまうが、定番の場所で撮影する。


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 続いて、線路際から鳩マークの正面と鉄橋を入れて撮影。最近はこんなアングルでは撮らせてもらえないので(^_^;)、かなり昔の写真であることがわかるだろう。(駅長)