シンドい体にムチ打って | 「はなぶさ」に集まる仲間たち

シンドい体にムチ打って

このところ、どうも体のコンディションが不調です。暑さ疲れと仕事上の相次ぐトラブルが重なり、気分的に重たい日々が続いたせいでしょうか。単なるバイオリズムだけの問題と思っておりますが、せっかく電車運転士様が企画された群馬のSL2列車撮影ツアーも、何かがあるといけないので今回は大事を取って遠慮するほどの疲労感。

そんなとき、春と秋の月末にツートン色編成で運転されている快速「熊野古道伊勢路」について良からぬ噂・・・。どうやら今シーズンの9月を最後に、以降は計画されない、とか??

たとえ事実であれ、ツートン色車が消滅するわけではないので無理に出かける必要もないのに、こんな時でもないと紀勢線まで遠征するきっかけが作れません。シンドい体にムチを打ちつつも、事故でも起こすといけないので、午後から下り坂に向かう天気予報に合わせて夕方までには帰宅できるように、9月22日深夜発の伊勢方面撮影行を急遽企てました。(電車運転士様、このネタがあるからSLツアーをお断りしたわけではありません)



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紀勢線を訪れたらまず狙うのは、定番ターゲットの貨物2089レ。たいていなら三瀬谷以南の各有名ポイントを目指すところですが、今回は参宮線の宮川鉄橋で快速「熊野古道伊勢路」の送り込み回送を撮ろうと考えていたので、あまり南下しなくても撮影できる場所はないだろうかとネットで事前に探ってみたら、佐奈ー栃原で撮影された画像を見つけました。前面展望動画サイトで場所を特定し、ともあれ車を進めることに。撮影地近くのコンビニまでたどり着き、駐車場で仮眠して早朝に目覚めると、あまり良くない空模様・・・。天気予報の嘘つきーっ!あまり引きがなく特筆するほどの場所でもないですが、晴れていれば朝日が車体側面に輝き、イイ感じで撮れそうです。今回は雑草のせいで立ち位置が制約されたためこの位置からの撮影になりましたが、ほんの少し移動すれば山間部を表現できるポイントもあり、天気のいい時に再チャレンジしようかな、とこの地を後にしました。



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2089レと川添で交換する322Dはキハ40系の5両という長大?編成です。前日までの目撃情報から推測すると、この日は同列車の真ん中にツートン色が入るはず。参宮線に向かう前に多気の鉄橋に寄り道して同列車を迎え撃ちました(脚立使用)。



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続いて、念願?だった宮川鉄橋でのツートン色撮影に挑みます。薄雲が広がる空模様が幸いして、逆光も気にすることもなく薄日を受けながらツートン色が鉄橋を渡るシーンを写すことが出来ました。川下からの撮影は伊勢の山々がバックに写り込むものの、線路のすぐ背後には道路橋が架けられているため、その処理が課題となります。



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快速「熊野古道伊勢路」の本運転を写すべく栃原ー川添の築堤カーブ“馬鹿曲踏切”を目指したら、なんとアプローチの道は通行止め!え~、どうすればいいのだ、と思いついた策が佐奈ー栃原のアウトカーブで再びトライ。今度は光線状態もGOODなので、立ち位置を少し移動して早朝とは異なるアングルで当該列車を待ちます。雲の合間から時々陽が差す程度にまで天候が回復し、その一瞬の晴れ間に合わせたかのようにツートン色が現れました。因みにヘッドマークのデザインは前後とも秋バージョン。昨秋は片面が春バージョンだったのですが、このときはどのような意図があったのでしょうか?(参考 http://ameblo.jp/b1hanabusa/entry-11096476780.html  )



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ツートン色の撮影後は伊勢志摩スカイラインからの大俯瞰に挑もうと思っていましたが、青空があまり広がっていないのでいさぎよく断念して、予備プランで考えていた三岐鉄道の貨物に矛先を変えました。そういえば撮影目的で北勢地区を訪れるのは何年ぶりか。



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三岐線の定番撮影地へも寄ってみました。稲穂も色づき、収穫真っ只中の時期を迎えています。撮影した列車はミニ編成の502レ。長閑な風景ですね~。



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丹生川鉄橋の近くに蕎麦の花が咲いているのを某ブログで知り、光線状態は良くないことを承知で足を運びました。そこそこ咲き誇っていましたが、画面上ではキャプションを付けないとわかりづらいかもしれません。


天気も下り坂になるようだし、体調の事も考え、今回はここでお開きとしました。少しは気分転換を図れたかな・・・。

やれやれ、安定した体調を保つには、『鉄分』は大事です。栄養ドリンクやウコンよりもよく効きますね~。(出札掛)