【アーカイブス】35年前の桜鉄
天気予報の通り、今日は曇り。薄日も差したので、条件的にはまったく悪いとは言えないが、とはいえ桜はやはり晴れた時に撮りたいので、当初から曇りが予想される時にはどうしても出動の意欲が萎える。
まあ、こんな日は時間の許す限り、スキャン三昧である。ちょうど、今日は鉄道雑誌の発売日。それらを購入し、本を読みながら(というほどの記事が無いのが残念だが)、スキャンをすることにした。
今日、お見せするのは、昭和52年の桜鉄である。名古屋に戻って初めての本格的な桜鉄をした年で、以後、桜鉄は春の恒例行事となっていく。
まずは、この写真。場所はわかるだろうか?
今はもっと家が密集し、さらに桜も切られてしまったので、このアングルでの撮影はまったく不可能となっている。豊川線かと思われる方もあるかもしれないが、違う路線である。
続いては、以前、ご覧にいれたかもわからないが、瀬戸線のある駅。
栄町乗り入れ以前は、こんな長閑な雰囲気漂う駅であった。
以後、カラーはスキャンしていないので、モノクロの写真から。まずは、笠松。
さすがに35年前ともなると、木の大きさや花の勢いも違っている。
また、現在は駐車場となっている線路と道路の間も当時は田圃だったように思う。競馬場への通用路に停まっている車が若干うるさいが、こんなアングルでの撮影が可能だった。
なぜかわからないが、金山橋でもこんなアングルで桜を狙っている。もう少し、他に撮る場所もあったように思うが、不思議である。
最後に、桜鉄ではないが、春らしい写真と言うことで、お気に入りの写真を1枚。
場所は、お馴染みの揖斐線尻毛である。なぜか、この年は菜の花が綺麗に植えられ、綺麗な構図で撮影できた。この場所には、この後、30年近くに亘り、訪問することになるが、こうした雰囲気で撮れたことはない。(駅長)