119系誕生の頃
最近、当ブログのメンバーでも話題に上るようになった119系ですが、新製から30年、そろそろ引退の時期を迎えています。今回は、119系の新製後の出場試運転をご紹介したいと思います。
119系は1982年12月から1983年6月にかけて57両全てが日本車両で新製されました。
まずは最初の試運転です。
試9771M クモハ119-1他 弁天島・新居町 1982年12月2日
当時の試運転行路は豊川→掛川→豊橋で、これは掛川からの戻りで後追いです。マウントからスキャンしたので、先頭車がチョット欠けているのはご愛嬌ということで・・・・。
回9554M クモハ119-1他 豊橋・西小坂井 1982年12月2日
豊橋ではダイヤ上の制約のためか直接所属の豊橋区に入れないため、一旦西小坂井まで送り込んで折り返していました。真っ黒に塗られた床下に抵抗器の銀色が印象的です。
試9771M クモハ119-14他 弁天島・新居町 1983年1月25日
出場は計8回ありましたが、4回目と最終出場は9両編成という長大編成となり壮観でした。
回9454M クモハ119-14他 弁天島・新居町 1983年1月25日
試運転後、置換えまで一旦に疎開するため西浜松へ向かいます。
試9770M クモハ119-29他 船町・下地 1983年6月7日
最終出場です。82年度車と83年度車はテープの関係で手スリの位置が異なるらしいのですがよくわかりません。
「華がない」と言われる119系ですが、30年の間には紆余曲折があり、この後も順次アップさせて頂きます。
(検査掛)