先週末
中秋節のお祝いにDeepavaliイルミネーションの点灯開始にと賑やかだったシンガポール。
例年こういったイベントはだいたい1人で潜入していたのですが
今年は膝を壊してボートにもゴルフにも行けないハズバントゥゲザー。
来星して2年と8ヶ月。未だかつて土日ともに、しかもこんな異文化イベントに一緒に参加するなんぞという事態があったでしょうか。
いと嬉し。
心で小躍りしながら、まずは土曜のDeepavaliイルミネーションの点灯セレモニーへ。
大きく立派な特設テントにはほぼインド系ピーポーしかおらず、ステージでは何やらカラオケ大会のような催しものが。
インド感満載の男女がインド感満載の歌をノリノリで歌う愉快な光景に、最初はほくそ笑んでいたペルナンド。
しかしこの時間が長かった。
ダンスやラッキードローなど他にも出し物があるかと思いきや
ずっと歌。
永遠に歌。
男性2人と女性1人が代わる代わる、デュエットしたりソロで熱唱したりの繰り返し。
驚くべきは
微塵も盛り上がっていないオーディエンス。
ステージ上と客席の温度差ありすぎて風邪ひき散らすレベル。
ははは、なんかシュールなイベントだね…
なんつってふと隣を見ると
死んだ魚の目をしたマイハズバン。
うわぁぁあ!
こ、これはあかん。
もう出ようか。
たまらず声をかけ、テントの外でライトアップのタイミングを待つことに。
脱出ついでに白ヘビおやじと記念撮影ぱちり。
その時点で到着から約50分ほど経過し、時刻は19:15。
イルミネーションの点灯は何時頃になりますか?
とスタッフの方に聞いたところ
19:30にはつきますよ!
ということで会場の外の柵にへばり付いてしばし待機。
しかし
19:30を過ぎても何も起こらず。
まぁここはシンガポール、キッチリ時間通りになんて期待してはいけない。
Shikashi
その後も待てど暮らせど一向に点く様子はなく
じっとしていられなくなり、会場からテッカセンターあたりまで歩いてみるも依然気配ゼロ。
時刻は既に20:00。
このままだと再びハズバンがデッドフィッシュになりかねないので、半ば諦めの気持ちにて一旦ごはんを食べに行くことに。
1時間ほどして戻って来た頃には
もちろん点灯済み。
想像していた
3!2!1!キラキラキラ〜
わーーーーー!
という感動の瞬間は結局見られず終い。
ただただインド系ピーポーのカラオケを見に行っただけになってしまいました。
ちーん。
翌日
懲りもせずまたしてもハズバンを引き連れて中秋節のお祝いイベントを見にチャイナタウンへ。
昨日同様、特に下調べもせず「19:00からランタン行列がある」という情報のみでの参戦。
しかも19:00からなのに17:00には到着してしまい無駄にウロつくはめに。
なんとかやりすごし、とりあえず出発ポイントに向かってみると、参加する人々でごった返しカオス状態。
人混み嫌いなうえ、興味がなさすぎて少し遠くで自分の世界に入り込むハズバン。
予想通りなかなか始まらないランタン行列。
にゃーーー!19:00て言ってたやんけーー!
イライライラライ。
30分押しにてやっとドラゴンダンスが始まり
それを先頭にランタン族がゾロゾロと連なって進み始めました。
もはやその頃には残りの体力20%、低電力モード突入フラグ。
追いかけてついていくのを諦め、メインステージ側にまわって行列の到着を待つことに。
しかし
柵沿いに人がギッチリで覗き見する余裕もなく、先頭で戻ってきたドラゴンははるか遠ーーーくで何やらチンドンチンドンやっている。
最後の力をふりしぼってチャイナタウンポイント側に歩いてたどり着いた頃には、ドラゴン&行列は大通りの反対車線に。
OH MY IRECHIGAI。
はい、もう帰りましょう。あざーした。
と死んだ魚の目をしながらもついてきてくれたハズバンにお礼を言い、限界よろしくで帰路につきました。
疲労困憊。
いつも1人だったので何も調べずとも、自由にぐるぐる歩き回っていたのですが
やはり人と一緒だと自分が提案した以上無駄な時間を過ごさせてはいけないという気持ちが芽生えると同時に
自分が普段いかにダラダラとイベントに臨んでいたかが分かりました。
何事も予習って大事ですね。
そしてシンガポールのイベントは高確率でスケジュールがおすということを肝に銘じました。
おおよそ3年も住んでいるのに今更そんなことに気づいたへっぽこペルナンドです。
ゲソリ。
その後幸いにもいくつかの行事にたまたまでくわすことができ、とりあえず中秋節イベントのモヤモヤは晴れました。
中秋節当日のチャイナタウンで思いがけずライオン&ドラゴンダンスに遭遇。
人混みにまみれずとも長く待たずとも、こんな目の前でゆっくり鑑賞することができ
我が庭チョンバルでもたまたま通りかかって以下のような行事を見ることができました。
お神輿を破壊せんばかりに暴れ散らす謎の儀式。
からの大行列での行進。
人形劇に
演劇。
役者のばあさんの声が大きすぎてスピーカーの音割れハンパなく、耳が聴こえなくなりそうなほどの大音量。
ストーリーは一切分かりませんが、しばらく1人で見入ってしまいました。爆
いとをかし。
イベントの時間は読めないけど、それぞれの民族による興味深い行事を気軽に見ることができるシンガポールが私は大好きです。
さてあと何回こういうものを見ることができるのか…←そればっかり
シンガポールという多民族国家に住んでいるのだから、せっかくならば全てのイベントを攻略したい。
アンテナ高く情報をキャッチし、残りのシンガポール生活様々なイベントに潜入したいと思います。
結論がボヤっとしましたが
今日はここまで。爆
長々とお読み頂きありがとうございました。
シーユースーン。