モスク見学とチャパティ | ペルペルペルナンドのシンシンシンジャポーン!

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元シンガポール駐妻のペルナンドです。私のくだらぬ日常と、時々愛すべきシンガポールネタ(回想)を織り混ぜてお送りしております。よろしくお願い致します。

私寺を見るのが好きでして


Google Mapで作成した"行きたい寺"リストから選び、時々訪れている次第であります。


今回はリトルインディアにあるモスクMasjid Abdul Gafoorへ。


その前に腹ごしらえをしようということで友人と待ち合わせ。


ちょっとズルしてタクシーで向かうことに。陽気なドライバーのおじさんが


昼ごはんは食べたのかい?

と聞いてきたので

 

まだだよ。これからプラタを食べに行くよ。

 

と答えたのですが

 

え?何だいそれ。

 

え?知ってるよ絶対。プラタだよ?プラタ!

 

あー!プルァァァタね!

 

ぶは!そんな舌巻くのか。失礼致しました。

 

しかも車を降りて向かったその店は

 

チャパティのお店でした。

 

うっかりでやんす。わりと何回か来ているのに。


その名もAzmi Restaurant


店頭で1枚1枚心を込めてチャパティを焼いてくれているじいさん。



ホール担当のじいさんは全然笑わないし愛想は悪いけど

 

いつも日本人の私に気をまわして何を頼みたいのか聞いてくれます。微笑むだけが優しさじゃないんだな。

 

まぁここのチャパティがモッチモチでうまいんだ。

 

カレーもいろんな種類があって迷うー。

 

今回はチキンカレー&グリーンピースとジャガイモのカレー。



前者ピリ辛、後者マイルドどちらもサラリとしていてペロリとたいらげてしまいました。


美味。


ところでチャパティとプラタって何が違うんだろうと間違いついでに気になって調べてみたら


生地は同じでチャパティは発酵もさせずにそのまま伸ばして焼いたもの、一方のプラタは何回か折って伸ばしてを繰り返してパイ的に層を作って焼いたもの


らしい。


へーへーへー。豆知識。

 

その後ちと甘い飲み物でもと思い、近くのプチフードコート的な所で寄り道。

 

友人はマンゴージュース、私はマイロクリームという名の飲み物が気になり注文。

 

予想通り

 

マイロにドカンとホイップクリームが鎮座したフォトジェニックなしろものがTOJYO


 

甘さは予想IJYO。

 

糖分メーター満杯でいざモスク見学へ。



よく見かけるアラビアンナイトなものとは違い、全体的に星と月が散りばめられた何ともかわいらしい建物。



イスラム教で星と三日月は有名なシンボルで、イスラム系の国の国旗にはたいがいあしらわれているんだとか。そう言われてみればそうだ。


外に比べて中はシンプル。



お祈りする人以外は立入禁止で入られなかったけれど、真ん中が吹き抜けになっていて地下に広いお祈りスペースが設けられているらしい。


モスク見学に備えストールを羽織りロングロングスカートで行ったけれど、結局用意されていたバティックのガウンを着なければならないやーつ。肌が隠れてる隠れてないどうこうの話ではないらしい。


裏に行ってみると細い階段があり、屋上的な部分が見られるようになっておりました。



階段の中腹でこんな黄昏写真も撮れちゃう。



ガウンを借りる時、スタッフのお兄さんから


君たちコリアンかい?


と聞かれ


いんや、ジャパニーズだよ。


と答えたのに、帰りにまた


ジャパニーズなんだよね?コリアン分かるよな?


いやわからん。


どうやらお兄さんコリアンを話せる人だったようで、どうしてもそれを披露したかったと見た。


すまんな、同じような顔だけれど言葉全然違うんだ。


そんな愉快なモスク見学でございました。


この多文化国家ならではの様々な宗教の寺巡り、もしかして罰あたりなのかもしれないけれど


中がどうなっているのか、そこで人々がどのように過ごしているのか


気になるんだ、人間だもの。みつを


いつかの本帰国までにリストの寺を全て回りきりたいと思います。


シーユー。