前回記事はこちら
防湿フィルム
捨てコンが終わったら翌日には防湿フィルムを施工します。
こちらは幅1mぐらいでロール状になったシート状の物を捨てコンの上に設置していきます。
フィルムの継ぎ目同士は透明のテープで止めていきます、写真の右から左にかけて処理されています
一応施工の注意点としては1mm以上のフィルムを使い、重ね幅は30cm以上必要となっています。
防湿フィルムの破れは?
配筋の作業などで防湿フィルムが破れたりすることって結構あって、気にする方が多いんですが。
先に言うと全然問題ないみたいです
何故かと言うと基礎のコンクリートの厚みが6cm以上あれば防湿フィルムの施工を省略して良いことになっていて、布基礎の場合だと家の下が土になっているのでこの部分には防湿フィルムが必要になります。
もちろん防湿フィルムとコンクリートがあればダブルで防湿しそうですが透湿抵抗で考えてみると防湿フィルム1mmとコンクリート10cmだとコンクリートの方が湿気を通しにくいんです。
しかも基礎のベース部分は一般的には15cm(泉北ホームはダブル配筋なので25cm)あるので土からの湿気はほとんど通さないことになっていて、それ以外の地上に面した土の方から抜けるってことになります
まぁ施工してくれてるんやから綺麗にしてもらうに越したことは無いんですが、そこまで目くじらをたてて確認するほどでもないって事です
※こちらの記事を参考にしました