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それでは本題です笑

熱橋とは?


熱橋(ヒートブリッジ)ってご存知ですか?
名前の通り熱の橋=熱の通る道ってことで、住宅業界で使われています。

今時の木造住宅は木だけでなく、金物で接合されたりしています。どうしても木より金属の方が熱を伝えやすくなっています。


それが家の中〜家の外まで繋がっていて、断熱材も貫通して取り付けられてるとしたら?



単純に熱橋の原因になっている金物は外気の影響を受けやすくなっています。
仮に冬を想定して、その金物が外気の影響で0度近くまで冷やされているとします。でも室内が20度程度に温められているとその金物は結露を起こす可能性があります


実際に結露している画像は下に添付します。
その他の写真が気になる方はこちら



実際は内断熱の場合は断熱材より木材の方が熱を通しやすいなどあってその辺も熱橋と言いますが、今回はその辺には触れないでおきますニヤリ





何が問題?

まず金物が結露するってことは窓が結露するのと同じでカビや木を腐らせるなどの原因になります。


下の写真は築6年目の家になります。

ひどい場合だとこのようになり、木が朽ちています。




写真の家は極端かもしれませんが、それでも何も対策していない金物は結露を起こしてカビが生えていると思います。

実際に冬場に窓が結露する家は多いと思いますし、数日で黒いカビのようなものも出ているのでできる限りの対策は必要だと思います笑い泣き


なのでどんだけ強い家を建てたとしても木が腐ると意味が無いですよね?

ちょっとした地震が来ても崩れたりしますよ?ガーン




金物はどんなところで使われている?

下の写真をご覧ください、家の中は耐震などもあり金物だらけです。

※画像はこちらより参照


これ以外にも屋根の野地板を固定しているビスが柱を貫通していたりする場合などもあります。





建て方による熱橋の違い

※外と中を繋ぐ金物以外は割愛します。



在来工法

・柱と柱を接合する羽子板ボルト



・ホールダウン金物

・アンカーボルト




枠組壁工法(ツーバイフォー)

・ホールダウン金物





断熱方法による違い

在来工法かつ外断熱

外断熱になるだけで柱を固定している羽子板ボルトは室内扱いになるので除外されます。



基礎外断熱

基礎の外に断熱材があるだけで基礎は室内空間になるのでホールダウン金物、アンカーボルトが除外されます。



基礎内断熱

基礎外出部にあるホールダウン金物、アンカーボルトは室外空間になるので熱橋対策が必要ですが、基礎内にある金物は対象外になります。


こちらより参照




熱橋対策は?


上記で断熱方式で対策しなくて良いパターンがありましたが、対策方法が別であります。 


このように発泡ウレタンで包むと言うやり方です。


このやり方はウェルネストホームでも実践されているみたいです





泉北ホームではどうすれば?

まず泉北ホームではホールダウン金物、アンカーボルトの処理をすれば良いのですが、

大引きなどの段階でボルトに発泡ウレタンをする。

そして硬化したら切断して断面を整える。




基礎外周部にあるホールダウン金物は発泡ウレタン断熱されるので気にしなくても良い。




基礎内周部にあるホールダウン金物は断熱処理しないので簡易型の発泡ウレタンで包み基礎からの熱を室内側へ伝えないようにする。





これらの処理をすることで家の柱が腐ったり、カビを防ぐことができますニコニコ



なので泉北ホームさん今後はこのようなやり方も採用されてはどうですか??笑




ちなみに小林住宅の場合だと


・基礎の外側にある立ち上がり部分は発泡ウレタン

・基礎の内側にある立ち上がり部分は基礎断熱なので必要なし

・外側の金物は外断熱


これらができているので熱橋対策が必要ない!

なんて羨ましいですねてへぺろ