日航機墜落事故関連

そこに友情は無かった

            黒田 匠



ワタナベケンタロウ氏の私に対する根拠なき誹謗中傷が過ぎる。当方が抗議しないことをいいことに図に乗るのはいい加減にしてもらいたい。自らの狭量が元で協力者が離れて行ったにもかかわらず、それを恨んで虚偽の言い掛かりを付けて相対的に自分の位置を上げようとする卑劣な行為は許されない。

よって事実を説明する。

とはいえ一時は同じ志をもつ仲間として全面的に信頼した相手でもある故に誤解が解けることに期待したい。


▪️対象

ワタナベケンタロウ

⚫︎日航機墜落事故44話 [黒田の説へ元機長が指摘]▷横田基地の着陸妨害説を. 航空法を盾に不自然なまでの全否定

⚫︎日航機墜落事故116話 [黒田 匠ブログを虚辞を連ねて云々と誹謗中傷]▷否定の根拠は出処不詳. 否定内容は本論と関係ないものばかり. 過去に自ら情報提供者Y氏に恐怖し拒絶してしまった恥辱から、無理やり否定を試みたか

⚫︎ワタケン2nd [黒田 匠をワタナベ氏自らの勘違いから嘘つき呼わばりの上、黒田の説を公然と侮辱]▷侮辱は許されない



私は当初、ワタナベ氏は青山氏の著書を読んで感銘を受けて日航機墜落事故の動画を始めたと伺いましたが、あくまでも彼独自の路線で真剣に検証する方針なのだろうと好意的に見ておりました。

ですから私は動画内で彼等が視聴者に情報提供を募ったことに即呼応して該当する新聞記事などをiCloudメールで何度か提供し、それが縁で頻繁に情報交換や議論をするようになりました。何せたくさんの情報が雑然としていたので分野ごとに纏めてリポートにして送るなど精力的に協力するようになりました。

そして暫くして出演依頼があったのです。

私は快諾し、担当分野を異常事態発生から墜落までの経緯として枠組みは決まりました。


彼からのオーダーは、誰にでもわかる様に平易な内容にして例え話を入れること、そして事故調査報告書の圧力隔壁破断先行説と当時YouTubeで連載していた竺線氏の垂直尾翼起因説を否定する内容を盛り込んで欲しいというものでした。動画配信3回分の予定でリポート作成から始めましたが途中で2回分にまとめて欲しいと追加要請があったので、これらの要望にお応えするにはかなり簡略化して短縮せざるを得ませんでしたが不満に思うことはありませんでした。

そして念入りにリモートリハーサルを2回施行し、十分な準備の後に私が遠征して彼のテリトリーで収録しました。


... 私が友情出演した35.36話が配信されて暫くしてから彼の周囲に少々騒動があったようです。

ワタナベ氏が青山氏サイドから35話の横田着陸妨害の件について航空法を盾に指導を受けたと動揺した様子で言うのです。私は何故そこまで青山氏サイドに気を遣うのか不思議に思いつつも先方の言い分は専門家ではないのでお門違いだと訝しげに感じました。

私は何の関係もない方々は無視すればよいと一蹴しましたが、その時私は初めて彼は先方のお世話で日航機の動画を始めるに至り、以来サポートを受けているのだろうなとそれとなく気付いた次第です。

私は他人とのしがらみや収益など関係なく事実のみを追究する信念でありますから、それ以来いかにもYouTuber 然としたワタナベ氏からは再出演の依頼が幾度となくありましたがそれとなくかわし距離をおいて情報提供するにとどめました。

この頃から、彼は私が引き続いての出演の勧めに応じないことに不満を露わにすることがあり嫌な予感がしたものです。


話は戻りますが横田着陸妨害の一件はことさらワタナベ氏にとっては問題だったようで、その後も尾を引き一悶着がありました。


私は羽田緊急着陸が不可となり代わりに横田への緊急着陸を指示されてそちらへ向かったものと推測しており、結果的に米国の思惑で横田飛行場を目前にしながらも着陸不可となってしまったと考察していました。   

米国としては通信記録や航空機による妨害では足が付き易いので、123便が着陸態勢で滑走路の正面に回り込んだ時点で目視で確認できる方法として駐機場から滑走路上に救難車両が大きくはみ出すように配置したのだろうという持論を前々からワタナベ氏には伝えてありました。しかし.. それはあくまでも持論であり、動画で配信するにはやや過激であり視聴者に与える衝撃や各方面への波紋を配慮して、私が動画用に作成した台本上は「機長は横田基地着陸を目前にして、何か着陸不可能となる原因を目視したのかもしれない」と、かなり表現を曖昧にしたものでした。

ところが、2回目の最終リモートリハーサル直前の電話打ち合わせで、その日のワタナベ氏はいつになく気分が高揚しており「滑走路上に救難車両を置いて妨害したことにしましょう」と提案されたのです。

私はとても驚きリモートをサポートしてくれていた妻にも話して顔を見合わせ、持論を展開できるなら臨むところと決意しました。

持論とはいえ伏せておく予定であったものを動画主のワタナベ氏の提案で台本を再修正して、思い切って「滑走路上に救難車両を置いて妨害した」と解説することにしたのです。


 ちなみに青山氏サイドから指導があってからというもの、彼が訂正だの詫びだの何だのと余りにも気にするので、「そもそもワタナベさんの提案で台本を変更したんじゃないですか」と指摘したところ、彼は慌てて「今回の滑走路の件で私が余計な提案をしてしまい、それを棚に上げていた事をお詫びします」と私に謝罪しています。

問題は...  彼は多忙のためか何なのか、余りにも忘れっぽくて2〜3日経つと説明した重要な事柄を次々と忘れてしまうので、自尊心を傷付けないようにそれをあまり指摘せずに辛抱強く同じ説明を繰り返すなど気を遣ってはいました。しかし、よりによって私の持論と実際に解説する台本内容を混同して以前の持論が記載してあるリポートを引っ張り出してきて「ほら滑走路上と書いてあるだろう」と自己弁護の上、私への批判. 非難をやらかすとは.. そのような懸念はありましたが、私の持論と実際に公表する内容の摺り替えで責任転嫁したのです。


自分の提案を反省の上即座に謝罪しておきながら、後から嘘をついて騙したなどいう言い掛かりは勘弁してもらいたい。自分が提案した内容について私に具体的に謝罪したことは取り消すことはできません。記憶にございませんでは済まないのです。

ワタナベ氏はことある毎に、スクショしてある.録音してある.証拠があるとスマホをちらつかせていやらしい仕草をしますが、こちらも同様に記録は保存してあります。今迄彼が私を誹謗中傷してきた言動の数々は、自分のリスナーなら味方に付いてくれるだろうという計算付くの仕業でしょう。彼はYouTubeで収益を上げていますから、その立場を利用して得た出演者の個人情報やメール内容を暴露してやろうかと恫喝する愚行はいずれ自らの首を絞めることになるでしょう。


彼は不公平にも自らのプライバシーは一切私には話さず、その反面私の個人情報は詳細に把握しています。ほどなくして5チャンで私の個人情報の一部が具体的にリークされたことを知人から知らされました。



... そしてあろうことか、44話で川原元機長が出演して私の解説内容を公然と批判し否定しました。横田の着陸妨害だけではなく他の内容についても言い掛かりをつけられて、事前連絡もなく突然のことでもありたいへん心痛したものです。川原氏はあちら側で事情もありますから、どういう経緯で代弁したのか十分理解出来ました。


私はコミュ欄で一方的な責任転嫁と納得できない否定論に抗議し、リモートリハをサポートしてくれた妻も驚いてコメントしてくれましたが、彼は自分が不利になるコメントを卑怯にも次々と消去した上に追い詰められた者によくみられる逆切れで法的手段を取る用意があるなどと言い視聴者の前でパフォーマンスを始める始末、泥試合を好まぬ私は重要なコメントを幾つも消去されてしまい残ったコメントが意味を成さなくなったので全て消去して彼の動画から去りました。

当時の私の落胆ぶりは相当なものでした。何せワタナベ氏を全面的に信用してプライバシーも全て伝え、腹を割って本音で話せる仲間が初めて見つかったと喜び夢中で取り組んでいたのですから.. 。もう2年も前の出来事です。


... 収録のために私がワタナベ氏を訪問するにあたり、彼は事ある毎に「黒田さんは私を刺しに来るんだと思っています」と言うので、冗談にしても妙な事を言うなと思ってはいましたが、収録が終わり和やかに別れるまでは警戒を解かなかったことをよく覚えています。他人に対する警戒心が異常なまでに強い人だという印象を持ちました。


44話の件より少し遡りますが確執の確実な布石ともいえる事件がありました。

動画出演後間も無く、元海兵隊連絡将校Y氏とのメールのやり取りで信頼を得て阿部典之一等空尉の手記を託されました。Y氏は当事者である阿部氏の体験をワタナベ動画で広く世間に伝えたかったようですが、ワタナベ氏がY氏を極端に警戒して連絡すら回避するあまり話し合いの調整が上手くいきませんでした。

Y氏は私を立会い人としてワタナベ氏に阿部典之氏にインタビューさせる会談の場を設けたいと申し出てくださいましたが、是非にとの私に対してワタナベ氏はやはり極度に警戒して会いに行けば殺されるに決まっているなどと驚くほどの臆病ぶりで殻に閉じこもってしまい会談は実現しませんでした。


これは事実を追求する上で余りにも残念なことでした。私がどれ程ワタナベ氏を叱咤したことか.. やる気があるのかと。

それが彼のプライドを大いに傷つけたようで2人の間には修復不能の深い溝ができました。それならば私が1人ででもY氏.阿部氏に会いに行って話を聞いてくるというのを、彼は「情報を独り占めして自分で動画を配信して有名になりたいんだろう. 裏切るつもりか?」 「僕が中卒だからずっと馬鹿にしていたんだろう?」 などと、とんでもなく卑屈なことを言い出して驚くやら呆れるやら、被害妄想に囚われた彼とは話の収拾がつかなくなり折角の機会は潰えました。

この一件があった直ぐ後にわざわざ44話の配信1回分を使って、彼はあろうことに動画で私を貶し否定したのです。


今回、あれから2年も経つのに今更蒸し返して興奮して誹謗中傷する様子は見ていて尋常ではありません。検証が行き詰まって焦燥に駆られていても許し難い行為です。

ワタナベ君、私の考察を侮辱したからには自分の動画でコソコソしていないで私のこのブログ. 検証の記録1〜46に反証してこればよい。自分の力で理詰めの正攻法で来たまえ。


以上が経緯を簡単にまとめたものです。

残念な経験になりました。

              黒田 匠