ここ桂林の街は山水画の景色が広がっているとして有名です
しかし、川沿いに広がる綺麗な景色はここから70km離れた所にある陽朔という街の方が良いらしいです
なのでここでは主に郊外にある鍾乳洞を見に行くことにしました
郊外に出ると、見えてきました、切り立つ山々
着きました、鍾乳洞、蘆笛岩
中国政府にAAAA級観光地として認定されているらしいです
Aの多さ的になんかすごいみたいです
チケット代は1700円もしました
もうここまできたら鍾乳洞を舐めるように見て元を取るしかありません
中に入っていきます、鍾乳洞でかっ
しかもライトアップされてて綺麗です
まあでも本当に綺麗です
この岩はベイマックスらしいです
奥には美しい地底湖が待ち受けていました
これはAAAA級
途中、スクリーンにバレリーナの映像が映し出されます、これはいらないと思いました
そしたら、天井に龍の映像も流れてきました
さらに奥地に入っていくと、なにやら幸運を呼び込む亀をめぐるコースがあるみたいでした、しかも追加料金400円です
こんなの誰が行くんだ....と思っていると周りの人達が皆行ってしまったので、僕も流れに便乗しました
ありがたがられすぎて、亀が大変なことになっています
一瞬剥製かと思ったのですが、ちゃんと生きていました
これは一種の虐待ではないだろうか
そう思いながら、甲羅をなでました
中国では亀がご利益があるため、本当に人気らしいですね
最後の亀はいらなかったにしろ、鍾乳洞は綺麗でした、オススメです
宿であるユースホステルに帰ると、昨晩知り合った宿の人達が、僕が日本人であることを知ってか、寿司を準備して振舞ってくれました
よく見ると、ちゃっかりぬこも参戦してます
「私たちで手作りしたんだよー」
とのことでした
「それはすごいなぁ~」
と言っている最中、嫌な記憶が頭によぎります
フランスでの寿司パーティー食中毒事件
海外に日本みたいな生食用の切り身って売ってないんです
「作るの大変だったから、残さず食べてね」
そう言われ、多少生臭い部位にビクビクしながらも、頑張って完食しました
そして食後は桂林の地酒で乾杯
ポリタンクみたいな容器から注がれて、明らかにアルコール度数が高そうです
聞くと度数、52度
明日は死ぬことを覚悟して乾杯しました
負けたら地酒罰ゲームなのですが、すでにキマっていた僕は負け続けました
UNOをした後は、宿のスタッフの人達と朝食のワンタン作りをしてました
ちなみに、中国では広東語では「ワンタン」と言いますが、ここを含めたそれ以外の地域では「ホントン」と呼ぶらしいです
これを聞いたときに、同じ小麦生地の料理である山梨のホウトウとか大分のホウチョウと発音が結構似てるなと思ったのですが、後で調べてみるとこれらの料理は中国から伝来したという説もあるみたいです
ホウトウを作ってる最中、皆に「日本の漫画の登場人物って言われるでしょ??」と言われましたが、それは共通点が日本人であるからだと思います
これは桂林米粉、80円です
米の麺はベトナムのフォーが有名ですが、元々はここ中国南部由来なので、桂林でもよく食べられています
起きれるか心配ですが、明日からいよいよ香港に向けて出発です!