1.採用試験

 

名門会とトモノカイは無し、メガスタは指導を希望する場合国数英の試験有り。

 

・メガスタの試験は中学の内容、高校の内容と試験の内容も指導希望次第で変わる。各教科60分の制限時間でネットで回答する方式。内容量は20-30分で解き終わるくらい。試験内容は例えば高校数学なら大問が3つで微積,確率,ベクトルで、中学英語は文法問題と英語長文。難易度は共通試験、公立高校入試程度。

 

・トモノカイは一応面接時に模擬授業の形で問題を解く必要がある。基礎レベル。一度面接に合格すると次回以降は1年間免除。

 

 

2.時給

 

・名門会は最高で1700円(大学受験)。全体的に安め。昇給も無し。

 

・メガスタは2040円(大学受験)。院生の場合は私立中高の補習でも2040円。似たような案件でも案件ごとに時給がかなり異なる。1600-1800円がボリュームゾーン。

 

・トモノカイは案件ごとにかなり異なる。トモノカイは帰国子女限定、東大生限定、SAPIXや鉄緑会のOB限定などの案件が多い分時給も高め。

 

3.案件紹介

 

名門会はメール、メガスタは専用ページで確認できる。

 

・名門会は知名度が低いからか案件紹介数が"かなり"少ない。案件も学生バイトに一斉送信の方式なので紹介感は全く無い。掲示板で個人募集した方が遥かにマシ。

 

・メガスタは案件の説明が丁寧。生徒の成績,性格,学校名など詳細な情報を紹介の時点で教えてくれる為ミスマッチも起こりにくい。最大手なだけあって案件紹介の頻度も高い。6月みたいな中途半端な時期でも週10件以上ある。7月は週30件くらい来る。

 

・トモノカイは供給が少ない案件のみメールで案件紹介される。公式HPに案件が載っていないわけではないので知らせてくれるだけ。基本はない。

 

4.カメラ

 

・名門会は自分で書画カメラを準備する必要あり。無ければスマホをカメラ代わりに用いる。

 

・メガスタは書画カメラを貸出してくれる。ipadでの授業もメガスタに確認したら可能。

 

・トモノカイは書画カメラを貸出してくれる。ipadでの授業も可能。

 

5.印象

 

・名門会は問題が発生したら全責任を負うことに同意させられる。というか同意書全体として具体的なことが殆ど書いてなくて良い印象が持てなかった。重要なことは事前講習会で口頭説明するのみ。時給が安いことは名門会側も認識してるっぽい。プロ講師がメインで学生はオマケっぽいから必然的に中学生以下の補修案件が多いしで実質的に時給は低め(1400円程度)。48万円超えで確定申告が必要になることを教えてくれたのは良かった。

 

・メガスタは一般入試で合格してることはかなり重視してるっぽい。個人契約が発覚したら70万円払えって言ってる。インボイス登録で時給が数十円アップとだけ言ってくるけどその先の説明(消費税の申告納付が必要になる)を一切しない,業務委託だから48万円を超えると扶養から外れる事などの説明がないので税金関係はこっち丸投げの印象。最終的にインボイス制を選ばなくても時給はほぼ同じに設定されてるので文句はないけど学生相手の商売なんだし説明は欲しい。

 

・トモノカイは東大,慶応在籍で英検1級を持ってる人はかなり稼げると思う。社会人相手のプログラムの指導,大学生相手の補講などもあるので得意を活かせやすい。政治家の秘書の添削補助,薬剤師国家試験対策など専門性が高すぎる依頼もある。

 

全体として、基本的に案件は早い物勝ちなので申し込み期限内だったとしても悩んでたら落とされる。落とされる場合は無駄に1週間〜2週間くらい待たされる。契約締結が確定するまでそれくらい掛るからだと思う。受かった場合は大体翌日には結果が来る。3日待って返事が無ければ諦めて次に行くのが良さげ。

 

報告書を作るのに15分くらいは掛かるから時給はそこまで考慮して案件を選ぶべき。