絵画教室では主に静物の
デッサンを描いた。
例えば水の入った花瓶やレンガ、球体…。
僕はとにかく描いた。
絵が得意で小学生の頃は褒められ、真似されることが当たり前だった。
でもここでは違った。
ひとつひとつの箇所で
注意をされた。
いや、アドバイスを受けた。
気分はよくないが確かに
その通り描いてみると、
よくなる。
描いて、
修正、
完成して、
次のページへ…。
一日に何人もの
おじいちゃんおばちゃんが
入れ替わり立ち替わり
ここには入ってきた。
僕のデッサンを見て、
話しかけてくる人、
何も言わないでいく人、
アドバイスしてくる人、
様々な人がこの小さなアトリエに
存在していた。
みな何のために
絵を描いているのだろう。
風景もないこの暗い小さなアトリエで
どうして風景の絵を描き続けるのだろう。
少し僕は不安になった。
今は絵を描く大学へ入る事が目標だが、その先にあるものはなんだろう。
絵ってなんなんだろう?
無くても生きていけるものじゃないのか。そんな、ことはない。
そんな雑念がハエのように頭の中に増殖しては、ひとつひとつを握り潰しては一枚の絵を描き上げていった。
そんな日を二ヶ月間、僕の人生にコピペし続けた。
そして受験まで一ヶ月を切った頃、
この事を初めて両親に伝えることになる。
デッサンを描いた。
例えば水の入った花瓶やレンガ、球体…。
僕はとにかく描いた。
絵が得意で小学生の頃は褒められ、真似されることが当たり前だった。
でもここでは違った。
ひとつひとつの箇所で
注意をされた。
いや、アドバイスを受けた。
気分はよくないが確かに
その通り描いてみると、
よくなる。
描いて、
修正、
完成して、
次のページへ…。
一日に何人もの
おじいちゃんおばちゃんが
入れ替わり立ち替わり
ここには入ってきた。
僕のデッサンを見て、
話しかけてくる人、
何も言わないでいく人、
アドバイスしてくる人、
様々な人がこの小さなアトリエに
存在していた。
みな何のために
絵を描いているのだろう。
風景もないこの暗い小さなアトリエで
どうして風景の絵を描き続けるのだろう。
少し僕は不安になった。
今は絵を描く大学へ入る事が目標だが、その先にあるものはなんだろう。
絵ってなんなんだろう?
無くても生きていけるものじゃないのか。そんな、ことはない。
そんな雑念がハエのように頭の中に増殖しては、ひとつひとつを握り潰しては一枚の絵を描き上げていった。
そんな日を二ヶ月間、僕の人生にコピペし続けた。
そして受験まで一ヶ月を切った頃、
この事を初めて両親に伝えることになる。