熊本県の川辺川ダムと熊本県知事
2020 年 7 月 3 日と 4 日の
熊本豪雨で
「浸水家屋は6000棟以上。65人が犠牲となり、今も2人の行方がわかっていない」
議員や公務員や首長や実業家
は日本の
国民の生命や財産より治水イ
ンフラ投資の抑制の方が
優先順位が高いのか
「「コンクリートから人へ」のスローガンを掲げた旧民主党が躍進するタ
イミングと重なった」
前の政権与党の負の置き土産
だったらしい
「私が在任中はダム計画の復活はない。改めてダムによらない治水を極限
まで追求する」
熊本県民はこのような知事を
今もなお支持しているのか
2020 年 8 月 25 日 国交省
と熊本県の会合で国交省は次
を示したらしい
「川辺川ダムが建設されていれば今回の豪雨で、球磨川の流量を4割程度
カットできた」
2020 年 10 月 国交省
「ダムがあれば浸水面積を6割減らせた」
これを聞いて
「流域の市町村長を中心にダム建設を求める声が高まった」
熊本県知事は
「その判断のよりどころを流域の民意の中に求めた」
流域の住民に判断を任せたと
いうことか
県知事はこの件にはあまり関
わりたくないのか
2020 年 11 月 19 日
「蒲島は12年前に川辺川ダム計画を白紙撤回した県議会の同じ場所で、こ
れまでのダムによらない治水対策を転換」
「国に川辺川での流水型ダムの建設を求めた」
「信念をもって政治家として一度決断したことを、自分の手で変えなけれ
ばいけないというのは本当につらい」
つらいのは亡くなった人やそ
の遺族ではないか
あまり責任は感じていないのか
「12年前の決断はあの時点では正しい決断だったと思う」
川辺川の特性やダムの種類に
ついて検討したうえでの判断
だったのか
「多くの方がダムによらない治水を求めていて、民意に沿って粛々と進め
てきた」
責任の所在は有権者にあると
したいのか
「『命』も『環境』も守ってくれというのが民意だと思う」
「その選択が正しいかどうかは歴史が判断することだ」
民意と歴史に判断を委 (ゆだ)
ねるらしい
「英断だ」
「拙速だ」
「流水型でも環境は守れない」
「蒲島が下した決断に反応はさまざまで、対立の再燃も懸念されている」
この知事は県内の意見を取り
まとめることもできないらしい
「漁業権の補償問題など課題は山積」
補償を約束せず流水型のダム
の建設の決断をしてしまったのか
補償のような面倒なことには
関わりたくないということか
おカネが絡む面倒なことから
逃避していては
まとまる話もまとまらないの
ではないか
これではかえって利害関係者
の調整を難しくしてしまって
いないか
課題を解決するつもりはあるのか
知事として業務遂行能力に疑
問符が付かないか
「ダムの完成には、これから10年程はかかる」
熊本県南部の住民は 10 年間
は梅雨や台風の時期は不安か
もしれない
流水型の島根県の益田川ダム
は約 21 年間かけて竣工式に至る
・昭和61年度 建設事業着手 ← 1986 年
・平成19年10月7日 竣工式 ← 2007 年
昭和 61 年 (1986 年) に益
田川ダムの建設事業着手
益田川ダムは流水型のダム
流水型のダムは 34 年前に実
用化されていたのか
「自由民主党から実質的な支援を受け」
2008 年 4 月 16 日から熊本
県知事なので
流水型のダムは当選した時に
は既に知られていたダムの種
類だった模様
「抜本的な対策が講じられないまま、12年の月日が流れた」
12 年間 何を検討していたのか
トップである県知事が治水に
労力を費やさないので
現場が苦労するというパター
ンだったのではないか
熊本県周辺では単位時間当た
りの雨量が治水インフラの
キャパシティが超えてしまっ
ているのではないか
ダムに関係する利害関係者の
調整が苦手な県知事をそのまま
据え置いている熊本県民は緊
縮財政を続ける
政権与党を支持し続ける有権
者の約 4 割と似ているかも
しれない
熊本県は日本の政治の縮図か
もしれない
日本国民に財政や金融や治水
インフラについて教育が必要
かもしれない
熊本県知事は民意を重視して
大きな被害を出してしまった
民意は大切だが県民の所得や
雇用や生命や財産を守る意思決定も
民意任せにしたら知事として
主体的に問題に取り組む姿勢
があるのか疑問が残らないか
漁業権の補償問題が未解決な
のは緊縮財政が遠因にあるの
ではないか
十分な地方交付税交付金があ
れば漁業者への補償もできた
かもしれない
緊縮財政を支持するより財政
支出して災害対策したり
十分な地方交付税交付金を交
付された方が
政権与党を支持する有権者の
約 4 割とっても有意義なこ
とではないか
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それでも蒲島は
「私が在任中はダム計画の復活はない。改めてダムによらない治水を極限まで追求する」
とこれまでの姿勢を貫いた。
出典:
https://www.nhk.or.jp/politics/articles/feature/49200.html
2020年12月2日
脱ダムを撤回 知事はなぜ
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昭和61年度 建設事業着手
出典:
https://www.pref.shimane.lg.jp/infra/river/dam/masuda/
島根県
益田川ダム、笹倉ダムの経緯
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第17・18・19・20代 熊本県知事(公選)
当選回数 4回
在任期間 2008年4月16日 - 現職
https://ja.wikipedia.org/wiki/蒲島郁夫
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
最終更新 2021年6月13日 (日) 06:49
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