こんばんは。鈴木健治郎です。
今から3、4年前に「成人の日2018 AKB vs 乃木坂 世代交代論」などで、乃木坂の世代交代の懸念について論じた。
あれから、3、4年が経過し、当初の予想通り、当時主力であった白石麻衣、西野七瀬、堀未央奈、桜井玲香、衛藤美彩、若月佑美らは順番に卒業していった。そして、個人として、女優やモデルなどそれぞれの場所で活躍を続けている。
一方、乃木坂グループについては幸いなことに、私の懸念に反して、現在の乃木坂の世代交代は比較的順調に進んでいると見て良いだろう。
最新の28thシングルにおいて、4期生の若手・賀喜遥香(19)がセンターを務める予定である。
また、前作27thシングルでは、同じく4期生の若手・遠藤さくら(19)がセンターを務めた。
彼女たちは、今回のシングルにおいては、若手だからと大抜擢された訳ではなく、人気や実績を踏まえれば順当な人事と言えるだろう。
そして、上記の遠藤、賀喜という若手に加え、齋藤飛鳥(23)、山下美月(22)、与田祐希(20)といった中堅どころがまさに、「乃木坂の五人組」として、現在の乃木坂の枢軸を担っている。
では、なぜ、乃木坂の世代交代は、円滑に進めることが可能であったのだろう。
幾つかの要因が考えられる。
(続く)