僕の彼女は、僕より2歳年上の27歳。
彼女とは2年前の冬、合コンで出会った。
彼女は、幹事の同期から、おばさんぽくて顔がでかい女だから期待しない方がいいと言われていた。
仕事で仲間より少し遅れて合コンの居酒屋に到着した僕。
やや気まずさを感じながら、合コンの開催されている個室に入ると、太陽のように眩しい屈託のない笑顔が視界に飛び込んできたんだ。女性陣の中では、やや顔がデカめかもしれない。もしかして。
そう、それが彼女だった。そして、僕の一目ぼれだったのだ。
それから僕は全力で彼女にアタックした。
僕は、意外と肉食系男子なんだ。
彼女の職業は大学病院の看護師で、僕は一流企業のシステムエンジニアなわけで、お互い結構忙しい。
毎日メールをして、デートの日付を決められたのが、仕事をどうにかやりくりして、合コンから3週間後。
ついに遊びに行けるぞ!!
初デートは映画を観て食事でも・・・・と思っていたのだが、彼女から思わぬリクエストがあった。
「上野動物園にしましょう」と。
動物園は予想外だった。でも彼女の希望なら、もちろんオッケー!!僕はルンルンなわけで。
動物園を楽しんだ後、ランチをして、映画を観に行くというプランを練った。
上野駅改札で待ち合わせをして、久しぶりに現れた彼女は、洋ナシのような面白いシルエットのコートを着ていた。
でも僕はそんなことどうでもいいんだ。ただ彼女と一緒に歩けるのがとても嬉しかった。
動物園で彼女はゴリラをとても嬉しそうに見つめていて、携帯で写メを撮っていた。
ゴリラが一番好きなのだそうだ。
そう言って無邪気に笑っているのがとても可愛かった。
その後は近くのパスタやさんでランチをして、新宿の映画館に向かった。
映画は邦画であり、話題の監督の新作。
涙あり笑いありの感動モノだ。
映画がクライマックスのピークに達した時、映画とは不釣り合いのパフュームの着信音が大音量で流れた。
ん!?
彼女がものすごい勢いで、携帯を確認してかなり慌てていた。
そう、彼女の携帯がマナーモードになっていなかったのだ。
大学生の頃、映画館でバイトしていた僕だったら、それはありえない事態だったが、彼女がやってしまったことなら、気分はまるで異なるものだ。
彼女が傷つかないように、僕がごまかしてあげなければ!!!
僕は必至で自分の鳴ってしまったように、見せかけた。
彼女はまたちょっと照れながら、微笑んでいた。
そうして僕たちは恋に落ちていったのだ。
~次回へ続く~
彼女とは2年前の冬、合コンで出会った。
彼女は、幹事の同期から、おばさんぽくて顔がでかい女だから期待しない方がいいと言われていた。
仕事で仲間より少し遅れて合コンの居酒屋に到着した僕。
やや気まずさを感じながら、合コンの開催されている個室に入ると、太陽のように眩しい屈託のない笑顔が視界に飛び込んできたんだ。女性陣の中では、やや顔がデカめかもしれない。もしかして。
そう、それが彼女だった。そして、僕の一目ぼれだったのだ。
それから僕は全力で彼女にアタックした。
僕は、意外と肉食系男子なんだ。
彼女の職業は大学病院の看護師で、僕は一流企業のシステムエンジニアなわけで、お互い結構忙しい。
毎日メールをして、デートの日付を決められたのが、仕事をどうにかやりくりして、合コンから3週間後。
ついに遊びに行けるぞ!!
初デートは映画を観て食事でも・・・・と思っていたのだが、彼女から思わぬリクエストがあった。
「上野動物園にしましょう」と。
動物園は予想外だった。でも彼女の希望なら、もちろんオッケー!!僕はルンルンなわけで。
動物園を楽しんだ後、ランチをして、映画を観に行くというプランを練った。
上野駅改札で待ち合わせをして、久しぶりに現れた彼女は、洋ナシのような面白いシルエットのコートを着ていた。
でも僕はそんなことどうでもいいんだ。ただ彼女と一緒に歩けるのがとても嬉しかった。
動物園で彼女はゴリラをとても嬉しそうに見つめていて、携帯で写メを撮っていた。
ゴリラが一番好きなのだそうだ。
そう言って無邪気に笑っているのがとても可愛かった。
その後は近くのパスタやさんでランチをして、新宿の映画館に向かった。
映画は邦画であり、話題の監督の新作。
涙あり笑いありの感動モノだ。
映画がクライマックスのピークに達した時、映画とは不釣り合いのパフュームの着信音が大音量で流れた。
ん!?
彼女がものすごい勢いで、携帯を確認してかなり慌てていた。
そう、彼女の携帯がマナーモードになっていなかったのだ。
大学生の頃、映画館でバイトしていた僕だったら、それはありえない事態だったが、彼女がやってしまったことなら、気分はまるで異なるものだ。
彼女が傷つかないように、僕がごまかしてあげなければ!!!
僕は必至で自分の鳴ってしまったように、見せかけた。
彼女はまたちょっと照れながら、微笑んでいた。
そうして僕たちは恋に落ちていったのだ。
~次回へ続く~