NO BÉISBOL NO VIDA -béisbol en Costa Rica-

NO BÉISBOL NO VIDA -béisbol en Costa Rica-

青年海外協力隊野球隊員として中米コスタリカで、現地に混じって、子供たちと、大人たちと、外国で白球を追いかける日々をつづります。これからはしばらく野球日記の始まりはじまり・・・。

Amebaでブログを始めよう!


ここ数か月の一つの目標は、配属先の地域のサントドミンゴ地域のいくつかの小学校を募り、野球大会を開催するとうことでした。




活動の目的であるコスタリカで野球をもっと普及するには学校で野球ができる、経験できるということ、そして大会という目標があることが大事だとずっと考えてました。ですから、ここ数か月は一日、二日ごとにいろんな小学校に行って、体育の授業で野球を紹介してきました。




そしてこの大会のポイントのひとつは、“道具がなくても、野球をやったことがなくても誰でも楽しめる”ということでした。

 



まず昨年の活動を通して実感したことが大きく二つありました。一つはグローブや野球ボール(軟式)がない、あるいは野球をするのに十分なスペース(校庭)がない、要するに十分な環境がない学校が多くあるということ、そしてもう一つは生徒にとって数か月で野球のルール、試合が成り立つほどの技術を覚えるのは難しいということでした。




日本のようにいつもテレビで野球が見れる、あるいは時間があればお父さんとキャッチボールというわけではありません。時間があれば家ではみんなサッカーです。そこで、どうしたら生徒にとっても、体育の先生にとっても手軽に野球を楽しんでもらえるか、ということを考えてきました。




その結果思いついたのがいわゆる野球型のゲームを浸透させていくということでしたひらめき電球




野球型ゲームとはグローブがなくてもできて、ルールは簡単で楽しくて、且つ野球の要素を含んでいるものです。その名も「ベースボールロコ」直訳すると野球バカ?のような感じでしょうか() 




名前はともかく、ルールは、バッターはベースボールティーに置いたボールを打ち、一塁、二塁・・・と行けるところまでベースを走り続け、守備側はボールを取ったらファーストではなくホームに投げます。ホームのキャッチャーがボールを捕り、ベースボールティーに置いた時点でバッターが辿り着いていた塁が得点となります。(一塁なら1点、二塁なら2点、三塁なら3点、ホームに帰ってきたら4) ランナーも残らず、攻撃のチームの全員が打ったら攻守交代です。




このゲームの楽しいところは全員が得点するチャンスがあり、またベースボールティー(または大きめのコーン)に置いたボールを打つため初心者でもバッティングを楽しむことができ、守備側にとってもルールがわかりやすく、テニスボールなどの柔らかいボールを使えばグローブがなくても、室内などの狭いスペースでも楽しむことができる点です。最初から難しいことを教えるででなく、またあるものの中でできることは何かと考えて出てきたアイデアでした。

 



そうして、このベースボールロコをいろんな学校を回って紹介し、目標のひとつであった小学校対抗野球(ベースボールロコ)大会を開催することができました。





【大会は1~3年生と4~6年生の二回に分けて開催】




【女の子も】



【最後はみんなで集合写真】




普段の活動とは別になりますが、日本でいうところの社会人野球リーグについて少し紹介します。



というのも自分も選手としてプレーしているからです。




【チーム名はトランスティカ】



自分の所属しているサントドミンゴにはコスタリカでは珍しく子供から大人までの野球リーグがあります。コスタリカ全体でも3つか四つしかリーグはなく、言ってみればサントドミンゴの社会人リーグはコスタリカでは一番レベルが高いということになります。とは言ってもお金をもらってプレーしているわけではなく、みんな仕事の傍ら週末と平日の夜に試合をしています。




【満塁でタイムリーヒット!】


リーグ戦は11月に始まり7月か8月に終わります。今年は6チームでリーグ戦を行い、上位4チームでプレーオフ、決勝がありました。自分もその一つのチームでプレーし、自分のチームはリーグ4位でプレーオフ進出、その後決勝まで行きましたが、決勝で残念ながら破れてしまいました。





【高校時代以来のショート】



高校野球以来の硬式球と木製バットでの野球、さび付いた体、近年のメジャーリーグでの日本人選手の活躍のおかげで自分への過剰な期待などなどガーン。。。不安は少々ありましたが終わってみればそこそこ活躍できたかなぁと思います。





【新聞にもたまに野球の記事が出ます】


普段自分が教えている子供も見に来ることが多いのでお手本を示すという意味でも少し安心です。

 


そして、コスタリカの野球で好きな習慣があります。日本でも試合の始まる前には選手が円陣を組んで声を出して、気合いをいれることはよくあると思います。それと同じようにコスタリカでもいつも試合前にやることがあります。それはみんなの手を重ねて、神様に「お祈り」と「感謝」をするのです。


「神よ、こうして今日、愛する野球ができること、このようなすばらしい仲間とプレーする機会を与えてくださったこと、いつも私たち、私たちの家族を病気やけがから守ってくださることに感謝いたします。どうか私たちのチーム、そして相手のチームにケガなく無事試合を終えることができるようお守りください。」


そして、最後に1、2、3の掛け声とともにチーム名を大きく叫びます。こうしたスポーツにも文化や宗教を感じることができます。





【野球仲間】


日本には終戦記念日がありますがコスタリカには独立記念日が915日にありました。






これはコスタリカだけのための独立記念日ではなく、ニカラグアやホンジュラスなどとの周辺国とともに当時1821年にグアテマラ総督領の一部として同時に独立した日を指しています。





ですからラテンアメリカの多くの国にとって915日は独立記念日ということになります。





この独立記念日には街中を小学校や中学、高校生のパレードが行進をし、そしてそれを見物にくる街の人々でどこも街中がにぎやかになります。



学校も民家も国旗と昔ながらの代表的な飾りつけで彩られ、どこか人々は誇らしげです。




自分が活動している国はコスタリカと言います。


派遣される前は自分も正直どこにあるかはっきりわかりませんでした。


アジア?南米?


そんな感じでした。


しかし!!!


そんなコスタリカという名前を知らないという人はは今や少ないのではないでしょうか?


中米の小国コスタリカを世界的に有名にするで世界的ビッグイベントがありました。


そう!ワールドカップですひらめき電球



コスタリカは前からも紹介してるようににサッカー大人気の国です。


スポーツニュースの大半はサッカーです。


そんな国ですから、いつにもまして国中が盛り上がってました。コスタリカの予選グループは「死の組」と言われようが関係ありません。


ちなみに「死の組」の名前の由来は予選グループのコスタリカ以外のイギリス、イタリア、ウルグアイとすべて過去に優勝経験のある国ということでコスタリカにとってはまさに死が約束されたようなものというところから来ました。


世界中でコスタリカの勝利を予想する意見はほとんどありませんでした。



が!!!!!!



なんと始まってみればコスタリカは奇跡の躍進を続けましたメラメラ


もう国中はパニックです()



【リトルリーグ大会中。選手と一緒に国家斉唱】



【大会参加中でもサッカーは野球より大事??】



【ホームステイ宅にて。ゴールの瞬間は大興奮】



試合のあるたびに道は人で溢れ、車はクラクションをブーブー鳴らして祝福し、中には興奮した人々が公共物を壊したりなんやらと、400ほどの逮捕者が出たとの話も聞きましたガーン


学校や企業なども試合の時間は試合観戦の許可を出し、誰も仕事をしている人はいませんでした。日本は残念ながら、早々と負けてしまいましたが、コスタリカのおかげで存分にワールドカップを楽しむことができました。




【首都サンホセはひと!ひと!ひと!】




自分が住んでいる国が活躍してくれたのはやっぱり嬉しい!!!


・・・一方で、これでまたさらにサッカー人気が不動のものとなるだろうな、

と、ふと野球隊員として思いました汗





これまで野球普及活動と並行して取り組んできたのはリトルリーグラテンアメリカ大会参加に向けたチーム強化です。


大会は628から76日にかけて実施されました。

この大会を勝ち抜いたチームがアメリカで行われる本大会へ出場することができます。



自分が指導したチームは1113歳カテゴリーでした。



が!!!チームが結成されたのは4月で、練習期間はわずか2か月しかありませんでしたあせる



学校や地域単位でチームを組むことが多い日本では大会ごとにメンバーが変わるということはあまりありませんがコスタリカでは事情が少し変わります。


中南米では基本的に大会数か月前に参加希望選手を募り、テストを実施してチームを結成し、大会が終われば解散という流れが多いのほとんどです。ですから日本のように同じチームメイト、監督と何年間も一緒に野球をするということが難しいのが現状です。


そういった意味で、メジャーリーグなどを見ても中南米出身の選手には個人的な能力が高い選手が多いのは事実だと思いますが、いざ国際大会となると日本や韓国が強いのはやはりチームワークで勝るからでしょう。

野球の世界大会で日本が二度も優勝できたのはチームワークの大切を教えてくれました。



さて、チーム指導に当たり前回のブログでも書きましたように、二か月という短い準備期間を最大限に活用するために、なんとかチームワークや規律の大切さを学んでもらいたいと、技術的なこと以上に心がけて選手たちに接してきました。


練習はだらだらする、ミスをすれば言い訳をする、もしくは相手を責める、監督の話を聞かない、そういった選手がましてや技術で適わない相手に勝てるわけがありません。しかし、ひたむきに練習すればたとえ力が劣っても奇跡が起こる、そう信じて指導してきました。時には日本の高校野球のビデオを見せたり、練習のたびに目標を口にさせたり、時には自分も一緒がプレーや態度の手本を示したり、自分の指導の意図を理解してもらうためにいろいろな工夫をしました。


それによって選手たちの態度が変わっていったのは前回紹介したとおりです。




さて、そしていよいよ本番です!!




【コスタリカチーム】



【監督でもコーチでもありません。

 他のチームの選手です、これで13歳叫び



【11歳、イサック、三塁手、投手】


【試合後は選手ひとりひとりとハイタッチをしてお互いの健闘を称えます

 明らかに体の大きさが違う。。。】



大会にはメキシコ、エクアドル、キュラソー(オランダ領)、グアテマラなど計9か国が参加してましたが、



結果から言うと・・・・




コスタリカは一勝もすることができませんでした。。。




例えて言うなら、高校野球創部数年の弱小校が甲子園常連校ばかりの大会に参加した、それほどのレベルの違いがありました。選手には過酷だったと思います。悔しくて泣く選手もほとんどでした。でも、泣けるのは本気で向き合った証拠です。



ある日、本大会優勝したチームに3回、0-21で大敗した試合後、保護者や他のコーチが「気にするな、よくやった、忘れよう」、そう声をかけるなかで、自分は下を向く選手たちにこう話しました。


 

「自分はむしろとことん落ち込めって言いたい。今はまだこの大会がいい経験だったなんて簡単に思ってほしくない。また気持ちを切り替えて、今日のことは忘れようなんて思ってほしくない。この経験が君たちにとって忘れたくても忘れられない、それくらい苦い、苦しい思い出になってほしい。この悔しさ、流した涙を無駄にしてほしくない。この経験がこれからみんなが野球をもっともっと練習した、しなきゃ、そう思えるきっかけになってほしい、また同じ悔しさを味わないために。そうやって努力していけば、いつか本当に心からいい経験だったって言える日がくるはずだから。」






コスタリカの文化や気質の一つでもあると思いますが、何か悪いことがあったらすぐに忘れたり、慰めたりすることがあります。特に親は子供に対してそうです。本当に苦しいほどの努力をしてきての結果なら仕方ないでしょう。全力を尽くしたと受け入れることが大事だと思います。でも、この子たちはやはりできる限りのことをやった、他のどのチームよりも練習した、そう言えなかったと思います。


でもやはり結果が出なかったのは監督として自分の力量が足らなかったからでしょう。

自分にとっても悔しくも本当に素晴らしい経験をさせてもらいました。

人に言うからにはまずは自分から!!

この精神を忘れずに精進していきたいと思います。


【大会のあったキュラソー島の海にて!】



【キュラソー島は観光地として有名】


【オランダ領であるため街並みはオランダ風】




でも、彼らが大好きだから、心から成長してほしいと思ったから、自然とそういうことばになりました。

今振り返っても29歳の若造がえらそうなこと言ってるなぁと思います。




自分の活動は大きく言えば、コスタリカに野球を普及させることです。普及とは野球を知っている人や興味を持つ人、そしてプレー人数が増えていくことです。



そのために取り組んできたことの一つは小学校の体育の時間を利用して野球の紹介をしていくことでした。


特にこの半年間は、コスタリカナショナル大学の体育学科と協力し、大学生に野球の講義を実施後、学生自身が小学校に行って野球を紹介、指導するというのが一つの計画でした。


しかし!!そこは思うようにいかないのが途上国。



無事、野球の講義も終わり、さぁこれから大学生たちが小学校に行くぞ、というときでした。公立の小学校、中学校の教職員関係者たちによるストライキが起きました爆弾



ストライキはなんと一か月間続きました叫び

つまり、一か月間コスタリカ全土の公立の小中学校は閉鎖されました汗



原因は一部の教職関係者への23か月分の給与未払いということでした。

確かに2,3か月給料なしはきついですが、中には働きたくないがためにストライキをながびかせようとして人もいるとかいないとか。。



政府も政権が変わったばかりの頃で対応が遅れたというのもあるでしょうが、一か月も続くというのはやはり途上国ならではではないでしょうか。



このストライキの影響もあり、結局大学生が小学校に行く、野球を紹介するという計画は実行することができませんでした。




【道路をほぼ占拠するストライキの群集】


さて、ということでで計画を変更しなければなりませんでした。



とりあえず学生が小学校に行く予定であった期間は野球の講義を延長し、継続していきました。そして、最終的に3つの小学校から合計55名ほどの生徒を招待して野球教室を実施しました。


講義を通して野球を学んだ学生たち自らが、野球教室の内容を計画し、小学生に指導するというものです。


自分が指導した大学生は二年生36名、4年生18名の2クラスあり、それぞれの学年の学生が二日間に渡って実施しました




【準備体操する自分と小学生】


【捕球の仕方を指導する大学生】

【投げ方の指導】



【大学生、小学生、自分】

野球をほとんど知らない、やったことがないという学生が形だけでも教えることができるレベルに達したということで、講義も意義があったのかなと思います。



彼ら学生が将来体育の先生になたときに、野球の普及に貢献してくれることでしょう!!



当初は野球教室ではなく、野球大会を開く計画でした。大会があるとやはり子供たちのモチベーションにも繋がります。


今年は残念でしたが、大学での野球講義は来年以降も継続していく予定です。


来年こそはストライキに邪魔されず計画がうまくいくことを祈りたいと思いますあせる











今の活動の中心は6/26~7/8にカリブ諸島の一つキュラソー島で開催されるリトルリーグ中南米大会予選に向けたチーム指導です。カテゴリーは11~13歳、二か月前に監督に指名されました。。二か月前って時間少なぎる!!って思いましたが、任された以上責任ありますので、せっせと週3回の練習に励んでいるところです。とは言ってもやはり急造でもあるので、たった二か月で技術を向上させるというのは難しいと思い、「チームにするために」ひたすら常に、規律や...練習に臨む姿勢、チームワークの大切さの話をしてきました。

ということで先週の金曜日は練習を休みにして日本の高校野球のドキュメンタリー番組(タイトルKOKOYAKYU、おそらくアメリカ向けに制作されたもの、英語字幕付き)にスペイン語字幕を自分で付けて子供たちにを見せました。やはり聞くより見てもらう方が早い!

その日に①ビデオの感想、②チームワークはなぜ大切か?、③明日からどのように練習、プレーしていきたいか?を書いてくるよう宿題を出しました。
その翌日、練習試合がありましたが、そこには見違えるような子供たちの姿がありました。声を張り上げてウォーミングアップをし、列を保ってランニングし、移動時は走り、選手間で声を掛け合い、ベンチスタートの子供は自ら、「ベンチでも自分にできることをする」と宣言し、バットやヘルメットを整理する姿がありました。日本では当たり前のことですが、やはりこちらではどのチームにしても見たことのない光景でした。

試合には負けてしまいました。でも少しずつチームとして働き始めた姿がありました。チームの一人の子(11歳)が宿題の回答でこう書いていました。

「最後の汗の一滴が絞り出るまで本気で練習、プレーする、死ぬくらいまで本気になってチームを応援する」

こんなにビデオの効果があったとは(笑)
「百聞は一見に如かず」とはまさにこのこと!

何かを感じ取ってくれたことは何よりうれしいですが、その意気込みに応えて残り二週間さらに厳しくしていきたいと思います(笑)

【日本の高校野球のドキュメンタリー】



【鑑賞中のこどもたち】




【ウォーミングアップ中】



今月でコスタリカ赴任から10か月が経ちました。



さて、青年海外協力隊員は任期中の2年のうちに一度現地にて健康診断を受診することが義務付けられています。



日本とまったく同じように・・・とは言いませんが血液検査からレントゲン、視力検査、問診など基本的には同じような項目で検査します。





少し話は変わりますが、青年海外協力隊員の男性隊員はたびたび赴任後痩せる傾向があると言われ、女性は反対に太る傾向があると言われています。


誰が言い始めたのか、ウソかホントはわかりませんが、男性はストレスへの耐性が女性に対して弱い傾向にあり、また食事に適応しにくいケースがあるらしく、慣れない土地での生活に順応がうまくいかずに痩せていくと。


一方で女性は男性よりも順応性が高く、食事にも早く適応し、食生活にも順応し新しい土地での生活、活動を楽しむ、その結果二年後には太って日本へ帰ることになる、なんて話を聞いたがことがあります。





さて、自分はどうでしょうか。


上で言われているようなことが本当だとして、まがいなりにも野球隊員、毎日何かしら体は動かします。


痩せてしかるべき!・・・はずですが、ばっちり体重キープしています(笑)


むしろ、お腹まわりが赴任時よりふくよかになった気も・・・




そんなこんな本日、健康診断に行ってきた結果、



なんの異常もありませんでした(笑)



おかげさまで健康に過ごしています。




内容はというと、検便、検尿、血液検査、胸部レントゲン、問診視覚検査、でした。


身長、体重は自己申告でしたが、実施した病院も大きく、日本と変わりないような清潔で設備もしっかりしたところでした。




さて、これに合わせて少しコスタリカの医療事情を紹介します。



コスタリカの国民は日本と同じように健康保険を毎月払っています。(いくらかは具体的に忘れましたが。。。)


ではそうすると、けがや病気をしたときは日本と同じように支払は医療費の3割かというと、そうではありません。



なんと・・・



無料です!!



が、しかしこれは公立の病院だけに限ります。それでも無料ならいいじゃないかと、とも思いますが、

いくつか問題もあったりします。


一つはコスタリカは現状では開発途上国の一つとされています。先日4年に一度の大統領選挙もあったばかりですが、決してコスタリカ政府もお金をたくさん持っているわけではありません。


ですので、公立の病院の質は、やはり私立のお金持ちの病院に比べるとそれはやはり劣ります。(ちなみに今回受診したのは私立の立派な病院です。)




そしてもう一つがさらに問題です。




一部のお金持ちならいいですが、国民の多くは当然ながら高い高い医療費を払うくらいなら、多少なりとも質は落ちても無料の公立病院に行こうと考えます。そして、当然、



公立病院に人が殺到します。



すると来院してもすぐに治療が受けられない、受診までに長い時間を待たなければいけなかったり、ひどいときは数日待つこともあるそうです。



そしてさらにやっかいなのが、本当はそんなに重大な病気や症状でもないにもかかわらず病院に行く人がいることです。


確かに、無料で診てもらえるなら、まぁ重大になる前に早期発見するにこしたことはありませんから行きたい気持ちもわかりますが、それによって本当に緊急を要するがタイムリーに受診することができない、という事態も想定されます。



無料ほど高いものはないと、小さい頃親によく言われましたが、無料なら無料ゆえの問題もでてきてしまう、なんとも難しいところです。



今後どのようにコスタリカの医療制度が変わっていくか、また国民がどのように考えてるか、興味深く見守っていきたいと思います。




【活動先の小学校で巨大滑り台!】


【生徒大はしゃぎ!!】



【先生も!!!(笑)】




【生徒たちと】



【んー、この笑顔が元気のもと!】



【かわいい・・】

【夜明け前】


















さてさてご無沙汰してます。


ここ3か月くらい更新が滞ってました。


決して遊んで過ごしていたわけではないですが、少し忙しい日々が続いてさぼっていたら、


気付いたら時間がこんなに過ぎてしまいました。


何事も少しずつでも、毎日、あるいは定期的に継続していくことがいかに難しいか身を以って実感です。


まず指導者として自分が改めないとですね(・_・;)




少しここ3か月の活動を振り返ると、


普段の学校での野球普及活動や翻訳活動以外に大きな出来事が

3つ、ありました。



①今年の日本遠征計画中止


②コスタリカナショナル大学体育学科と連携、

野球講義の実施


③コスタリカ国内全国野球大会優勝




まずですが、1月まではこれまでも紹介してたように、今年の日本遠征、つまり日本での少年野球大会参加を目指して、サントドミンゴ野球協会、保護者を始め実現に向けて動いておりました。


子供たちが長期休み中ということもあり、1月は週4回のペースでビシバシ指導してました……・


が・・・・、結果として今年の遠征計画は中止となりました。


大きな理由は二つあります


一つは日本の受け入れ先がコスタリカチームの日本滞在費を負担できるかどうかが不確定であったこと。


もう一つはそれに加えて渡航、滞在費の捻出がコスタリカ側にとって非常に困難だと予想されたことです。


コスタリカはもちろん日本に比べたら、まだまだ小規模の発展途上国です。彼らにとって日本までの渡航費を準備するというの決して簡単なことではありません。ましてや日本での滞在費までとなるとなおさらです。ですから、実現のためには、企業や政府等の支援がどうしても必要になってきます。


そうした意味で、そこで大きな壁となる出来事が今年コスタリカで二つありました。8年ぶりのワールドカップ出場4年に一度の大統領選挙です。



サッカーが圧倒的に人気のコスタリカにとってワールドカップ出場はもちろん喜ばしいことです。


が、しかし、それは他のマイナースポーツにとってはあまりいい状況とは言えません。


なぜなら、政府や多くの企業がサッカーの支援のためにお金を使おうとするからです。


そうした背景もあって、今年の日本遠征は中止となりました。


しかし、今年は無理でしたが来年の参加を目標にまた取り組んでいこうとの話となりました。





②、これは今回が初めての試みということではありません。


以前も講義の一つとして野球があったようです。


約10年、20年の間はカウンターパート(自分の活動をサポートする人物)であるハーリーが引退するまでは教鞭を執っていました。


彼はコスタリカナショナル大学の教授、また後には学長としてコスタリカ野球の発展に尽力してきた人物で、コスタリカでの野球第一人者です。日本に来て野球を学んだこともあります。




が、彼が引退後は野球に詳しくない教授が代わる代わる担当していたということで、


そこで自分の出番です。




今年担当する教授と授業内容を話し合い、また知識や技術を彼に伝えながら、


授業のサポーターとして週二回、大学内の野球の講義に携わることになりました。


野球普及活動として、自分自身も2、3か月ごとに小学校を回って野球の授業をやっていますが、


未来の体育教師に野球を知ってもらうことで、効果は何倍にも期待できます。





【左から、カウンターパートのハーリー、一緒に野球講義をする教授のエマヌエル、自分】




以前にも少し紹介したように、コスタリカの学校体育では圧倒的にサッカーが扱われることが多いゆえ、


学校体育で野球のようなマイナースポーツを経験する、


ましてや正しく指導されるということはなかなか期待できないので現状です。


サッカーにしても、ボールを与えて「はい、遊びなさい」ということも珍しくありません。



将来の体育教師に野球を指導することで、その普及範囲も効果も何倍にも期待できる、


その実現のためにしっかり講義を作り、また担当教授にもしっかり技術移転できるようしたいと思います。




【大学生に野球のプレゼンテーション】



【準備運動を兼ねて指を使った少し頭の体操】



③、これは日本で言うと国民体育大会のような大会で、野球を始め様々なスポーツが全国の市町村間で予選が行われ、後に全国大会として競われます。




【大会のために野球場建設が進むも、大会当日でもまだ完成しておらず・・・】



【開会式。民族舞踊やダンス、歌、大統領も出席するなど結構派手な開会式。】



自分は配属先のあるサントドミンゴ市の野球チームのコーチとして、約半年間指導、監督の補助をしてきました。


サントドミンゴの野球は8年間優勝から遠ざかっていましたが、幸いにも優勝することができました。



一週間簡易ホテルに泊まりこみで、毎日試合と反省の繰り返し、大会期間中に問題もいくつか起きました。


コスタリカ二度目(というか人生でも二度目?)のテレビインタビューもありました。


優勝の瞬間の写真で新聞デビューも果たしました。


彼らを鼓舞しようと、何かを感じ取ってもらおうと、決勝前日に日本の高校野球のビデオを見せました。


なんとか決勝までに見せてあげたいと、期間中ホテルに戻っては連日翻訳とテロップの打ち込み作業し

ました。





【地元の大学生による試合後のマッサージケアサービス付、半分以上は女性目当てじゃ…

だって、お前試合でそんなに動いたか?(笑)】



【決勝前日に日本の高校野球を扱ったドキュメンタリービデオを見せる】



【コスタリカのこどもが道具の手入れをしているのを初めて見た、それも自分たちからやりだした。

正直、この瞬間優勝を確信しました。】




テレビのインタビューではこう聞かれました。


インタビュアー : 「コスタリカに来て一番よかった経験はなんですか?」


自分 : 「正直に言いまして、毎日がすばらしい経験の連続です。毎日新しいこととの出会いに感動し         

     ています。 でも、この大会が終われば、きっとこの大会が一番の経験になると確信しています。」



大会が終わり、それが現実となりました。


まずは、すばらしい経験をさせてくれた選手たちに感謝ですね。


ムチシマ グラシアス!!!!! 




【後ろにちょこっと写ってるだけですが。。】



【監督のエルネストと自分】


【集合写真】

【優勝の瞬間。。涙。。涙。。】





さて、こんな感じで、ここ三か月はあっという間に過ぎて行きました。




③の大会の二週間後、3回目のコスタリカど田舎へ野球出張授業に行き、受け入れ先の学校の校長と缶ビール一人12本飲んで、酔っぱらい、宿泊予定の学校の水が枯渇し、シャワーも水も飲めずに汗だく、泥酔、二日酔い頭痛の出張授業があったり、



ある日、デジカメをタクシーに置き忘れ紛失したり、



小学校での野球の授業はしんどいなぁ、行きたくないなぁと思う日があっても、



学校に行くと「ナオキー!」と言って抱きついてきてくれる子供たちはやっぱりかわいいなぁって癒されたり、



いろいろありますが、今のところ元気にやっています。



とりあえず、今後はもう少しまめに更新していこうと思います。






【こんな道を一時間車で揺られてやっと学校に辿り着きます】


【裸足でボールを打つ女の子】



【今回は4つの小学校回りました。】



【4つのうちの一つの小学校】



【バックパックにグローブ10個とボール15個、

バット2本とバッティングTの野球セットと一緒に出張授業】




【配属先周辺の小学校の子供たちと】

































あけましておめでとうございます。


2014年の幕開けは、今までにないほど食べて飲んで年越しを過ごしました。


コスタリカでは豪勢な料理を家族や親せきと一緒に食べながら年越しを迎え、年明けとともに一人ひとりと抱擁を交わします。その後、ごはんを食べた後は、街中で花火が上がります。大きなものから小さなもの、ロケット花火みたいなものまで、ところかまわず打ち上げられます。年明けのうきうきした気分もさながら、あちらこちらで上がる花火にひやひやします。ピーポーピーポー聞こえると思ったら、けが人が出ることも多々あるということで、すでに救急車もあらかじめ出動していました。今の日本では考えられないですねあせる


ホームステイ先にて。豚の足の丸ごとオーブン焼き。


年越しの料理。



さて今年は年明けも早々1/3から活動開始となりました。というのも、アメリカのコロラド州にある大学の野球部がコスタリカ、ここサントドミンゴにやってくる予定だったからです。この大学は毎年、その年ごとにバスケットボールやバレーボールなどのチームの合宿練習先としてコスタリカにやってきており、今年は野球部でした。基本的に午前中はサントドミンゴ野球協会所属の子供たちに野球教室を実施し、午後は彼ら自身の練習、夜はサントドミンゴの野球選抜チームと試合、という日程です。



大学野球部とサントドミンゴの子供たち。



英語が話せる彼女たちは翻訳のボランティア。

自分はもちろん、英語話せません(・。・;


ピッチング教室。



野球教室は年代別、ポジション別にわかれて実施されました。


さて、大学野球部との試合ですが、自分も一応選抜チームに選ばれて、試合にも出ることになりました。




が!!ポジションはセンター!



自分の本職はセカンドかショートだと言っていたはず・・。

センターと言えば、高校の時のソフトボール大会で守ったことがある程度汗



ところで、なぜか指導しているチームのこどもにイチローと呼ばれたり、ナオキは足がものすごく速いと思われてるようで、



「ナオキは今まで陸上の日本代表とかには選ばれたりしたことないの?」

「あのアメリカの大学チームのキャッチャーはものすごく肩がいいから、盗塁できるのはナオキしかいないね!」



・・・などなど、質問されたりします。

恥ずかしながら自分の脚力は平均あればいいほうなくらいだと思いますあせる

それが日本代表レベルになんて、どうやったら勘違いされるんだ?(';')

これはたぶんやはりメジャーリーグで活躍するイチロー選手の影響が非常に大きいからだと思いますが、



自分も一応監督としてえらそうに彼らに指導している以上、下手なところは見せられません!




しかし、一方で高校野球以来の硬式ボールでの試合(・。・;


聞くところによると相手の大学チームはメジャーリーグ傘下の2A、3Aに行く選手が排出されるほどのレベルのリーグに所属しているとのこと。。。(-"-)

そしてなぜかイチローと呼ばれるほどの自分への期待。。。。しかも慣れない外野ガーン



正直なところプレッシャーも十分に感じながらの試合でした。



が!!!



試合では後ろの打球、前の打球と無難にこなし、自分のプレーがうまかったのか、上手く見えただけなのかよくわかりませんが、ベンチから喝さいされ、



またバッティングではセカンド強襲(エラー)による出塁や、その後はさすが3Aレベルの大学のピッチャーが自分に簡単に打てるわけもなく(でもいいピッチャーでも140km/hくらい)、切り替えてセーフティバントなんてしたら、絶妙に三塁線に転がりセーフになるなど、ここまで期待にそぐわない内容!!



きわめつけは、ライトに守備を移ったときのプレー。

1アウト、ランナー一塁。バッターは左の2番打者。

この場面は思いっきりひっぱってくるに違いないと、気を引き締めたそのとき、打った瞬間これは頭上を越されるかと思うようなするどいライナーがライトポジションの真後ろへ。

打球を見ながら追ってたんでは間違いなく追いつけないと、一瞬目を切って後方にダッシュ!

そして振り返るとまだ打球には越されていない!しかし、ナイターゲームの照明のせいでボールを一瞬見失う!ブランク含めて野球歴20年の感覚を振り絞り、落下地点を予測して走り続ける!

そして、打球を見失いかけてさすがに追いつけずに捕れないかと思ったとき!ボールが目の前に!



キャッチ!!体制を崩しながら)



一塁ランナーも抜けた思ったらしく、セカンドベース付近に!

すかさず一塁に矢の送球、


アウト!


ダブルプレー、チェンジ。


自分でもプレーに無我夢中で興奮気味でベンチに帰ると、ベンチ総立ちで迎えてくれました。



がしかーーし、話はここで終わらない・・・。



ベンチに帰るときに、左足に激痛がガーン


どうやら体制を崩していたため、捕球時に足をけがしてしまったらしい。。






・・・・・・・・・





ということで翌日は、歩けないほど痛かったので病院に直行。

幸い骨に異常はなかったものの、ちょっとの間人生初の松葉杖生活になりそうです。



試合後また子供たちがイチローと呼んでくれたりします。

まぁ何はともあれイチロー選手の名前に傷をつけなくてよかったです(笑)

大学生のときに肩を壊して、もう二度強くボールを投げることはできないと思ってた頃を思い返すと、よくここまで頑張って直したなぁと思いますが、肩を壊している頃の自分を知っている方には信じられないかもしれませんね(笑)


ま、そんなこんなでコスタリカでは選手としても頑張っています!



ちなみにアメリカ大学チームとは、計4試合やりました。

結果は、9-13、12-13、11-10、9-7 と2勝2敗。

点数だけ見れば大味ですが、ある程度のレベルのアメリカのチームとちゃんと試合できる点を踏まえてもコスタリカの野球の能力は個人個人としては決して低くはないと思います。



あーーでもやっぱり実感しました!

教えるのも楽しいけど、プレーするのはほんと楽しい!!

こうした環境で活動できることに感謝しないといけません。



しかし、まずは足の治療に専念したいと思います。。。


んー、今年は幸先がいいのか、悪いのか(笑)





相手大学の監督と。


コスタリカ選抜チームのラモン。

同じくラモン。彼は初戦で2本塁打、推定130m。超怪力。

アメリカチーム。