『六畳一間で愛してる』
zacikie☆さんの舞台を見に両国まで。
一幕、二幕と間に十分休憩含む芝居でした。
観客全体の一幕終わった時の感想は、あれ? これで終わりじゃないの?
確かに!
同じ感想でした!!
一幕でとてもすっきりして、いい話だったねぇで終わる話でした。
ですが、二幕に入ると……え? え? え? と一幕と打って変わって話が思わぬ方向へ。
これは虚をつかれて、久々によかった。
一幕をすっきり幸せの家族を作ることで、二幕の虚をつく構成は、こういうのもあるのかと、一つ勉強になりました。
ただ、暗転がやたら多かったり、音楽先行で役者が処理できてなかったり、これって演劇作品の演出になってないな、と思うところ散見され、テレビのドラマ的な演出でした。
個人的趣向として、暗転などは、演出で見せるためにやるのは好きですが、話の区切りで入れたりする説明が行き過ぎの演出は嫌です。