と いっても私の娘でもなく職場の娘たちでもない

主人公の父親は亡くなりました。

今回までの経緯を以下お読み願います。

http://ameblo.jp/b012/entry-12045634683.html

http://ameblo.jp/b012/entry-12046046549.html

http://ameblo.jp/b012/entry-12046343156.html

http://ameblo.jp/b012/entry-12046850348.html

http://ameblo.jp/b012/entry-12047268647.html

http://ameblo.jp/b012/entry-12047660957.html

 

「息子はともかく 娘は『弟も私も父親から棄てられたと

思っているし 恨んできた』とは言ってる……しかしだ」

「二人暮らしが始まってから二十年だぜ 今じゃ二人とも

 子持ちだよ 娘の言ってることは信じがたいな」

「感受性に強いというか思いやるというか そんな家族関係

 というのはオマエの言う通り折れやすいんだな……

感受性の強い人間は一方で情に流されないという両建ての

人間でないと こわれやすいんだろうね……」

「あの家族をみていると 今まで言いたいことがあっても

 言い出しかねてきたことが 他の家族よりも多いと思う

 特に娘のほうは……」

 

「三人とも同じ町に住み始めた 何度か会っておたがいに

抱えているモノを全部吐き出して・・というところまでは

いってなかったんだよな」

「多感な時期に親から放り出され 甘えたい愛されたい思い

 を満足させられず 娘のほうは結婚に反対され 子育ても

独りで育てざるを得なかった……

 それらが積み重なって統合失調症になったんだろう?」 

 

 オレはそう思ってる 娘のほうは母親としての自覚と

自律心とともに出てきた 父親に対しての反発の思いのほう

が多分 邪魔をしていたんだろうな……

だけど娘の中での綱引きの問題だが 底には父親に甘え

たかった・縋りたかったという思いは 亡くなる直前まで

強くあったとオレは思う……

たがいに反目しあっても齢はとっても 親と子・家族の

関係は変わらんさ なんたって血の色が同じなんだからなぁ

オマエは あの家族も認めてきた後見人だったんだよな

これからもそうなんだろう 何でも言ってくれ……

 

「ありがとうな 子どもたちが何だかんだ思っても

父親の存在はデッカイ 特に娘にとってはな……

それにしても残念だ オレよりも若いのになぁ……」  

(父と娘 おわり)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

申しわけありません 次回月末近くになりそうです。 拝