ここまでの話題は、


初診に辿り着いた話

いきなり私立を進められた話

地元公立中を全否定されたところまで。


発達の専門医、紹介から初診までが

半年待ちとか8ヶ月待ちとかで、

予約していても更に待ち時間があったり。

年に3回ほどの通院(面談して状況を確認)では

本当に困っていることが全然解決しない…笑

いろいろ聞きたいこと・困った時の対処法

など、次はこれを聞こう!と準備していても

結局解決どころか毎回モヤモヤする結果。


間違いなく名医で、

先生の発達障害についての講演会などにも

自主的に参加したりしているけれど

自分なりに勉強したり、

何が正解かを考えなければならない。




例えば…


前回の受診、その日の朝のこと。

学校行事の代休、朝からのんびり雰囲気。

通院先は隣市で、

自転車で20分→電車で20分ほどの距離。

連れていくには誰にとってもデメリットだから

三男は保育園に預けていく予定で、

いつもよりゆっくりめに朝食をとっていた。


兄二人は先に食べ終わっていて、

三男も気が散ってしまい、ご飯を中断。

よくあることだとそういう状況に対しては

いちいち目くじらも立てないし、

三男がまた食べるタイミングを待ちつつ、

他の食器の洗い物に取りかかる私。


なんかテンション上がり始めてるなと

嫌な予感がしていたら…


長男。

なにも考えず、ドーナツ型のクッションを

振り回して遊んでいる。


あ… 

と思ったときには、、

クッションは予想外の方向に飛んで行き

三男の食べてる途中の茶碗、味噌汁、

全部床に落ち、ご飯茶碗とお皿が割れる。


いやいやいや…

なにそれなんでそうなるんよ?


見たらわかるやん。

そこに食べさしの茶碗やら味噌汁やらあって

クッション振り回したら、

ある程度予測したらわかるやん。

クッションだって飛んでいくだろうし。

茶碗は落ちたら割れるし。


先のことを考えられないのはわかるけど、

考えようよ?


たぶん私も言いたいことを我慢していて、

結果こうなるもんだから、

リミッターはずれてしまう。

割れた茶碗をブツクサ言いながら片付け

長男とバトルして、三男を保育園へ…


保育園を往復する間にまたイライラして

あー… 今日あいつ連れて通院行くのか…

めんどくさいな… 

とどんどん性格が悪くなる。笑



で、受診しに病院へ。


ここぞとばかりに聞きたいことを聞く。

(まずは、最近学校はどう?夜は眠れてる?

から始まって、受験はどんなかんじ?など)

(その時点で、受験できるほど精神年齢が追い付かず本人のやれる範囲でしかやらない宣言したり)

→そもそもこんなにこだわり癇癪強いタイプに

やる気がない状態で勉強させるのは至難の技!


ほんとに聞きたいことは、

今日の出来事をどう捉えるか。

これを本人の学びにするとか

何かしらで昇華しないとやってられない。

毎回こんなこと繰り返されたら

毎回なんとかならんのか?と思う。

笑って許せるほど菩薩じゃないし

下手したら誰かケガする可能性もあるし

片付けるのも時間かかってそんな暇じゃないし

茶碗だって無限じゃないし

味噌汁また作り直すんかい!ってなるし。


それくらい言いたいことはあるんだけど

先生はなんと答える?


「そうですね。まだまだ失敗が足りないね」

「失敗から学ぶしかないから、どんより失敗してください。君は、まだ失敗が足りない」



たしかに。

予想はしていた。

発達系の書籍読んだり、

講演会に行くうちに、なんとなく

先生の答えも予測できるようになった。


しかし。

それでは解決しないのですーー

私のメンタルが持たない。

暇じゃない。

限られた収入で茶碗ばかり買うわけにいかない。笑



で、この話には後日談?

後日ならず、予言があったのです。。


この夏提出した読書感想文。

エジソンの本を読んで、書いた感想文の出だし

【ぼくは、よく失敗をします】


お??そんな書き出し…


そして、最後の一言

【これからも、どんどん失敗をしようと思います。(中略)エジソンのように】


なんと!!予言していた…

それ、私も手伝って書いたやつ…!!


先生の回答と、3ヶ月前に本人の書いた内容がリンクするという… 

面白い結末になってしまった。。


いや、私の悩み、解決してないんですけど。



そうなんだよね。。

エジソン育ててると思いながら子育てしよう、

って思いながらやってるけど

エジソンの母は偉大すぎる。。

そして、たぶん周囲の【許せる範囲】とか

【周りの手助けを借りながら育つ】とか

そういう環境も現代社会とは違うと思うのだけど…



こういう失敗話がしょっちゅうあって、

失敗から成長を感じる話も、なくはない。

クッション茶碗撃破事件は秋のことだったけど

成長した話は、最近の話。(次回!)