集合 13:30
活動 14:00~17:00
ミーティング ~18:00頃
今日は、子供食堂に講師の方をお呼びして、子供達と工作体験を行う日だった。先週、夏休みの作文の宿題を一緒にやった中一の男の子が来ていたので、「夏休みの宿題はあれから無事終わった?」と聞くと、終わったとのことで安心した。「もう学校始まってるよ」と別の子供から指摘を受けた。
講師の方の提案で、最初にウォーミングアップとして「あいうえお劇場」という遊びをした。二人ペアになり、交代で「あ」から始まる台詞、「い」から始まる台詞…と即興で台詞を考えて劇風にする遊びだった。私は中二の女の子とペアになり、「お姫様と家来」という設定で「か」行の台詞を使って劇を作った。女の子が家来役をやってくれると言ったので、私はお姫様役を演じた。「かゆいから腕を掻きなさい」という台詞をとっさに思いついて演じると、周りから笑い声が起こった。即興で台詞を考えるのは予想より難しいと思った。
女の子は大勢の前で何かをするのが得意ではなさそうで、最初の台詞が思いつかず苦戦していた。耳打ちで「こんな台詞はどうかな」と伝えると、その通りに言ってくれて、その次の台詞からは自分で考えて劇を進めることができた。最初の一声をそっと背中を押すと、そこからはスムーズに進むことがあると感じたし、女の子も最後まで楽しそうに演じられていた。
次に、紙とストローを使って「ロボットハンド」を作った。SNSでも人気の工作らしく、まず色紙に自分の手を置いて線を引き、手の形に切り抜き、ストローを骨に見立てて両面テープで貼り付け、ひもを通して指を動かせるようにする工程だった。見た目よりも難しく、ストローをちょうどいい長さに切る作業や、ひもを一本ずつ通す作業は根気が必要だった。私は不器用なところがあるので最後まで時間がかかった。
隣の席の中二の女の子は、部活で片手の指をけがして包帯を巻いていたため、利き手ではない方の手で作業していたが、それでも根気よく最後までやり遂げ、しかも私より早く完成させていて、すごいと思った。私は講師の方の隣に座っていたので、教えてもらいながら、隣の女の子に私が教える場面もあり、わいわいと作業できて楽しかった。それぞれ違う大きさや色のロボットハンドができあがった。工作に時間がかかったため、おやつの時間にゼリーを食べたところで帰る時間になった。
終了後のスタッフミーティングでは、本当は不登校の小二の男の子も来る予定だったが、直前に嫌がり欠席になったことが共有された。代表は親御さんに「うちは無理やり来ないといけない場所ではないので、また来たい時に来てくださいね」と伝えたとのことだった。
また、中一の男の子について、以前学校に行けていないと聞いていたが、最近どうかを把握している人がいるか確認があった。私は宿題が終わったことは聞いたが、学校に行っているかどうかは聞けていないと報告した。不登校についても、私が本人から直接聞いたわけではないし、デリケートな話題なのでどこまで触れていいのか難しいと感じた。
代表によると、「学校にスマホを預けていて、そのまま忘れて家で使えず、死ぬかと思った」という話をしていたらしく、それが最近の話なら二学期から学校に行けている可能性があるとのことだった。私は、本人が「陽キャ」「陰キャ」「自分は中間管理職」といった話をしきりしていたことを報告すると、別のスタッフからも「自分はドパガキ」(短い動画や刺激に慣れていて、長い動画を倍速で見たりすぐスクロールしてしまう人のこと)と言っていたことも共有され、今どきの学生が使う言葉に触れる機会にもなった。今日の会話から、スマホに常に触れている生活や、人間関係で悩んでいる部分があることを感じ取れた。
不登校や友達との関係、家庭環境など繊細な悩みを抱える子も多いが、気軽に悩みを吐き出せたり気分転換になれたりして、また遊びに来たいと思える居心地の良い空間を作れるよう、私も微力ながら力になっていきたいと思った。
