キャンプ説明会 15:00~15:50
活動 16:00~19:00
ミーティング等 21:00頃
今日は8月にお世話になるキャンプボランティア団体の方が来られ、活動前にキャンプの説明会が開催されるとのことで、食堂スタッフもいつもより1時間ほど早い集合となった。説明会には、合同でキャンプに参加する別の子供食堂の子供達数名や、その保護者の方も参加していたため、普段より人が多く賑わっていた。
説明会はキャンプボランティアの方が主催されるが、私達食堂スタッフも、子供達がちゃんと説明を聞けているか、大事なところを確認したりサポートするようにと代表から指示があった。キャンプは平日から行われるため、私は今回は参加を見送らせてもらったが、子供達が真剣に説明を聞いたり、質問をしてくれる様子を見ていると、キャンプをとても楽しみにしていることがよく伝わってきた。
説明会が終わると、キャンプスタッフの方7名ほどと、別の子供食堂の子供達も何人か残り、一緒に今日の活動に加わることになった。この日はカレーを作ることになり、私は中一の男の子と一緒に人参の皮をむき、包丁で切る作業を進めた。男の子は今日も目に染みるのを怖がり、メガネの下から目にラップを巻いた状態でにんじんを切ってくれた。このやり方は、以前食堂に通っていた子供によるアイデアらしい。最初は「それでもしみる気がする…」と言いつつも、作業を始めると集中して最後までやり遂げてくれてさすがだった。別の食堂の中一の女の子も「しみる〜」とはしゃいだり涙を流しながらも、玉ねぎを一生懸命切ってくれた。
野菜や肉を炒めたり煮詰める作業はキャンプボランティアの方が主体となって進めてくださったため、野菜を切り終えた後は折り鶴を折ったり、人狼やUNOなどの遊びに加わった。人狼はルールをよく理解できておらず、「裏切者」という役割だったが、人狼役が誰かもわからず、どう発言して惑わせばよいのか難しく、あまり発言できなかった。
そのうち腕相撲大会が始まり、盛り上がった。私はあまり腕力が強い方ではないため本気で挑んだが、小4や小5の女の子に勝つときもあれば負けることもあり、勝負相手としてはちょうどよかったのかもしれない。UNOでは別の食堂から来た小5の男の子が「負けた人が日本史クイズを受けてもらうからね」と言っていた。普段は外国に住んでいて夏休みなので日本に帰って来ているらしいが、クイズを出題できる程日本史にとても詳しいので、理由を尋ねると、漫画で覚えたとのことだった。本人が楽しみながら興味を持てる内容を学ぶのが一番身になるのかもしれないと思った。こちらの勉強にもなるため罰ゲームとは言わず、もっと彼のクイズを受けたい位だった。また、将来の夢は天文学を研究したいとのことで、幼い頃からやりたいことがはっきりしていることに関心した。
カレーは皆残さず食べてくれ、少し多めに作っていたはずが余りも発生しなかった。それぞれ自分の食器を片付けてキャンプファイヤーの練習をした。キャンプボランティアの方々は普段は大学生で、遊びのスイッチが入るとまるで演技の先生のように遊びを先導してくれ、本番では食堂スタッフも宇宙人役として加わる予定らしく、さらに盛り上がると思った。
終了後のミーティングでは、昨年のキャンプの様子について代表や先輩スタッフが共有してくれた。1日目はテントで宿泊するが、女子が「この子と一緒じゃないと寝ない」と泣き出したり、「この子と一緒に風呂に入りたくない」と言ってもめる場面があったそうだ。ただ、仲がいい子どうしでかたまると、寝ないでずっとしゃべってしまい、寝たい子にも迷惑をかけるため、あえてテントを引き離す必要もあるらしい。
また、代表の息子さんが、他の食堂の子供に向かって「俺な、この人(代表)の子供やねん」としきりにマウントを取るかのように言う場面があったらしい。息子さんにとってはきっと、他の子に言いふらしたいくらい、自慢のお父さんなのだろう。お兄ちゃんの方は今ダジャレにはまっていて、習い事の送り迎えの際にひたすらダジャレを言い合って遊んでいるが、弟はまだ考えられないため、代表が代わりに弟の分まで考えてあげているらしく、大変とのことだった。親子三人でダジャレを言いながら歩く姿を想像すると、微笑ましく思った。ミーティングの終盤には、代表のスマホに息子さんから「パパ早く帰って来て」とメッセージが届いた。寝る時はお父さんと一緒に寝ているとのことだった。以前は一人でも寝られていたが、現在は奥さんと交代で代表が育休時短勤務にしており、お父さんと一緒に寝るのが癖になってしまったのことだった。小学校に入ると友達付き合いで「お前」など少しきつい言葉を使ったり、学童で上下関係を学ぶため年下に対して偉そうな口をきくこともあるらしいが、家ではまだまだ親に甘えたい年頃なのかもしれない。
今日は、いつもの食堂メンバーとは違う子供達やキャンプボランティアの方も一緒に、大人数で遊ぶというなかなかできない体験ができて楽しかった。代表の息子さん達の普段の様子を聞けたこともほほえましく、子供達の成長や親子関係について考えるきっかけになった。キャンプでは22時に就寝し6時半に起床するらしいが、夏休みで生活習慣が乱れがちな子供達にとって、自然の中で思い切り遊び、規則正しい生活をするのは良い経験になると思うし、楽しんでほしいと思った。
