集合 15時半頃
活動 16~19時
送迎・スタッフミーティング~21時20分頃

今日はスタッフ8名、子供7人で、比較的大人数の子供食堂だった。作るメニューは、代表の方が「豚の生姜焼き」または「タコライス」という選択肢を考えてくださり、多数決で「豚の生姜焼き」に決まった。付け合わせには、ジャガイモを焼いて塩で味付けしたポテトを作ることになった。

買出し班と野菜切り・炊飯班に分かれ、私は玉ねぎを切る係をした。中1の女の子と小6の男の子は、大きいジャガイモをピーラーでむき、芽を取り、切ってくれた。ジャガイモは大きく、皮をむいたり芽をとったりするのは大変だったと思うが、最後まで綺麗に剥いてくれ、「こんなに薄く切れた」などと言いながら、積極的に挑戦してくれていた。

子供たちが切ってくれたジャガイモを、中1の女の子と小5の女の子がホットプレートで焼いてくれた。かなりの量の塩を振り、焼けないうちにポテトを少しずつ追加していくので、「塩はもうそれくらいでいいかも」「第一弾が焼けてから次のポテトを焼こうか」と私は声をかけたが、あまり聞いてもらえなかった。味見でかなりたくさんの量を食べてしまっていたので、他のスタッフと一緒に「味見はこれで最後にしとこ。生姜焼き食べられなくなっちゃうよ」と声をかけたが、「うるさいからあっちへ行って」と言われてしまった。代表の方によると、ポテトを焼く日はだいたい味見だけで半分くらいはなくなってしまうそうで、そのくらいは想定内らしかった。中1の女の子はある程度焼けると別のところへ行ってしまったが、小5の女の子は最後までジャガイモを焼く作業を一緒にやってくれた。同じ作業を延々と続けるのは小学生には大変そうなのに、根気強くやれるところがすごいと思った。

料理ができあがりご飯の時間になると、中1の男の子が代表で「いただきます」の挨拶をしてくれた。サッカーの話などを盛り込んでくれ、興味が出てくるような挨拶だった。「この生姜焼き、しょうがの風味がしっかり効いていて美味しいね」と食卓で感想を言うと、隣の中2の女の子が匙を正確に何杯と測って調理してくれたらしいことを教えてくれた。女の子はきっちりした性格なので、大活躍だったのだと思う。皆に美味しいと言われると、嬉しそうな顔をしてくれた。



ポテトの方は、やはり「少ししょっぱい」という感想が多かった。後ほどのミーティングでは、「一口も食べないうちから、食べる前にもさらに追加の塩を振る子もいた」という話も出た。焼く際には塩をふらず、後から食べるときにかけてもらう方がよいのではないかというアドバイスをいただき、確かにその方が味の調整はしやすいと感じた。ただ、塩を振る作業が楽しいのか、大人が持って来なくても自分で塩を持ってきてしまうので、どう工夫するかは今後の課題だと思った。

あれだけたくさんポテトの味見をしていたのに、皆ご飯ももりもり残さずに食べてくれ、味噌汁以外は全てなくなった。量もちょうどいい量だったのではないかと思う。代表の方によると、子供食堂的には、足りないよりは少し余るくらいがちょうどいいのだという。いろんな家庭の事情がある子もいるので、子供食堂に来たときはお腹いっぱいになるまで食べてほしいという配慮なのだと感じた。

夕食の片付けが済んだ後は、土間の方では、代表と子供たちの間で「目を合わせたらダメゲーム」や、ティックトックで流行っているらしいダンスで盛り上がっていた。私は、数人が「カップスタックス」をやっているところに混ぜてもらったが、なかなかうまくできなかった。

帰りの時間になると、代表のお父様が運転してくださる車で、小5の女の子の自宅マンションまでの送迎に初めて参加させてもらった。帰りの車では、女の子が家で飼っている猫の話や、それまで飼っていた動物の話など、いろいろな話をしてくれた。車から降りた後は、私ともう一人のスタッフで部屋まで送っていったが、マンションの敷地が広くいろんな棟に分かれていて、女の子に案内してもらわなかったらたどり着けなかったと思う。今日は親御さんが留守だったらしいが、今後また送迎の際には顔を合わせることがあるかもしれない。また、マンションの敷地の前ではなく、必ず自宅に行きついて戸締りをするところまでを見守る必要があるということを、先輩スタッフから改めて教えていただいた。送迎では子供達と車の中でたくさんお話しできる時間もあってよいが、「送ったつもりが家に戻っていなかった」ということもあると聞いたことがあり、それだけ責任が伴う役割だと思った。

終了後のスタッフミーティングでは、次回活動時の晩御飯メニューについて相談があった。アレルギー対応などを考えるとレパートリーがなかなか厳しくなってきて、カレーばかりになってしまいそうとのことだった。「そうめん」という意見もあったが、小麦粉が入っているのでだめらしい。魚料理もよいが、スーパーで高い日があるため、できるかどうかはその日によるという話だった。今日は「タコライス」に手を挙げる人が少なかったが、子供は食べたことないものを食わず嫌いする傾向があるように感じる。案外、「タコライス」が何なのかピンと来ていないだけで、「ひき肉トマトチーズご飯」などと説明して写真を見せるなどすると、もしかしたら受け入れてもらえたりするのではないかと思い、そのように話すと、それもありかもしれないと代表の方はおっしゃってくれた。そして「もしかしたら、給食によく登場するメニューとかから探す方がいいのかもしれないですね」と言うと同意を得られたので、次回までに少し調べておこうと思った。(→後程調べたところアレルギー対応のビビンバのレシピを見つけたので、機会があれば提案してみたい。)

今日の活動では、子供たちが積極的に料理にかかわってくれた一方で、塩をかけすぎてしまう場面や、味見が多くなりすぎる場面もあり、調理工程の工夫が必要だと感じた。また、大人になるといろいろなメニューに挑戦したくなるものだが、子供達にとっては馴染みのあるメニューの方が食べやすいということも改めてわかった。代表の方からは、今日のように人数が多い場合は、後片付けまでに、準備で使用した調理器具や皿などをあらかじめ片付けておくと、片付けがもう少しスムーズかもしれないとアドバイスをいただいた。包丁やまな板やボウルなどは先にしまっておくようにしたが、自分の担当の調理が少し落ち着いた段階でもう一度、周りを見るようにしていきたいと思った。子供たちが喜んでくれる献立を考えたり、一緒にたっぷり遊べる時間が作れるように効率的に動きながら、楽しめる場にしていきたい。