時間 14:00~15:50
報告会 ~16:30過ぎ
今日は子供が8人に対してボランティアスタッフが4名と少数だったため、小6の女の子と小2の男の子の2名を担当した。
小6の女の子は、塾の算数の問題集に取り組んだ。この教室の後、5時から塾で算数のテストがあるため、その準備として割合の問題を進めていた。「250の4割増し」が解説を読んでも理解できず、「なぜ250+250×40/100の式になるのか」と質問されたので、図を描きながら言葉の意味と、4割がいくらかを先に求め、それと元々の250を足す流れを説明した。理解できていた様子だったので、同じ形式の問題なら解けると思う。しばらくすると手が止まっていたので声をかけると、「今日は本当に眠い、疲れた」と言って机に突っ伏してしまった。迷ったがかなり眠そうだったため少しの間休んでもらい、後半戦が始まったら声をかけようと思った。でも、しばらくして「ちょっとすっきりした」と言い、自分で再開した。その後は「学校全体で女子24人は少なすぎやろ」などと時々問題にツッコミを入れながら、例題と解説を交互に読み進めていた。
「昨日は遅くまで勉強してたの?」と聞くと、深夜1時まで勉強していたとのこと。受験予定の中学校では絵やデザインの科目もあるため、塾に加えてその教室にも通っているらしい。「1時!? そっか、それは眠くなるよね」と返すと、「5年生の時は塾が週3日までで、家に帰ったらドラえもんも見られたのに、今年は無理」と話していた。忙しいと思うけれど、イラストを描くのが好きで、ボーカロイドの絵もとても上手なので、将来の夢のために学校や習い事を選んでいるのかもしれない。大変だと思うが、これからも適度に会話などで息抜きしながら頑張ってほしいと思った。
小2の男の子は、家から持ってきた算数のプリントを進めた。割り算はまだ習っていないので、それ以外の部分でできるところを進めた。「答えはどこかに載ってる? 先生が計算して答え合わせしようか?」と聞くと「いらない」とのこと。自分ができるところを終えた後は自由帳に鉛筆で絵を描き始めた。何の絵か聞くと「マインクラフトの山の絵」とのこと。「これはむずい」「ちょっとまって」「あともう少しでできる」などと日本語でつぶやきながら描いていたので、普段の会話で自然に日本語が出てきているのがわかった。
後半は、教室にある教材の中から合いそうなものを探し、表側にイラストが描かれ、それに合う動詞を答えるカードゲームに誘った。机に向かっているカードでは「勉強します」、デパートで服を見ているカードでは「買い物する」などと答える形式。本来は「買い物する」が正解だが、男の子は少しふざけて「買い物しません」と否定形で答えたり、勉強しているのに「テレビを見ている」と全く違う答えを言ったりしていた。そのうちふざけモードが強くなり、「何もないです」「ゴリラ」「ニンジン」など知っている単語を並べて遊び始めた。また、プールでクロールしているイラストの向きを変えるとよくわからない絵になることに気づき、「たしかに、反対向けると意味わからないね。はい!と手を挙げたら脇から汗がたくさん出てきた人みたいにも見える」と私が反応すると、受けて大笑いしていた。そのうちカードに何かを書き込もうとするので、「それはだめだよ。やったら終わり、漢字ドリルをやってもらいます」と言って注意して止めた。集中力はやはり1時間ほどが限界なので後半はゲーム感覚で楽しみながら語彙を増やしていけるといいなと思ったが、度がすぎてふざけてしまうのは悩みどころだと思った。
活動後の報告会では、一人のボランティアの方が「小4の男の子がカタカナや漢字が読めない」と話していた。私は以前その子と小2の男の子でカタカナかるたをした時、小2の男の子と同じくらいのレベルで札が取れていたことを伝えた。ただ、「一文字で読めても単語や文章になると読めない」とのことで、確かにその通りかもしれないと思った。算数もできる日とできない日があるとのことだったが、問題文の日本語が理解できていないことも理由かもしれないと運営の方が話していた。
また、別のボランティアの方からも、教材について「内容が小学生向けではなく、時代に合っていない」との指摘があった。
スタッフの方々はボランティアながらも熱意がすごくて、子供達の将来のためにどうしたらいいかを真剣に考えている様子が伝わってくる。私も今日関わった二人の姿を思い返すと、できることは限られているかもしれないが、今後も自分なりに向き合い、力になっていきたいと思った。