時間 13時〜15時

この日は最初に、会話における「いいですね」「いやですね」「困りましたね」などの反応の後に、「なぜかというと〜ですもんね」と根拠を述べる構文と、より話を広げるには、コメント力や質問で深掘りしていくのがよいとの説明があった。

参加者が複数いたので、構文に当てはめながら皆で雑談の練習を行った。相槌・オウム返し→肯定返し→テーラーリング(なるほど、〜が〜なんだね)+共感コメントという流れを意識しながら、実際に参加者と会話した。このときも、まずは「受け取りました」というメッセージを相手に渡すことが重要だと説明があり、そこを意識しながら演習した。私のコメントに別の参加者が「まさにそれで…」と肯定してくださり、先生からコメント力を褒められたのも嬉しかった。

一対一ではなく、皆に向かって話すこと、そして別の人にも話を振ることも意識しないといけないので難しく感じた。また、相手の話を深ぼったり広げたりするには質問を重ねる方法がよいが、単なる「情報を取る」にならないように気を付ける必要があるという注意もあった。質問を続けざまに投げるのではなく、まずは相手の話を一度「受容」してから続けることで、相手に安心感を持ってもらえるとのことだった。

最後に先生から、「相手の表情から意図を受け取る」「声色や雰囲気から相手の気持ちを察する」という練習のためのクイズが出題された。話を聞くとき、相手の言葉をそのまま受け取ってしまいがちだが、実際には「言葉よりトーンや表情、空気感」に着目することが大事だと改めて実感した。同じセリフでも、先生の声色や表情によって「相手が自分に求めていること」が全く違うのだと教わった。クイズだと消去法で答えを当ててしまうが、実際の会話の中で相手の意図を正確に受け取れているかどうかはまた別で、普段から意識していないと見落としてしまうのだと思った。

また、練習を通して感じたのは、「うまくこなさなければ」「気の利いたことを言わなければ」と身構えすぎても、かえって次に何を話そうかという雑念が入ってしまい、結果として相手の表情や言葉に集中できず、かみあわない反応になってしまうことがあるということだった。先の展開を考えすぎるより、その場の会話に入り込み、相手をよく見て、相手が何を伝えようとしているのかを丁寧に受け取ることの方が大事なのだと思った。これは私がまだ苦手な部分でもあるので、日常生活やボランティアでももっと意識していきたい。