集合 8時前
現地到着 10時頃
子供達解散 17:30頃
簡単な反省会 -18時過ぎ

参加者
子供センターからの子供9人
ボランティアスタッフ6人+代表+運転してくださった方
他、代表の知り合いの方やそのお子さん、ボランティア運営陣など、計30人程

1月頃に、車で1〜2時間ほどの場所にあるプレーパークへの課外イベント企画が持ち上がった。スタッフで2月に下見に行き、前日も買い出しなどの準備が必要で、そこにも携わらせてもらった。牛蒡はカット済みのものを購入し、代表の方と一緒に、おにぎりの具材の鮭フレークや豚汁の味噌にアレルギー物質が含まれていないか確認した。また、おやつもアレルギーの子専用のものを別で用意した。大切な子供達を預かって引率するには、それだけの責任があり、事前の綿密な準備が欠かせないのだと実感した。

当日は、代表の知り合いの方がバスを運転してくださり、近隣県まで高速道路で向かった。私は一人席で、通路を挟んで小5・小6の男の子達が座っていた。男の子達はじゃれ合っていたが、表情を見る限り本気ではなく遊びの範囲だったので、エキサイトしすぎないかだけ注意して見守った。

バスの中では、代表の方がバスガイド役も兼ねて注意事項の説明やクイズを用意してくださり、車酔いする子もいなかった。都会育ちの子が多いからか、海にかかる橋や田んぼの景色、森などを見るだけでもテンションが上がっている様子だった。三連休最終日だったため道も空いており、1時間ほどで現地に到着した。

施設は自然の中にアスレチックや工作スペース、炊事場などが点在しており、まずは30分ほどアスレチックを回った。特に人気だったのは、ジャンプ台からクッションに飛び降りる遊具だった。梯子が不安定で最初は怖がっていたが、慣れると何度も挑戦していた。また、森の地形を活かした木の滑り台や、木に吊るされたブランコのような遊具も楽しんでいた。

その後は調理場に集合し、豚汁とおにぎりを作った。前日に買った大根、玉ねぎ、にんじん、蒟蒻、豚肉を切り、高校生や小学4年生の子にも手伝ってもらった。小さな子には蒟蒻を手でちぎる作業をお願いした。小学4年生の女の子は自由な切り方だったが、最終的には程よい大きさになった。「ねこの手」を意識して切れていたので「上手だね。家でもお手伝いしてるの?」と聞くと、「してないけど、前に子供食堂でキャンプに行ったときにやった」と教えてくれた。経験が自信につながるので、危険がない範囲で自由にさせるのが良いと思った。



おにぎりの具は昆布、鮭フレーク、梅干し、ツナマヨ。ご飯はかまど炊きと、持参した炊飯器2台で炊いたが、1つは芯が残ってしまった。そこで年配ボランティアの方が豚汁と混ぜてリゾット風にするアイデアを出してくださり、豚汁・おにぎり・豚汁雑炊・焼き芋を食べた。自然の中で食べる豚汁は格別で、子供達もたくさんお代わりしていた。
また、普段は他の子に悪口を言ってしまう小6の女の子が、未就学の小さな子を率先して可愛がり、ご飯を食べさせたり遊んであげたり抱っこするなど、面倒を見ていたのも印象的だった。

昼からは、片付けをするメンバー、小屋で遊ぶメンバー、森で鬼ごっこをするメンバーに分かれて過ごした。鬼ごっこには体力のある男性ボランティアが参加し、かなり盛り上がっていた。私は小屋で高校生の女の子達とおしゃべりをしたり、けん玉をしたりして過ごした。けん玉をリズミカルに連続成功させる子もいて感心した。もう一人の子はアニメ「タッチ」の主題歌を口ずさんでいて、昔の曲にも詳しいことに驚いた。
また、小5の男の子と竹の切れ端で「鶯笛」を作ったり、竹の棒とボールで野球をする子達を見守った。施設の方が加熱処理してくださっていた「どんぐり」を石で割って食べる体験もした。代表の知り合いの息子さん(就学前の男の子)と半分こして食べたが、味付けのない栗のような味だった。皆それぞれ自由に楽しんでいた。また、竹串にマシュマロを刺し、焼いておやつに食べた。




最後に、施設の主であるおじいさんのお話を聞いた。この施設のルールでありコンセプトは、「大人も子供も、都会の子も島の子も、障害のある子もない子も、それぞれ自分の責任で、けがのないようにだけ気をつける」というもの。今回の課外イベントでは大きな怪我もなく、本当に良かった。

帰りのバスで子供達に感想を聞くと、圧倒的に「鬼ごっこが一番楽しかった」という声が多かった。近所の公園ではスペースが限られるが、森の地形や小屋を活かして思い切り走り回れたのが嬉しかったのだと思う。


帰りのバスでは寝ている子もいれば、最後まで元気な子もいて、小学校高学年の体力のすごさを改めて感じた。時々こうして発散できる機会が必要なのだと思った。

子供食堂の企画でこの施設に来るのは数年ぶりとのことだったが、普段室内で遊ぶことが多い子供達が、のびのびと元気いっぱいに過ごす姿を見ることができ、大人も日頃の疲れを忘れて楽しんでいたように思う。
子供達と一緒にどこかへ行くには準備も大変だが、それ以上に子供達の楽しむ姿を見ると達成感があり、行って良かったと心から思った。