配信期間 2025年11月22日〜28日
【学んだこと】
○30代後半の妊活のやり方について
タイミング法、人工授精を3〜6ヶ月間試した後、早めに体外受精を視野に入れるのも効果的。最後の手段ではなく、確率を上げる効率的手段として選択肢に入れる。同じ方法を続けすぎず並行して準備を進めることで時間を味方につけることができる。自然妊娠と医療のサポートは対立するものではなく、より確実に妊娠に近づくためのステップと考え利用していくとよい。スピード感と自分を信じる柔軟さを両立させ、最適な治療を選んでいくことが大切。
○生活習慣の整え
抗酸化作用のある一日6〜7時間の睡眠、ビタミンCとEの摂取を心がける。妊活の段階から意識して葉酸もとっておくとよい。野菜中心に、タンパク質も忘れずに。鉄分で血の巡りをよくすることも大切。極端な肥満や痩せも良くない。
○卵管造影検査の効果について
卵管造影検査は痛いイメージがあり避けがちではあるが、検査自体に卵管の通りをよくする効果があり、自然妊娠や人工授精で結果につながることがある。ただし体外受精の場合は卵管の疎通性は関係なし。
○排卵誘発剤のメリットとリスクについて
メリットは自然周期の場合、排卵される卵子は1つしか採卵できないが、誘発剤を使うと複数の卵子を採卵できる。そのため体外受精や顕微授精に用いる卵子の数を増やすことができる。副作用として考えられるのはだるさ、吐き気、むくみ、体重増加など。
○先進医療の有用性と優先順位
保険で採卵し、自費の先進医療と組み合わせることも効果的。
・タイムラプス培養器…内蔵したカメラで10分おきに受精卵の発育を見ることができる。→どの胚を移植するか質を見極める精度を高める。
・子宮内フローラ(乳酸菌)検査…着床しやすい環境を作る。
・ERA … 着床の窓を遺伝子解析で調べ、移植の最適なタイミングを見極める。
○体外受精の流れについて
①卵巣刺激…複数の卵子を採取するためにホルモン剤を用いて卵巣を刺激し、通常の月経周期よりも多くの卵子を成熟させる(自然周期では1周期につき1卵子)。ホルモン剤には高刺激、低刺激があるため副作用に合わせて選ぶ。
②採卵…排卵直前に行う。日帰りで、処置自体は10〜20分ほどでできる。麻酔や鎮痛剤を用いることもある。
③体外受精(ふりかけ法)or顕微受精(注入法)。
④培養器の中で育てる…培養器は37度と人間の体内環境に近い環境を人工的に作り出している。
⑤胚移植…受精卵を子宮に戻すこと。新鮮胚移植と凍結融解胚移植があり、凍結の場合は移植スケジュールを柔軟に組むことができる。
※体外受精は回数制限などあるが2022年より保険適用となり、大幅に費用負担が減り受けやすくなった。30代のうちから始めた方が保険適用の回数が多くなり有利。
○体外受精のリスク、注意点
①OHSS(卵巣過剰刺激症候群)…腹水、胸水が溜まることも。
②多胎妊娠…現在では単胚移植が一般的。
③採卵時の合併症。
④心理的ストレス。
⑤頻繁な通院…職場での理解が必要。
○治療中の痛みについて
毎回の子宮内診、採血、卵管造影、子宮鏡検査、採卵などで痛みを感じる人が多い。
○流産について
染色体エラーなどによって卵の成長が止まった結果起こるもの。たまたまの遺伝子の組み合わせによるため、悲観的にならないようにする。次はうまくいくかもしれないと受け止め方を変える。また、二回以上流産した場合は、医師と相談の上で着床前診断を検討してもよい。
○妊活は夫婦の共同プロジェクトとして、治療内容、費用、スケジュール、目標など共有していくことで、温度差をなくすことが重要。
【感想と今後に向けて】
いい夫婦の日特別企画とのことで動画計11本分が公開され、ノート5ページ分にわたる盛りだくさんの内容だったが、1週間の視聴期限もあったため、視聴に身が入った。
特に、体外受精の流れはわかりやすく、改めて基礎知識のおさらいになった。保険適用が2022年と最近であることは少し意外だった。
また、先進医療については「そのうち考えるべきオプション」という印象があり「タイムラプス」という用語は聞いたことがあったものの、「受精卵の状態を10分おきに確認・評価できる培養器」と具体的に説明されると、より身近に感じられた。保険適用の治療と併用できる点も、利用しやすくて良いと思った。
以前は、治療に対して検査や処置の痛み、副作用への恐怖、仕事との両立など、漠然とした「未知への不安」が強かったように思う。けれど私の場合、痛みなら「どの検査・処置でどの程度、どんな痛みが生じるか」、副作用はどんなものかなど、具体的に知るほどに、不安は「覚悟」へと変わっていくと感じた。わからないからこそ積極的に関わり、まず知ることが恐怖を軽減する一番の方法だと思った。
子供ためなら一時的な痛みは乗り越えようと思えるし、通院頻度や副作用を考えると、10年近く続けた仕事を辞める必要があることも納得している。専門知識をすぐ正確に理解するのは大変だけど、それで日頃から言葉に耳を慣らしていくことで、将来の可能性や選択肢を広げるチャンスにしていきたい。
