【感想と今後に向けて】
ズボラな人ほど実は完璧主義・理想主義者で、「…しなきゃ」「…したら」「…かもしれない」また「この家事はいつするべきか」と悩み続けているうちに、片付けが「一大プロジェクト」になってしまうという言葉には、強い納得感を覚えた。
そんな人でも片付けを習慣化するため、本書では、まず一週間は毎日「洗い物だけに集中する」という斬新な方法が書かれていた。そしてそれに慣れてきた頃に、たとえば「キッチンの床にモップがけをする」といったタスクを一つだけ追加するといった方法が紹介されていた。たしかにこの方法なら、いっぺんに全てやろうとしてパニックになる人も手につきやすいと思った。マルチタスクが苦手な人にはまずは一つの業務のみに集中してもらうという指導方法も聞いたことがあるが、それにも似ていると思った。それさえできていればOKとするのは少し極端な気もするけど、いっきにやらずとも、まずは一つずつでいいので「当たり前になるまで続ける」ことが大切なのだと改めて感じた。
その他に、曜日ごとにどの家事をやるかスケジュールを決めてしまうことで、「いつやろう」と考える時間を省くというやり方も紹介されていた。さらに、苦手な家事をやる際に所要時間を測定することで、「なんだこのくらいの時間でできるのか」と気持ちが楽になる場合もあるらしい。
また、自分の「あとでやろう」は絶対に信用してはだめというのもその通りだと思った。本書では、たとえば乾燥機から洗濯物を「とりあえず」出して置いているうちに、たためなくなってしまう筆者の経験から、「乾燥機から取り出しながらたたむ」といったやり方も紹介されていて、なるほどなと思った。
私の場合、食事後の洗い物のタイムを測ったとき、実家では15-20分くらいで終わるところが、シンクの狭い仮住まいでは30分はかかることがわかり、逆に絶望したものの、それ以来なるべく料理しながら洗い物を最大限進めておくようにし、少しだけ気持ちが楽になったのを思い出した。
片付けを「一大プロジェクト」とせず、一日10分でもいいので習慣化し、何から片付けてよいか悩んだ場合は、まず初めに目に飛び込んできたものから始めるということは深く心に刻んでおきたい。
試験勉強も短期集中でやる私にとって1番苦手なことではあるが、期日が決まっていない、しなくても生きていける「片付け」だからこそ、どんどん後回しになっていかないよう、コツコツ習慣化する他ないと思った。
仮住まい生活で身につきつつある習慣を地道に継続していきたい。
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