EAはちょっと脱線気味だったので、インジゲータの作成へシフトしました。

この一年間はフォワードテストで、トレードルールを自分のものにする事に専念。

インジゲータは正しくても、それを適切に判断する力が自分に足りないことが最もボトルネックでした。

だからこそ、経験を積む必要がある事を思い知らされ、フォワードテストをやり続けています。

またそこから、様々な相場の見方が生まれてきます。


正直、証券業界という仏の手のひらの上で遊んでいるようです。

そうゆうぼんやりとしたものが、見えてきただけでも成長かなと思います。

来年あたりは具体的な数字が挙げられるように、がんばりたいと思います。

大企業の末端にいるただのIT技術者が、経営環境を変えることは可能だろうか?


私は思う。


可能だと。


例えばCMMIによる能力モデルで会社の組織能力を分析し、ABC分析で無駄な部分をあぶりだしていく。

IT部門の社員であれば内部情報は自由に手に入るので、より定量的に分析する事が可能だ。

何をどう変えればよくなるのかが、この時点で見えてくる。


だからといってCMMIの全部を適用する必要は無い。

足りない点は何なのかを見つけだせる事が重要で、そこからは補うための実用的な手段を、考え出していく事に使う為のツールだ。

例えばうちの会社はリスク管理ってやれているのだろうか?

じゃぁリスク管理って具体的に何をやればいいの?

これをCMMIでは、PDCAサイクルでいうとPlanにあたる部分があって、リスク・マネジメント計画、リスク識別、定性的リスク分析、定量的リスク分析、リスク対応計画が必要となっている。そして、これらは何の目的でどうやるのかが全て書かれている。

私はちっともリスク分析なんて専門外だったが、これを元に調べる事で、うちの会社では「このようにやっているが、ここはやれていない」という判断が出来る。

裏を返せば定量的リスク分析がなされておらず、リソース計画が吹き飛ぶ恐れがあることがわかる。

そして、どの役員より早く詳しく私は知っているのである。

ちなみにリソース計画が吹き飛ぶ根拠はABC分析でコストを算出してある。担当の人間がスーパーマンにならない限り生産性の限界に突き当たるので、増員、配転でコストの増加予測が立つのである。

しかし、それだけでなくIRによる経営計画や財務を確認し、この会社の経営戦略を理解し内部情報と照らし合わせる事で、費用対効果が算出できる。

業界内での動向などもインターネットに溢れている。

経営者でない私が、これらをリサーチして会社の経営戦略に対して客観的に評価可能だ。


そして・・・自分で経営戦略を立てることも可能となる。

その根拠と数字は、おそらく財務担当者が舌を巻くぐらいの精度で分析し、予測、対策を立てられるはずである。

それを役員会へ提案する事も可能だろう。

なんなら役員の誰か一人を味方につけタッグを組んで提案しても良い。


ということで、IT技術を持ってさえいれば+αでなんでもできるのである。

私自身ずいぶん自己啓発本を読んだり、セミナーも参加した事がある。

ところで自己啓発本やセミナーに参加する人達の構成比率について、結局のところ自分の仕事、職場、家庭などで実践する人の割合は1割に満たないのではないだろうか?

自己啓発本を読んでこれだと決め、実行に移す段になってから他の自己啓発本やセミナーに行ったりはしないだろう。

でなければ、また新しい考え方を聞かされて自分の決断がブレてしまうからだ。

しかし、この手の本を買ったりセミナーに参加する人達のリピート率は高い。

ということは、実践に移している人の数は相当少ないと読み取れる。


そして、1割程度が実行に移すが、そこからは努力と苦労と挫折を乗り越えていく作業が待ち構えている。

自己啓発セミナーに行っても、努力が成功に結びつくわけでもなく、成功への道のりが楽になるわけではない。

船の航海図のようなものであって、どこへ向かうべきなのか自分で判断し進む必要がある。

成功に保障もないし、どんな大変な努力も成功に繋がるとは限らない。

だから成功する為には困難を挑戦だと考え、苦労を目標に向かう熱意でカバーして乗り越えていくスキルを要求される。

このスキルが無ければどんな自己啓発も机上の出来事で終わってしまうだろう。