トレンドとは何なのか?

今、5分足チャートをみると確かに下がっている。

しかし何を基準に下がっていえるのだろうか。

下がって見えるチャートもスケールを5分足から1時間足に変えると上昇に変わり、また更に1時間足から日足にスケールを変えると下降に変わることがある。

私は何に対してトレンドを理解したというのだろう。

1ドルが88円は円高だという基準はどこにあるのか?

輸出企業の想定レートが90円台だからだろうか?

過去30年の間でもっとも高い水準に近いからだろうか?

高いか安いかも分からず、トレンドがどちらへ向かっているといえるのだろうか。

私はしばしば自分が何をもって判断しているのか迷うときがあった。


そして、一つだけ言えることがあった。


今見ているチャートには波がある。

上がったり下がったりを繰り返しながら波を形成している。

この波には山にあたる部分と谷にあたる部分がある。

そして、この1つの波の中であれば谷に対して今は上にあると言える。

そして、この1つの波の中であれば今は上昇していると言い切れる。


チャールズダウは、この山と谷が連続する波に着目してサポートとレジスタンスという概念を展開した。

上昇トレンドとは、前回の波の山よりも今回の波の山のほうが高く、前回の波の谷よりも今回の波の谷の方が高いことである。

下降トレンドとは、その逆をさす。

そして、どちらにも当てはまらない場合はトレンドレスと呼ぶ。

シンプルで普遍的な概念だ。


もしトレンドに追従したトレードをするつもりなら、この事を確認したうえでポジション作るべきだろう。

ありとあらゆる指標があると思うが、今回はその指標のうちどれとどれが有効なのだろうか?

もっとチャートを良く見て欲しい


その波は指標に従って動いているのか?


それとも波に従って指標が作られているのか?


MT4で、インジゲーターだけを残しチャートを消す機能があるがそれだけでトレードしてみると良く分かる。

ポジションを作るつもりならインジゲーターではない。

チャートそのものを見て作るべきだ。

チャート自身が作り出した波形を見てポジションを作る事が事実に基づく最も早いタイミングである。


そして、ダウ理論のサポートとレジスタンスはシンプルでかつチャートそのものを判断することが最も適した方法だ。

これを応用したトレンドラインやチャネルでは、トレンドの終わりが分かる為、適切な利確タイミングを提供してくれる。