FXではレバレッジを大きくかけることが出来る魅力がある。
このレバレッジをうまく利用すると非常に安全な投資ができる。
よくマーチンゲールと呼ばれる、勝つまで資金を倍々にする方法などが取り上げられるが、このマーチンゲールはカジノで生まれたマネーマネジメント方法だ。
では、カジノの世界ではマーチンゲール以外にマネーマネジメントが開発されていないのかというと、マーチンゲールは最も初歩的で、もっと強力なマネーマネジメントが存在する。
ちょっと調べてみたので、いくつか紹介してみたい。
FXに適用する際のルール
レバレッジをこの掛け金に当てはめる。
損切りルールは5pipsで損切り、利益は10pips以上とする。
(但し5pipsは割と狭いので、根拠のあるポジションを利用するものとする)
2in1法
2回分の負けを1回づつ取り返す方法
掛け金を数列として書き留めておき、勝ったら数列の最初と最後を消す。
掛け金は1から始め数列の最初と最後を足した値とする。
| 回数 | 勝敗 | 数列 | 掛け金 | 利益 |
| 1回目 | 負 | 1 | 1 | -5pips |
| 2回目 | 負 | 1-1 | 2 | -15pips |
| 3回目 | 負 | 1-1-2 | 3 | -30pips |
| 4回目 | 負 | 1-1-2-3 | 4 | -50pips |
| 5回目 | 勝 | 1-1-2-3-4 | 5 | 0pips |
| 6回目 | 勝 | 1-2-3 | 4 | +40pips |
| 7回目 | 勝 | 2 | 2 | +60pips |
連敗から始まり勝率が42%だが利益+60pipsになる。
更に掛け金の増え方も緩やかである。
そうすると、勝率が50%を下回っても、マネーマネジメントだけでも利益に繋がる。
利益は10pipsから最大限に伸ばすようにすれば更に利益が増えることになる。
このようにマネーマネジメントをしっかりやれば、カジノより遥かに割りの良いゲームとなる。
ただ、これは負けが込んだ時に防衛手段として使えるが、勝が続いているときに積極的とれると更に良いだろう。
それにはトータルで利益が乗り始めたら戦略を変えるように組み合わせればよい。
その利益が出始めたときに使う戦略はこれだ。
グッドマン法
連勝を続けたら1.2.3.5.5.5...と掛け金を増やす。
負けたら掛け金を1から始める。
連勝で増やした利益を担保として掛け金を増やすので、負け初めても利益はしっかり残る。
| 回数 | 勝敗 | 掛け金 | 利益 |
| 1回目 | 勝 | 1 | 10pips |
| 2回目 | 勝 | 2 | 30pips |
| 3回目 | 勝 | 3 | 60pips |
| 4回目 | 勝 | 5 | 110pips |
| 5回目 | 負 | 5 | 85pips |
| 6回目 | 負 | 1 | 80pips |
| 7回目 | 負 | 1 | 75pips |
| 8回目 | 負 | 1 | 70pips |
| 9回目 | 負 | 1 | 65pips |
| 10回目 | 負 | 1 | 60pips |
連勝した後に6連敗して勝率は40%だが利益は60pips残る。
連勝を続けられれば利益が増えるスピードもかなり速いのがメリットだ。
どうだろうか、マネーマネジメントを導入する事でレバレッジをより有効に利用できる。
実はレバレッジこそ安全に投資する為の仕組みだと思う。
レバレッジが危ないかどうかは使う人間次第だ。
更に、負けこんだときの戻し方、連勝したときの増やし方以外にも重要な事がある。
これらの戦略を使った上でトレードとは別に枠組みを作り、利益をしっかり残す方法だ。
ここまで来てようやく、投資と呼べるのではないだろうか。
イーストコーストプログレッション法
連勝したときの利益のうち半分はプール、残りの半分の利益でトレードする。
利益10pipsで掛け金1とする。
10pips以下は切り捨て。
負けたら掛け金をまた最初からとする。
| 回数 | 勝敗 | 掛け金 | 利益(累積) | プール(累積) | 次回の掛け金として追加 |
| 1回目 | 勝 | 1 | 10pips | 0 | 1 |
| 2回目 | 勝 | 2 | 20pips(10pips) | 10pips(10pips) | 1 |
| 3回目 | 勝 | 3 | 30pips(25pips) | 15pips(25pips) | 2 |
| 4回目 | 勝 | 5 | 50pips(50pips) | 25pips(50pips) | 2 |
| 5回目 | 負 | 7 | -35pips(15pips) | 0pips(50pips) | 0 |
| 6回目 | 負 | 1 | -5pips(10pips) | 0pips(50pips) | 0 |
| 7回目 | 負 | 1 | -5pips(5pips) | 0pips(50pips) | 0 |
| 8回目 | 負 | 1 | -5pips(0pips) | 0pips(50pips) | 0 |
この仕組みを先ほどのグッドマン法と組み合わせる。
まず、利益が上回った時点でグッドマン法の戦略に変える。
そして、10トレードを1セットとする。(別に1セットが10トレードでなくても良いが一度決めたら変えない事)
イーストコーストプログレッション法を用いて1セットで残った利益の半分をプールする、そして残りの半分を掛け金のベース(グッドマンを利用するときの1.3.5を2.6.10というように掛け金をプラスする)として適用する。
リスク管理として2~3セットの失敗でも元に戻れる状態にする為に、掛け金増加リスクにみあった累積利益が必要。トレード資金20万円をベースに累積利益が3倍の60万になったら掛け金を1増やすようにすると良い。
そう、イーストコーストプログレッションは利益をプールする防衛的な戦略だが、ベースとなる掛け金を増やす仕組みとして利用すれば、利益をプールしながら積極的に利益を取りにいけるのである。
更に、相場の急変時などのリスク管理をすると尚良いだろう。
10パーセント法
掛け金は常にトレード資金の10%とする。
今持っている所持金を10分割して、トレード資金に割り当てる。
なので10万単位通貨であればトレード資金は20万円、所持金は200万円が必要。
そうすればロストカットを9回繰り返しても復活する事ができる。
トレードは相場に合わせることが最も大事だ。
為替チャートを見てトレンドを掴もうと、いろんなインジゲーターを使うように、自分の収益チャートを見てトレンドを掴み、レバレッジを合わせることは良く似た行為だと考えている。
レバレッジも相場の状況に合わせて変動できる仕組みを用意すべきだろう。