日本を代表する時価総額上位20社の顔ぶれをリストアップしました。

影虎の雑学日記

世界金融危機の影響を受けて、売上高成長率、経常増益率は殆どの企業で縮小しているようです。
これから、 10/30に発表された日本経済・物価情勢の展望において2011年度にかけて世界経済の成長率は高まっていくと見られるようです。
日本も潜在成長率を上回るペースで成長率が高まることを予想されています。
この成長率を支える日本の企業について、ミクロ的に言えば、「ソニーがつまらなくなった。」という現象が他の企業でも起きていると思います。

・革新的な製品が生まれなくなった
 いわゆる、リーダー企業のフルライン戦略に基づいたビジネスモデルとなってしまった。
 過去には、ウォークマン、ベーターカム、ハニカムスピーカー、トリニトロンなど先駆けとなる製品が数多く輩出された
 現在は、特許ビジネスの成功体験から繰り返し利用可能なHDDやメモリーへの置き換えが遅れた為、ipodや液晶テレビのような製品に後れを取ってしまった。

・消費者のニーズがうまく掴めなくなった
 既存の成功体験から、ビジネスモデルを破壊する事ができない官僚的な組織となっている。
 例えば、特許ビジネス(CD,DVD,Blue Rayなど)を全てフリーライセンス化してネットワークの外部性を用いた別の戦略に移すようなことが発想できない。または検討してみてもリスクが高いのでビジネスにつなげるところまで完成させる事ができない。

マイクロソフトがブラウザーをフリーで提供したことで、ライバル企業のネットスケープナビゲーターのシェアを奪い、フリーのブラウザーが更なるOSの価値を高めたのは記憶に新しい事だが、そういった新しいビジネスモデルをうまく使いこなす企業が世界中でたくさん現れ、今度はグーグルOSによってマイクロソフトが窮地に落ちそうになっている。
今やビジネスモデルの革新はイノベーションの普及期に入り、爆発的なスピードで新たな革新を生み出している時期といえる。
かつてドラッカーが経済の中心が労働と資本から知識へと変ったと言っていたが、その知識こそがマネジメントという職種を生み出し、高度なマネジメントのメソッドから作り上げられるのがビジネスモデルという成果物だ。

さて、時価総額上位20社のうち新たなビジネスモデルを創造し、実績を上げている企業はどれだけあるだろうか。
成果無くして生き残れるほど世の中は甘くないと社員に求めるのは厳しすぎる、しかし、一企業としては現実と向かい合う必要があるだろう。
21世紀、BRICSに入っていない日本の競争相手は若く、そして強大だ。