記事をウォッチしていると、必ずといって良いほど円高懸念を出している。
日本勢の弱小ファンドも売りポジを死守するのに必死なのかもしれないですね。
ちょっと反則だと思ったのが、こんな記事です。
個人のドル/円買い建て玉が過去最高、ファンド勢は売り崩し狙う
[東京 2日 ロイター]
怖いですね。
個人投資家への脅しです。
この根拠=ファンドは売り崩すという方針決定した証拠は明確にあるのでしょうか?
正直、為替関連のニュースを見ているとファンドの思惑に踊らされている記事が多くて、少々食傷気味です。
でも、気の弱い個人投資家は乗ってしまうんです。
9/2に91円台へドンと下げて、そこらで売りポジへ切り替えた個人投資家達9/3現在までに6万枚増、買いポジは4万枚減です。

そして、すっかり軽くなった買いポジションのお陰で、売りポジのストップロスを利食いながら93円/$までスムーズに上昇しました。
それでも粘り続けたトレーダーは雇用統計の発表で売りも買いもクリーニングされて頭の中まで真っ白になった人も多かったのではないでしょうか。
本当に円が84円まで下がるとしても、辿り着くまでの道筋はまっすぐではなくて、曲がりくねったワインディングロード。そこに勝機を見出すことができるのは、シナリオを作る側と一部の狼トレーダーなのかもしれません。
2009年9月4日
<18:05> 個人がドル/円で売り姿勢強める、TFXの証拠金預託額は過去最高を記録
ドル/円の下落に伴って買いを強めていた個人投資家が売り姿勢に転じてきた。外為証拠金取引の取引所「くりっく365」を運営する東京金融取引所(TFX)によると、ドルが91.94円と1カ月半ぶりの安値を更新した3日、ドル/円の売り建て玉は10万0686枚と8月11日以来、3週間半ぶりの水準へ急増。一方で31日に過去最大の15万6335枚を記録した買い建て玉は3日に11万7329枚へ減少した。買い残の減少は「円高の進行で強制的に損失確定の買い戻しを迫られたためではないか」(邦銀)という。
一方、TFXの8月の証拠金預託額は1089億円と10カ月連続で増加、昨年8月の1056億円を上回り、2005年7月の上場以来最高を記録した。市場では91円半ばに集中するとされる個人投資家のストップロスが話題となっているが、証拠金預託額が増加する中で売り残と買い残がきっ抗し始めたことは、個人投資家の間でも、ドル/円の安値圏で強弱感が対立し始めたことを示したといえそうだ。
<14:16> 8月米雇用統計、上振れでも反応は限定的か
きょう発表される8月米雇用統計が事前予想を上回っても、ドル/円の反発は限定的になるのではないかとの声が市場で上がっている。最近のじり安地合いで93円台には買い戻しを誘発するストップロスが控えているとされるが、予想を上回る経済指標に対する株価などの反応が鈍ってきているため「上値があっても限定的。上昇した局面は売りスタンスで考えている」(外銀)と、その後の反落を予想する見方だ。
前回の7月米雇用統計で、予想を下回る失業率などを受けてドル/円は95円付近から97円半ばまで大きく上昇した後、1週間後には元の水準に値を戻したことも、市場関係者の間に上値の重さを印象づけているという。
ドルは92.60円付近、ユーロは132.03円付近。午後に入って為替市場はほとんど値動きがない。
<10:43> ドル92.60円付近で底堅い、上海総合指数<.SSEC>は一進一退
ドル/円は92.60円付近。クロス円が弱含んだことで一時92.51円まで下値を切り下げたが、その後は底堅く推移している。上海総合指数<.SSEC>は一進一退で、現在は小幅高となっている。
市場では「ドル売りポジションはすばやく手仕舞ってきたため、大きくポジションが傾いている気配はなく、また値動きを加速させるストップロス注文は上下とも離れたところにある。米雇用統計を控えてここからどう動くか、考えどころだ」(邦銀)との声が出ている。
クロス円も下げ渋ってきた。ユーロ/円は131.77円まで下値をつけたあと、現在は131.85円付近に戻しており、方向感の乏しい展開になっている。
<07:47> きょうの予想レンジはドル91.80―93.00円付近、下値不安続く
ドル/円は92.60円付近。きょうのドル/円の予想レンジは91.80―93.00円。ユーロ/ドルは1.4210―1.4310ドル。ドル/円は3日東京時間に91.94円まで売られて下値の節目である7月安値(91.73円)に迫った。その後は中国株や米国株の上昇で下げ渋り92円台を維持したが、戻りの上値は重く92.79円では頭を押さえられており「下値不安は払しょくできない」(国内金融機関)という。3.30%割れをうかがっていた米10年債利回りが3.34%まで戻したこともあり、きょうはドル/円のショートカバーがやや先行して底堅く推移するとみられている。ただ、92円後半は重くなるとみられ、中国株の動向をにらみながら米雇用統計を控えたポジション調整を進めることになると予想されている。
〔外為マーケットアイ〕
2009年9月3日
<17:15> 民主最高顧問発言で小幅円高に振れる、短期筋の円買い手掛かりに
藤井民主党最高顧問の発言を受けて、ドルは発言前の92.42円付近から92.29円まで10銭強、ユーロは132.13円付近から131.89円まで20銭強、円高に振れた。円買い地合いが続く市場では「介入への強い意志が見られないこと、円安政策が間違いだと発言していることなどから、短期筋が(ドルやユーロを)売り込む口実になったようだ」(邦銀)とする声が出ている。ただ、全般はきょう午前の下値攻めが一巡した状況が続いており、大きな値動きには至っていない。
<17:04> ドル92.30円付近、藤井・民主最高顧問「日本は基本的に円高の方がいい」
ドル/円は92.30円付近で弱含み。ユーロ/円は132円を割り込んだ。民主党の藤井裕久最高顧問は3日、ロイターとのインタビューで、「日本は基本的には円高のほうがい」、「円高政策をとる必要もないが、円安によって輸出を伸ばす政策は間違い」と語った。介入については「よほど異常なとき以外はやるべきではない」としている。
またドル/円の現状については「急激な円高が進んでいるとも思えない」との認識を示した。
<14:36> ドル92.30円付近、閑散のなかで下値不安続く
ドル/円は取引閑散のなか、92.30円付近でもみあっている。「米雇用統計を前にここからドル/円を売りたくはない。ショートカバーも出てきてはいる。しかし、戻りが鈍いことから下値不安が払しょくできない。東京タイムはサポートされても、海外で下値のポイントの91.73円を目指す可能性はありそうだ」(邦銀)との声が上がっている。
米金利の低下もドル/円の下値不安につながっており、米10年債利回りは足元3.32%付近の気配で下げ渋っているが、前日は3.31%を割り込んで引けている。「利回りが3.3%を割り込むようだと、ドル/円が91.73円に向けて走る可能性がある」(邦銀)という。
きょうは、来週予定されている期間が長めの米国債の入札条件が発表される。アナリストは、3年物、10年物、30年物で計700億ドル前後の供給を見込んでおり、JPモルガンは、それぞれ390億ドル、200億ドル、120億ドルと予想しているが、これまでの入札を無難にこなしてきているため「入札は米金利の押し上げにはつながらない」(国内金融機関)との声が出ている。
<13:51> ドル92.25円付近、91.73円割れるとハイブリッド・ブックの売り加速も
ドル/円は92.25円付近で上値もみあい。休憩時間中の上海総合指数<.SSEC>は一時2811まで上昇しており、8月31日の急落であけた「マド(2817─2843)」を埋めて戻りのトレンドを鮮明にし、リスク選好ムードの高まりで下値のポイントである91.73円への下げを回避できるか、上海総合指数<.SSEC>株の取引再開待ちになっている。
一方、草野グローバルフロンティア代表取締役、草野豊己氏は、ドル/円で91.73円、日経平均先物で1万0110円のチャート・ポイントに注目している。「ここを割り込むとハイブリッド・ブックの運用でカウンター・トレンドが発動する。これまでのポジションを巻き戻す形で円高/株安が進む可能性が出てくる」(草野氏)という。
<11:00> ドル92円前半、米債利回り低下はドル安要因に
ドルは92.20円付近。前日の米国債市場では、米連邦準備理事会(FRB)が2010年に入ってもしばらくゼロ金利を維持するとの見方が強まり、米債利回りが全般的に低下した。米金利低下はこれまでデリバティブ関連のドル買い需要を生み、しばしばドル高要因とみなされたが、現在ではドル安要因ととらえる参加者が多い。前日海外市場でのドル安局面でも、米金利低下が背景の1つとみなされた。
指標となる米国債10年物利回りは現在3.315%付近で、前日NY市場終盤の3.307%付近から若干上昇している。
<09:25> ドル一時92円割れで7週間半ぶりの安値更新
ドルは一時91.98円まで下落して、7月13日以来7週間半ぶりの安値を更新した。その後は小幅に反発しており、現在は92.12円付近となっている。前日のニューヨーク市場では、4日に発表される米雇用統計に対する懸念が広がり、ドルが全面安となったが、きょうの東京ではその流れを引き継ぎ、ドル安/円高が進んでいる。
<09:20> ドル92.13円付近で軟調、前週の対外対内証券投資は流入超に
ドルは92.13円付近で軟調。朝方に一時92.28円の高値をつけた後、92.08円まで下落し、前日の海外安値を割り込んだ。ドルのセンチメントは弱く、下値警戒感が強い。
財務省が3日に発表した8月23日─8月29日の対外及び対内証券売買契約等の状況(指定報告機関ベース)によると、対内株式投資は867億円の資本流入超、対外債券(中長期債)投資は781億円の資本流入超、対内債券(中長期債)投資は82億円の資本流入超となった。資本流入超は円高のインプリケーションがあるが、規模が比較的小さいため、市場の反応は見られないという。
<09:08>ドル92円前半、一時92.08円と7週間半ぶりの安値更新
午前9時のドル/円は、ニューヨーク市場の午後5時時点とほぼ変わらずの92円前半での取引となっている。ドルは一時92.08円と7月13日以来7週間半ぶりの安値を更新したが、その後は小幅に反発。市場では92円ちょうどのオプション・バリアや7月安値の91.73円が意識され、ドル/円の下値警戒感が高まっているが、米8月雇用統計を4日に控え、きょう中に下値を試す流れにはなりにくいとの見方も広がっている。
前日の海外市場では、8月のADP全米雇用報告で民間部門雇用者が29万8000人
減と、ロイターが集計したエコノミスト予想の25万人減より悪い結果となったことで、
3日の米雇用統計に対する警戒感が広がり、ドルが全面安となった。
<08:27> ドル92円前半、個人投資家のドル・ロングが波乱要因になる可能性も
ドルは92.20円付近で、一時92.08円まで下落し7月13日以来7週間半ぶりの安値を更新した。市場では個人投資家が外為証拠金取引で保有するドル・ロングの規模に関心が集まっている。
外為証拠金取引の取引所「くりっく365」を運営する東京金融取引所(TFX)によると、個人投資家のドル買い/円売りはドル/円が上値を切り下げ始めた8月半ばから急速に増加。ドル/円が1カ月半ぶりの安値をつけた31日に買い残は15万6335枚と、「円安バブル」と呼ばれる2007年夏の水準を上回り、05年7月の上場以来、最大の建て玉を記録した。1日は15万6137枚と小幅に減少したが、依然として高水準。
複数の関係者によると、膨張したドル・ロングを抱える個人が損失確定の売り戻しに動くポイントは、92円前半から7月安値の91.73円を下回る91円半ばに集中するとされ、これらの損失確定売りがドル/円相場の下落を加速させる可能性もあるという。
<07:47> ドル92.08円まで下落、7週間半ぶりの安値更新
ドルは一時92.08円まで下落し、7月13日以来約7週間半ぶりの安値を更新した。前日海外市場の安値は92.10円。
ドル買いサイドでは、92円、91.75円、91.50円付近にオプション関連の買い需要があると見られるほか、7月の安値91.73円付近でも抵抗線があると見られている。他方、ドル売りサイドでは、92.70―92.80円付近に売り需要があるとされ上値も抑えられている。
「7月の安値を下抜けすると、個人の証拠金取引の強制ポジション・クローズなども予想され、ドル安のピッチが早まる可能性がある」(邦銀)という。
<07:42> きょうの予想レンジはドル91.80―92.80円付近、下値警戒感強い
きょうのドル/円の予想レンジは91.80―92.80円。ユーロ/ドルは1.4210―1.4310ドル、ユーロ/円は130.90―132.20円。海外市場では8月のADP全米雇用報告で民間部門雇用者が29万8000人減となり、ロイターが集計したエコノミスト予想の25万人減より悪い結果となったことで、明日発表予定の米雇用統計に対する警戒感が広がった。
東京では、引き続き株価にらみの展開が予想され、ドルの下値警戒感が強いものの、前日のドル下落の反動で、ショート・カバーが入る可能性もあるという。
2009年9月2日
〔外為マーケットアイ〕
<14:50>ドル92円後半で動意薄、92.50円のオプション・トリガーを意識
ドルは92.85円を中心とする小動きに終始している。市場では92.50円付近にあるとされるオプションのトリガーが強く意識され「朝方は防戦買いがみられ、安値92.51円と、直前で踏みとどまった」(外銀)という。「92.50円を下回ればモメンタムが高まり一気に91円台前半まで下落する可能性もある」(同外銀)という。
他方、民主党が内需主導型経済へを標榜するなか、大塚耕平政調副会長は2日、ロイターとのインタビューに応じ、「一般論として、国民の購買力を高めるという意味で、従来よりは円高のメリットが相対的に強くなるのは合理的」との見解を示した。
これに対する外為市場の反応は限定的で「(大塚氏が)新政権において外野の1人なのか、金融経済政策の担当者の一人となるのか、まだ見えないので反応できない」(邦銀)との声も聞かれた。
<12:43> ドル92.85円付近、米金融機関に対する不安感が続く
ドルは92.85円付近で小動き。為替市場ではこのところ米金融機関をめぐる不安が再浮上しており、「9月末の決算をにらんで、複数の米大手金融機関が商品のポジションを巻き戻して益出ししている」(邦銀)との指摘もある。
前日の海外市場では、米投資ファンドのサーベラス・キャピタル・マネジメント[CBS.UL]傘下のヘッジファンドがデフォルトに陥るリスクがあるとのうわさや、経営難に陥っている米金融サービスのCITグループが一部債券の利払いを延期したこと、サンフォード・C・バーンスタインが米保険大手アメリカン・インターナショナル・グループ(AIG)の投資判断をアンダーパフォームに引き下げて目標株価を10ドルとしたことなどが話題となり、金融株を中心に米国株価は大幅に下落した。
中国政府筋は1日、国務院国有資産監督管理委員会(SASAC)が商品関連デリバティブ契約に関する警告を出したと伝えられていることについて、一部の疑問のある契約だけを対象とするもので、デリバティブ取引全体に対する警告ではない、と明らかにした。
29日発行の雑誌「財経」は、匿名の業界筋の話として、SASACが外国銀行6行に対し、中国国有企業が商品関連デリバティブ契約を履行しない権利を留保していると伝えたとする記事を掲載した。
<12:13> ドル92円後半、市場の過度な変動への対処は当然と民主・大塚氏
ドルは92.85円付近で小動き。 民主党の大塚耕平政調副会長は2日、ロイターとのインタビューに応じ、為替政策については「従来通りの方針で臨み、市場の安定化図る」とし、相場の過度な変動には「適切に対処する」と語った。
日銀の金融政策運営に対しては「金利機能維持のため政策金利をゼロ%まで下げていないことを評価している」とし、新政権と日銀との間でどのような価値観を共有して政策運営をしていくのかについてメッセージを発信することはあり得る、と語った。
為替市場の反応は限定的。
<09:17> ドル92円後半、円が幅広く買われ1カ月半ぶり高値圏
午前9時のドル/円は、ニューヨーク市場の午後5時時点から下落し92円後半。株価の下落を背景に、円に上昇圧力がかかっている。朝方の取引でドルは一時92.51円と7月13日以来の安値を更新。さらに、ユーロ/円が一時131.47円まで、英ポンド/円が149円前半、豪ドル/円が76円前半まで下落して1カ月半ぶり、NZドル/円が62円半ばと1カ月ぶり安値をつけた。
午前9時時点のクロスレートは、英ポンド/円が149.46/56円、豪ドル/円が76.52/57円、NZドル/円は62.57/65円付近。
<08:55> ドル一時92.51円まで下落、1カ月半ぶり安値
海外市場の流れを引き継ぐ形で、朝方の取引でドルは一時92.51円まで下落。海外の安値を下抜けて7月13日以来、1カ月半ぶりの安値を更新した。市場では早朝から、92円半ばにあるオプションに絡むポイントを狙った短期筋の売りが観測されている。テクニカル上、92円半ばを割り込むと7月安値の91.73円が視野に入るという。
<07:42> きょうの予想レンジはドル92.50―93.40円付近、上値重い展開か
きょうのドル/円の予想レンジは92.50―93.40円付近。海外市場で株安を背景に円が上昇した流れを引き継ぎ、アジア時間も円は底堅い動きとなる見通し。アジア株が大きく崩れれば円高が加速する可能性もあるという。市場では「株価の上昇が一服となり、強含みの経済指標に対する反応も鈍っていた。タイミング的にいったんポジション縮小の動きが強まりやすい」(都銀)との声が出ている。
日本勢の弱小ファンドも売りポジを死守するのに必死なのかもしれないですね。
ちょっと反則だと思ったのが、こんな記事です。
個人のドル/円買い建て玉が過去最高、ファンド勢は売り崩し狙う
[東京 2日 ロイター]
怖いですね。
個人投資家への脅しです。
この根拠=ファンドは売り崩すという方針決定した証拠は明確にあるのでしょうか?
正直、為替関連のニュースを見ているとファンドの思惑に踊らされている記事が多くて、少々食傷気味です。
でも、気の弱い個人投資家は乗ってしまうんです。
9/2に91円台へドンと下げて、そこらで売りポジへ切り替えた個人投資家達9/3現在までに6万枚増、買いポジは4万枚減です。

そして、すっかり軽くなった買いポジションのお陰で、売りポジのストップロスを利食いながら93円/$までスムーズに上昇しました。
それでも粘り続けたトレーダーは雇用統計の発表で売りも買いもクリーニングされて頭の中まで真っ白になった人も多かったのではないでしょうか。
本当に円が84円まで下がるとしても、辿り着くまでの道筋はまっすぐではなくて、曲がりくねったワインディングロード。そこに勝機を見出すことができるのは、シナリオを作る側と一部の狼トレーダーなのかもしれません。
2009年9月4日
<18:05> 個人がドル/円で売り姿勢強める、TFXの証拠金預託額は過去最高を記録
ドル/円の下落に伴って買いを強めていた個人投資家が売り姿勢に転じてきた。外為証拠金取引の取引所「くりっく365」を運営する東京金融取引所(TFX)によると、ドルが91.94円と1カ月半ぶりの安値を更新した3日、ドル/円の売り建て玉は10万0686枚と8月11日以来、3週間半ぶりの水準へ急増。一方で31日に過去最大の15万6335枚を記録した買い建て玉は3日に11万7329枚へ減少した。買い残の減少は「円高の進行で強制的に損失確定の買い戻しを迫られたためではないか」(邦銀)という。
一方、TFXの8月の証拠金預託額は1089億円と10カ月連続で増加、昨年8月の1056億円を上回り、2005年7月の上場以来最高を記録した。市場では91円半ばに集中するとされる個人投資家のストップロスが話題となっているが、証拠金預託額が増加する中で売り残と買い残がきっ抗し始めたことは、個人投資家の間でも、ドル/円の安値圏で強弱感が対立し始めたことを示したといえそうだ。
<14:16> 8月米雇用統計、上振れでも反応は限定的か
きょう発表される8月米雇用統計が事前予想を上回っても、ドル/円の反発は限定的になるのではないかとの声が市場で上がっている。最近のじり安地合いで93円台には買い戻しを誘発するストップロスが控えているとされるが、予想を上回る経済指標に対する株価などの反応が鈍ってきているため「上値があっても限定的。上昇した局面は売りスタンスで考えている」(外銀)と、その後の反落を予想する見方だ。
前回の7月米雇用統計で、予想を下回る失業率などを受けてドル/円は95円付近から97円半ばまで大きく上昇した後、1週間後には元の水準に値を戻したことも、市場関係者の間に上値の重さを印象づけているという。
ドルは92.60円付近、ユーロは132.03円付近。午後に入って為替市場はほとんど値動きがない。
<10:43> ドル92.60円付近で底堅い、上海総合指数<.SSEC>は一進一退
ドル/円は92.60円付近。クロス円が弱含んだことで一時92.51円まで下値を切り下げたが、その後は底堅く推移している。上海総合指数<.SSEC>は一進一退で、現在は小幅高となっている。
市場では「ドル売りポジションはすばやく手仕舞ってきたため、大きくポジションが傾いている気配はなく、また値動きを加速させるストップロス注文は上下とも離れたところにある。米雇用統計を控えてここからどう動くか、考えどころだ」(邦銀)との声が出ている。
クロス円も下げ渋ってきた。ユーロ/円は131.77円まで下値をつけたあと、現在は131.85円付近に戻しており、方向感の乏しい展開になっている。
<07:47> きょうの予想レンジはドル91.80―93.00円付近、下値不安続く
ドル/円
〔外為マーケットアイ〕
2009年9月3日
<17:15> 民主最高顧問発言で小幅円高に振れる、短期筋の円買い手掛かりに
藤井民主党最高顧問の発言を受けて、ドルは発言前の92.42円付近から92.29円まで10銭強、ユーロは132.13円付近から131.89円まで20銭強、円高に振れた。円買い地合いが続く市場では「介入への強い意志が見られないこと、円安政策が間違いだと発言していることなどから、短期筋が(ドルやユーロを)売り込む口実になったようだ」(邦銀)とする声が出ている。ただ、全般はきょう午前の下値攻めが一巡した状況が続いており、大きな値動きには至っていない。
<17:04> ドル92.30円付近、藤井・民主最高顧問「日本は基本的に円高の方がいい」
ドル/円は92.30円付近で弱含み。ユーロ/円は132円を割り込んだ。民主党の藤井裕久最高顧問は3日、ロイターとのインタビューで、「日本は基本的には円高のほうがい」、「円高政策をとる必要もないが、円安によって輸出を伸ばす政策は間違い」と語った。介入については「よほど異常なとき以外はやるべきではない」としている。
またドル/円の現状については「急激な円高が進んでいるとも思えない」との認識を示した。
<14:36> ドル92.30円付近、閑散のなかで下値不安続く
ドル/円は取引閑散のなか、92.30円付近でもみあっている。「米雇用統計を前にここからドル/円を売りたくはない。ショートカバーも出てきてはいる。しかし、戻りが鈍いことから下値不安が払しょくできない。東京タイムはサポートされても、海外で下値のポイントの91.73円を目指す可能性はありそうだ」(邦銀)との声が上がっている。
米金利の低下もドル/円の下値不安につながっており、米10年債利回り
きょうは、来週予定されている期間が長めの米国債の入札条件が発表される。アナリストは、3年物、10年物、30年物で計700億ドル前後の供給を見込んでおり、JPモルガンは、それぞれ390億ドル、200億ドル、120億ドルと予想しているが、これまでの入札を無難にこなしてきているため「入札は米金利の押し上げにはつながらない」(国内金融機関)との声が出ている。
<13:51> ドル92.25円付近、91.73円割れるとハイブリッド・ブックの売り加速も
ドル/円は92.25円付近で上値もみあい。休憩時間中の上海総合指数<.SSEC>は一時2811まで上昇しており、8月31日の急落であけた「マド(2817─2843)」を埋めて戻りのトレンドを鮮明にし、リスク選好ムードの高まりで下値のポイントである91.73円への下げを回避できるか、上海総合指数<.SSEC>株の取引再開待ちになっている。
一方、草野グローバルフロンティア代表取締役、草野豊己氏は、ドル/円で91.73円、日経平均先物で1万0110円のチャート・ポイントに注目している。「ここを割り込むとハイブリッド・ブックの運用でカウンター・トレンドが発動する。これまでのポジションを巻き戻す形で円高/株安が進む可能性が出てくる」(草野氏)という。
<11:00> ドル92円前半、米債利回り低下はドル安要因に
ドルは92.20円付近。前日の米国債市場では、米連邦準備理事会(FRB)が2010年に入ってもしばらくゼロ金利を維持するとの見方が強まり、米債利回りが全般的に低下した。米金利低下はこれまでデリバティブ関連のドル買い需要を生み、しばしばドル高要因とみなされたが、現在ではドル安要因ととらえる参加者が多い。前日海外市場でのドル安局面でも、米金利低下が背景の1つとみなされた。
指標となる米国債10年物利回り
<09:25> ドル一時92円割れで7週間半ぶりの安値更新
ドルは一時91.98円まで下落して、7月13日以来7週間半ぶりの安値を更新した。その後は小幅に反発しており、現在は92.12円付近となっている。前日のニューヨーク市場では、4日に発表される米雇用統計に対する懸念が広がり、ドルが全面安となったが、きょうの東京ではその流れを引き継ぎ、ドル安/円高が進んでいる。
<09:20> ドル92.13円付近で軟調、前週の対外対内証券投資は流入超に
ドルは92.13円付近で軟調。朝方に一時92.28円の高値をつけた後、92.08円まで下落し、前日の海外安値を割り込んだ。ドルのセンチメントは弱く、下値警戒感が強い。
財務省が3日に発表した8月23日─8月29日の対外及び対内証券売買契約等の状況(指定報告機関ベース)によると、対内株式投資は867億円の資本流入超、対外債券(中長期債)投資は781億円の資本流入超、対内債券(中長期債)投資は82億円の資本流入超となった。資本流入超は円高のインプリケーションがあるが、規模が比較的小さいため、市場の反応は見られないという。
<09:08>ドル92円前半、一時92.08円と7週間半ぶりの安値更新
午前9時のドル/円は、ニューヨーク市場の午後5時時点とほぼ変わらずの92円前半での取引となっている。ドルは一時92.08円と7月13日以来7週間半ぶりの安値を更新したが、その後は小幅に反発。市場では92円ちょうどのオプション・バリアや7月安値の91.73円が意識され、ドル/円の下値警戒感が高まっているが、米8月雇用統計を4日に控え、きょう中に下値を試す流れにはなりにくいとの見方も広がっている。
前日の海外市場では、8月のADP全米雇用報告で民間部門雇用者が29万8000人
減と、ロイターが集計したエコノミスト予想の25万人減より悪い結果となったことで、
3日の米雇用統計に対する警戒感が広がり、ドルが全面安となった。
<08:27> ドル92円前半、個人投資家のドル・ロングが波乱要因になる可能性も
ドルは92.20円付近で、一時92.08円まで下落し7月13日以来7週間半ぶりの安値を更新した。市場では個人投資家が外為証拠金取引で保有するドル・ロングの規模に関心が集まっている。
外為証拠金取引の取引所「くりっく365」を運営する東京金融取引所(TFX)によると、個人投資家のドル買い/円売りはドル/円が上値を切り下げ始めた8月半ばから急速に増加。ドル/円が1カ月半ぶりの安値をつけた31日に買い残は15万6335枚と、「円安バブル」と呼ばれる2007年夏の水準を上回り、05年7月の上場以来、最大の建て玉を記録した。1日は15万6137枚と小幅に減少したが、依然として高水準。
複数の関係者によると、膨張したドル・ロングを抱える個人が損失確定の売り戻しに動くポイントは、92円前半から7月安値の91.73円を下回る91円半ばに集中するとされ、これらの損失確定売りがドル/円相場の下落を加速させる可能性もあるという。
<07:47> ドル92.08円まで下落、7週間半ぶりの安値更新
ドルは一時92.08円まで下落し、7月13日以来約7週間半ぶりの安値を更新した。前日海外市場の安値は92.10円。
ドル買いサイドでは、92円、91.75円、91.50円付近にオプション関連の買い需要があると見られるほか、7月の安値91.73円付近でも抵抗線があると見られている。他方、ドル売りサイドでは、92.70―92.80円付近に売り需要があるとされ上値も抑えられている。
「7月の安値を下抜けすると、個人の証拠金取引の強制ポジション・クローズなども予想され、ドル安のピッチが早まる可能性がある」(邦銀)という。
<07:42> きょうの予想レンジはドル91.80―92.80円付近、下値警戒感強い
きょうのドル/円
東京では、引き続き株価にらみの展開が予想され、ドルの下値警戒感が強いものの、前日のドル下落の反動で、ショート・カバーが入る可能性もあるという。
2009年9月2日
〔外為マーケットアイ〕
<14:50>ドル92円後半で動意薄、92.50円のオプション・トリガーを意識
ドルは92.85円を中心とする小動きに終始している。市場では92.50円付近にあるとされるオプションのトリガーが強く意識され「朝方は防戦買いがみられ、安値92.51円と、直前で踏みとどまった」(外銀)という。「92.50円を下回ればモメンタムが高まり一気に91円台前半まで下落する可能性もある」(同外銀)という。
他方、民主党が内需主導型経済へを標榜するなか、大塚耕平政調副会長は2日、ロイターとのインタビューに応じ、「一般論として、国民の購買力を高めるという意味で、従来よりは円高のメリットが相対的に強くなるのは合理的」との見解を示した。
これに対する外為市場の反応は限定的で「(大塚氏が)新政権において外野の1人なのか、金融経済政策の担当者の一人となるのか、まだ見えないので反応できない」(邦銀)との声も聞かれた。
<12:43> ドル92.85円付近、米金融機関に対する不安感が続く
ドルは92.85円付近で小動き。為替市場ではこのところ米金融機関をめぐる不安が再浮上しており、「9月末の決算をにらんで、複数の米大手金融機関が商品のポジションを巻き戻して益出ししている」(邦銀)との指摘もある。
前日の海外市場では、米投資ファンドのサーベラス・キャピタル・マネジメント[CBS.UL]傘下のヘッジファンドがデフォルトに陥るリスクがあるとのうわさや、経営難に陥っている米金融サービスのCITグループ
中国政府筋は1日、国務院国有資産監督管理委員会(SASAC)が商品関連デリバティブ契約に関する警告を出したと伝えられていることについて、一部の疑問のある契約だけを対象とするもので、デリバティブ取引全体に対する警告ではない、と明らかにした。
29日発行の雑誌「財経」は、匿名の業界筋の話として、SASACが外国銀行6行に対し、中国国有企業が商品関連デリバティブ契約を履行しない権利を留保していると伝えたとする記事を掲載した。
<12:13> ドル92円後半、市場の過度な変動への対処は当然と民主・大塚氏
ドルは92.85円付近で小動き。 民主党の大塚耕平政調副会長は2日、ロイターとのインタビューに応じ、為替政策については「従来通りの方針で臨み、市場の安定化図る」とし、相場の過度な変動には「適切に対処する」と語った。
日銀の金融政策運営に対しては「金利機能維持のため政策金利をゼロ%まで下げていないことを評価している」とし、新政権と日銀との間でどのような価値観を共有して政策運営をしていくのかについてメッセージを発信することはあり得る、と語った。
為替市場の反応は限定的。
<09:17> ドル92円後半、円が幅広く買われ1カ月半ぶり高値圏
午前9時のドル/円は、ニューヨーク市場の午後5時時点から下落し92円後半。株価の下落を背景に、円に上昇圧力がかかっている。朝方の取引でドルは一時92.51円と7月13日以来の安値を更新。さらに、ユーロ/円が一時131.47円まで、英ポンド/円
午前9時時点のクロスレートは、英ポンド/円
<08:55> ドル一時92.51円まで下落、1カ月半ぶり安値
海外市場の流れを引き継ぐ形で、朝方の取引でドルは一時92.51円まで下落。海外の安値を下抜けて7月13日以来、1カ月半ぶりの安値を更新した。市場では早朝から、92円半ばにあるオプションに絡むポイントを狙った短期筋の売りが観測されている。テクニカル上、92円半ばを割り込むと7月安値の91.73円が視野に入るという。
<07:42> きょうの予想レンジはドル92.50―93.40円付近、上値重い展開か
きょうのドル/円