3/24終値
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日経平均(円) :19262 (先週末比 259円安) 予想年配当利回り:1.60%
先物夜間(円) :19110 (+配当落ち分130=19240、日経比-22円)
先物CME(円) :19095 (+配当落ち分130=19225)
NYダウ(ドル) :20596 (先週末比 318ドル安)
NYドル(円) :111.35 (先週末比 1.4円のドル安・円高)
WTI原油先物 :48.14(ドル/バレル)
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1.今週の振り返り
先週、“年度内は19000円前後~19500円前後のレンジ相場が続く”と書きましたが、
今週 トランプ政権の政策運営の不透明感が高まって大幅な円高進行が進み、下値支持線として意識されていた60日線や75日線を一気に下抜けて “保ち合いレンジ”の下限まで下落した。
週後半に、ドル円は一時110円台後半までドル安円高が進んだ。
ドル円(日足)チャート
日経平均(日足)チャート 6ヶ月
上段:移動平均線 (緑:25日線、赤:75日線、青:200日線)
下段:スローストキャスティックス (紫:%D)
2.来週以降の想定シナリオと投資戦略
テクニカル面では支持線として意識されていた13週線、75日線を一気に割り込んでいるためシグナルが悪化している。
外部環境が好転(米株とドル円の調整が一巡)するまでは 調整が続くと思われるが、世界景気の回復を背景とする業績の回復は株式市場を下支えする可能性があると期待しています。
4月(下旬)には主要な3月期決算企業の本決算発表やフランス大統領選など相場を大きく動かしそうなイベントが控えているものの、日本株相場を動かす原動力であるトランプ政権の不透明感を払拭するにはもう少し時間がかかる。(3.22日経電子版記事より)
☆米減税政策の具体案が示されるとみられる米予算教書は5月まで持ち越される見通し
メインシナリオ)短期的な調整で終り 再度レンジ相場に復帰する。
・先週同様、ポジションを20%程度に低く抑ええたまま “様子見”を続ける。
新年度以降の短中期想定シナリオ
ベストナリオ)相場環境が好転した場合 上値の目処は、⒉万5千円前後と想定する。
節目(上値抵抗線)=20000円前後、21000円前後
・25日MA上方乖離率5%前後=20370円前後
・前回(1.18)の安値18650円からの上昇率10%前後=20515円前後
リスクシナリオ)レンジ下限を大きく下抜けて 18500円前後まで調整する。
・26週線付近=18600円前後~25日線下方乖離率5%前後=18400円前後
⇒最悪のシナリオを想定し、“買値とポジションを分散”して新規買いor買増する。
最悪のシナリオ)本格調整・暴落局面では、17500円前後まで調整する。
・前回(3.02)の高値(19668)からの下落率10%前後=17700円前後
・200日線付近=17670円付近
・25日MA下方乖離率10%前後=17460円前後~52週線付近=17500円前後
・週足雲上限=17438円