
活動して半年の35歳男性会員様が、
「婚活がうまくいかない」
と相談に来られました。
彼に
「うまくいかない、の定義は何ですか?」
とお伺いすると、
・お申込みをしても受けてもらえない
・お見合しても、緊張してお話できず、交際に進まない
・交際しても、真剣交際に進まない
ということでした。
「じゃあ、10件お申込みして、何件受けてもらえたら、「うまくいく」という状態ですか?」
とお伺いすると、言葉に詰まられていました。
(私はロジカルシンキングで有名な会社に勤めていたので、こうやって理詰めで追い詰めることも得意なんですよ♪)
さて、彼の言い分を実際のデータに照らしてみたところ、
彼はお見合申込30件。
うち、受けて頂いたのは5件。
16%の割合です。
成婚者平均データを見ますと、お見合を受けて頂く率は10%ですので、それと比較するとよい成績なわけです。
つまり、お見合を申し込んでもうまくいかないと感じているのは自分の思い込みです。
次に、
「お見合しても交際に進まない」を分析しました。
彼はお見合10件、交際成立4件。
約3割の確率で交際に進みました。
成婚者データでは、交際に進むのは約4割。
確かにやや少ないですが、サンプルも少ないですから、まあ平均値くらいでしょう。
彼は確かに話下手です。
けれど、そのせいで全員がお断りするわけではありません。
これも彼の思い込みです。
さいごに、
「交際しても真剣交際に進まない」
ですが、成婚者さんの平均交際人数は7.6人。
彼の交際人数は4人。
成婚者さんの半数しか交際していないので、まだ出会っていない可能性もたくさんあるんですよね。
ではこれらの原因は何ですか、と分析した結論は
「まだまだ活動量が、成婚者と比べ圧倒的に少ない」
ということです。
つまり、コップに水が半分入っていますね、ときの
「水が入っていない方」
ばかり、彼の思考でフォーカスしているということです。
失敗したこと、うまくいかなかったこと、自分のうまくできないこと。
そのことばかり、考えている。
結婚って、多くの方が生涯で1人か2人程度しかしませんから、
「結婚したいと思える人と巡り合う」
ことって、そもそもすぐに、頻繁に起きるわけではないですよね。
要するに、
「たいして活動もしないくせに、うまくいかないって言って、勝手に落ち込んでいるだけですよ。
活動の内容自体は悪くはないので、当初決めた人数コツコツ毎月申し込んで、お見合成立を目指していきましょう。」
ということです。
面談ではこうやって、独りよがりになることを防いでもらいますよ。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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横浜の結婚相談所ブーケトス 代表 石塚あかりでした。
IBJ石坂社長との対談記事はこちら
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