「あかりさん、昨日プロポーズをお受けしました!!」
やったー!おめでとう!!
出会ってからトントン拍子に来た二人。
が。
ここから、私の仕事が始まる場合もあります。
プロポーズまでは当人同士の気持ちだけで大丈夫。
ですが、ここからお互いの親が登場してきます。
この、親が、たいていロクなことしない(笑)
邪魔しかしません。
お相手の親が強烈な場合もあります。
60年、70年生きている人でも、人間性を磨いているとは限りません。
自分の正しさを絶対に手放さなず、他の価値観を認めない方もいます。
その生き方しか知らないからです。
親は親の人生で、あなたがたはあなたがたの人生を生きていきます。
この場合は、お相手次第です。
お相手があなたより親を優先したのなら、別の人にしたほうがよいでしょう。
また、自分の親が理解不明な場合もあります。
世代差もあり、そんな相いれない価値観を持っていたとは!と驚愕する場合もあります。
意外と、自分の親が子離れできていない場合です。
自立して、一人暮らしして年に3,4回しか会わなくても、いざ結婚となると、あれこれ言ってきます。
「え?お相手は家族全員大卒じゃないの?」
「え?お相手のお母様のお体が悪いの?」
「え?母子家庭なの?」
「え?奨学金が残ってるの?」
「え?そんなに年が離れているの?」
「・・・・ねえ。〇〇ちゃん、もっと他にいい人いるんじゃないの?その人にしなくても・・・」
・・・って、お母さん!!
「お母さんからは引く手あまたに見えるカワイイ娘でも、わたしはもうすぐ40歳で、立派な中年女性です!
お見合の申し込みもほとんどなく、耐えがたきを耐え、幾多の涙の夜を乗り越え、婚活してきました!
アラフォー女性が結婚できる確率がどれだけ低いかわかってるんですかっ!
これまでわたしが、どれだけお金と労力をかけて婚活してきたと思ってるんですかっ!
数年ぶりにできた彼氏が、私のことを大事にしてくれて、結婚しようって言ってくれている!
お母さん、これを逃したら、この先わたしが結婚できる保証はない!
お母さん、わたしが生涯独身でも責任とれるんですかっ!」
ってね、言いたいですね。
親の仕事は衣食住を整えること、その子の才能資質にあった教育環境を整えてあげること。
それ以外は過干渉。
日本は児童虐待が表に出にくいと言われています。
それは、「子供は親のモノ」という精神性があるからとも指摘されています。
親と、子は、まったく別の人間で、全く違う価値観と感性を持ち、全く違う時代を、全く違う戦術で生きる、全然違う生き物なんですよ。
親は意地悪で結婚へ口出ししてくるのではありません。
子どもへの愛情から言っています。
でも、これが妨害なんですよね(笑)
そんな親子のひと悶着も、お互いの自立のために必要な最後のプロセス。
正面突破は賢いやり方ではありません。
譲れるところは、譲りましょう。
・先方の親が、ウエディングドレスを決めてきてしまった
・白亜の洋館で挙式なのに、引き菓子が、父の知り合いの店の紅白饅頭になってしまった
・披露宴をしたのに、やり直し命令が出て、もう一度結婚式をした
こんな話も実際にありましたよ。
どこの家庭もひと悶着ありますから。
親が賛成してくれないと悲しまずに、お相手と連携して、二人で乗り越えていきましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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横浜の結婚相談所ブーケトス 代表 石塚あかりでした。

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