今日、お仕事でお邪魔させていただいた高齢者専用住宅で、
出張カフェにいつも来てくださる70代の女性のお客様とお話をしました。
息子さんとお二人でカナダまでオーロラを見に行ったお話からはじまり…
生きている意味について…
彼女が思う生きている意味ってなんだろう…って。
人の役にたたない自分は生きている価値がない
と話されました。
とても切ない目をしていました…
彼女が現役でバリバリと仕事をしていた時代…
彼女は看護師として、また職場のみんなのリーダーとしてバリバリ働いていた…
今は引退され、ご自分の好きな時に朝食を食べ、食後にコーヒーを飲み、新聞をゆっくりと読む…
年に数回、国内国外旅行に出掛けられ、キレイな景色を楽しまれる…
こちらの高齢者専用住宅だって、
誰もが入居できるようなところではないんです…
私なんかはどんなにがんばっても入れるところじゃない…(´Д` )
いつもすごいなぁ…って思っていたのですが…
彼女の心の中はそうじゃなかったんですね…
彼女は私に言いました。
人の役に立つお仕事をしているってすばらしいことよ。
人の役にたたない自分は生きている意味がない…と。
誰かの役に立てるってことは
生きがいでもあり、
元気の源になる…
たしかに彼女の言う通りだと思った。
どんなに些細なことでも
誰かの役に立ちたい…
喜んでもらいたい…
自分もおばあちゃんになって、
人の役に立てなくなった時、
彼女と同じように切なくなるのかな…。
なんだか涙が出そうだった…
死ぬまで誰かの役に立ちたいな…
