カナダの高性能住宅を直輸入し全国で販売しているセルコホーム(株)
(仙台市青葉区、代表取締役:新本恭雄氏)はこのほど、
「住まい方に関する意識調査」の結果を発表。
同調査は2012年12月5~12日、全国の20~59歳の男女を対象に
モバイルリサーチ(携帯電話によるインターネットリサーチ)を行ない
2,000名の有効サンプルを集計した。
少子高齢化や単身世帯、共働き世帯の増加などの社会情勢の変化や、
東日本大震災と福島第一原発事故の発生以降の、節電や省エネに関する
意識の高まりなどを受けて、ユーザーの日々の暮らしのありかたに対する
意識の変化や、住まい、共に生きる家族、地域について、意識調査をした。
将来住みたいと思う住居については、
「一戸建て(持ち家)」が57.7%と、「マンション・アパート(持ち家)」
(37.1%)を大きく上回る結果となった。
なお、「マンション・アパート(賃貸)」は、50歳代で「検討したくない」が
83.8%と大半が否定的であったのに対し、
20歳代では「検討したい」が56.6%となり年代ごとに傾向の差が出た結果。
また、「ソーシャルアパートメント」(賃貸マンション・アパートに共用部施設
が加えられ、その共用部をシェアする形態)のイメージについては、
トップが「家賃を抑えることができる」で61.5%、次いで「トラブルが不安」が
60.1%となり、上位2つは続く「ひとり暮らしより安全」(35.2%)と大きく差が
開いた結果に。
また「機会があれば体験居住してみたい」と答えたのは25.8%となったが、
20歳代女性では41.6%に上った。
しかし、一見すれば住まいの理想が多様化してきたとも言えますが、
実際には、70歳代で賃貸住まいを望む人はゼロであるという事実
も合わせて伝える必要がありますね。