こんにちは。

シオリです。

 


久しぶりに

村上春樹さんの『職業としての小説家』を

引っ張り出して読みました。

 

 

私は30歳ごろまで

村上春樹さんの本を

何度も何度も読んでいました。

 

 

うつ状態だったときで

本当に本当に孤独だった私が

唯一のつながりを感じられたのだと思います。

 

 

その頃は

家族の誰が死んでも泣かないけど、

村上春樹さんが亡くなる時だけは

泣いてしまうだろうなんて、考えていました。

 

 

今では私にも

大切な人が増えましたが、

 

 

村上さんの作品を通して

誰よりも深く、微細なところを

理解してもらえている

 

 

この世界に

たった1人ではないんだという想いは

変わりません。

 

 

 

 

村上さんが

井戸に降りて

命を削って生み出してくれた作品が、

 

 

たった1人で井戸の底で

体育座りで泣いていた私に

つながってくれた。

 


本、言葉、小説って

そういうものだと思う。

 

 

 

 

 

今では

スピリチュアルも心理学も

ずいぶん理解したけれど

 

 

基本的なことは

村上春樹さんの物語から

受け取っていたのだなと

改めて感じました。

 

 

 

 

 

会ったことがなくても

誰かを励まし、支えることができる。

 

 

会えなくなってしまっても

きっと届けられる想いがある。

 

 

その気づきに

自分自身が励まされます。

 





ではでは

山口

いってまいります

 

 

 

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