幼児期〜中学
6才のときに
関東から広島県北部にある
父の実家に引っ越してきます。
ちょうど小学生のときに
ドラマ「積み木くずし」をしていました。
そういう時代。
我が家はお金もあまりなく
地域には不良も多いし、
当然インターネットもない。
目をつけられないように気をつけ
知的好奇心は溢れるのに
情報に手が届かないないストレス・・・
窮屈な小中学生時代を過ごします。
優しいけれど経済力のない父と
必死に働き、家事をする母。
まだまだ生きることに
必死な時代だったのかも知れません。
高校、大学、就職
私が中学生の頃
母は会社を立ち上げます。
子ども2人を
広島市内の私立学校に
進学させるためでした。
私は教員資格を取ると決め、
私立高校、県立大学へ進学。
高校教師なりました。
教師の仕事は好きでした。
生徒たちとの時間は愛おしかったし、
工夫次第で自由度高く
大事なことを伝えられる
国語という教科も好きだった。
しかし、あまりに多忙でした。
保護者への対応も
若かった私には難しいことが多かった。
心身共に調子を崩し、退職します。
9年、ひきこもる
大学入学のころ出会った彼とは
6年のお付き合いののち、結婚。
今も変わらず夫婦です。
退職したときは
すでに結婚していたので
療養しながらの
専業主婦となりました。
精神科の薬、頭痛薬、胃薬…
たくさんの薬を手放せず、
安定した日はほとんどありません。
カウンセリング、治療
心理学の本も片っ端から読みました。
よくなりたいと頑張る日々でしたが
どうにもならない。
だんだんと全てを諦めていきました。
何もできない1日は長く
天井を見つめて、絶望し…
体重は20キロ増え
全てを見失った9年間です。
思えば、私はこのとき
「なぜこんな人生なのか」
「生まれてきた意味は」という
根源的な問いを持っていました。
ですが、そんな問いに
答えられるカウンセラーには
当時、出会えませんでした。
このときの想いが
今の私へとつながっています。
20キロ痩せる
心の病がよくなることも
まともな暮らしも
すっかり諦めてしまっていた私ですが
ある時、ダイエットを決意します。
2時間半ウォーキングを10ヶ月。
雨の日も傘をさして、毎日歩きました。
少しずつ痩せると嬉しくて、
食生活も改めました。
何一つ続けることができず、
お風呂に入ることも難しい時がある・・・
そんな9年間を送っていたのに
急に歩き始めた不思議。
その時に
不思議な体験もしています。
それはまたいずれ。
10ヶ月後、20キロ痩せた私は
病院も薬も手離していました。
あの日々はいったい何だったのか。
見るもの全てがキラキラしていています。
感じる全てが新鮮でした。
「戻ってこれたんだな」
奇跡だと、今でも思っています。
私に降りかかった苦しい経験
なぜ9年もかかり
なぜよくなったのか・・・
不思議な時間と体験の謎を知りたくて
自分を知るための学びを始めました。
離島での2年間
「生きる」ということを
足元から見つめ直しながら
料理、家事を丁寧に楽しむ日々。
回復してから
生まれた息子が２〜４歳の時
夫の仕事で
島根県隠岐の島に引っ越します。
大自然での暮らしは
私の感覚、価値観を大きく変えました。
専業主婦から起業へ
隠岐の島でパワーを充電した私は
向井ゆきさんのblogを見つけます。
全力で生きるゆきさんのblogを読み
羨ましくって、泣けてきた。
「全力で駆け抜けるような人生を送りたい」
「私は私に生まれてよかったと思いたい」
その第一歩が、このblogでした。
その後、「国際中医薬膳師」の資格を取得。
「体から心を読み解き、
自然の一部である感覚を取り戻す」
そんな薬膳・中医学講座を開いています。
向井ゆき監修
資質診断自分辞典アドバイザーの
資格を取得。
自分辞典セッションをしています。
スピリチュアルな領域は
イギリスのMOMOYOさんから。
約2年かけレベル１〜３を受講。
精神、在り方の領域は、
惣士郎さんから学んでいます。
マスター心コンシェルジュとなり
心コンシェルジュ教室を開いています。
現在、心理セラピスト弓立教央さんから
心理学を学んでいます。
苦しんでいた私が出会いたかったのは
この領域のカウンセラー、この世界でした。
当時の私が出会えなかったカウンセラー。
私がその道を生き、
その領域を扱える
セラピストになると決意し、歩んでいます。
もう一つの道「栞出版」
もう一つの夢に向かっています。
それは、栞出版を立ち上げること。
惣士郎さん、吉武大輔さんの『銀河の湯』を
書籍にするところから始めています。
ひとつひとつ進めています。
出版への道のりを
一緒に楽しみ
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