今治で見つけたのはそこに定着してる文化としてのサッカーでした。僕が以前目指してた事に少し似てる気がします
チームが目指してる姿なのかはたまた副産物なのか
それを知ろうとするのは少しばかり野暮な気がするので掘り下げません
ありがとうサービス夢スタジアムまでFC今治とヴィアティン三重の試合を見に行きました
見た事感じた事をちょっと書かしてもらいます
夢スタジアムに到着したのは試合開始前2時間位?
初めてのスタジアム。直前寄った試合会場で旧知の今治サポさんに「駐車場は近くに有るのか?」と聞いた所
「ありますよ」とあっさり
そしてこんな広大な駐車場が有るとは
ニンスタで確か金取られた記憶があるがここはなんと無料!道路渡ればすぐスタジアム
右膝に爆弾抱えてる為、あの階段はちと辛いがそれ以外は実に快適
ゴール近い!
はるか向こうには海が見える
試合は前半立ち上がり、今治軽く押されてた状態から反撃。13番が縦に抜け出し先制
後半スローインからあまり手数掛けずサイド上がった3のクロスに14がドンピシャで合わせ追加点
レンタカー返却時間の関係で後半30分頃離脱したんで見たのはここまで。(結局試合は2-0で今治の勝利)
今治はなんか攻め勝ったと言うよりは守りの意識が強かった様に見えました。13が最終ラインにまで下がってディフェンスしてたり
一方ヴィアティンのサッカーはカッコいいけどちょっと攻撃パターンを読まれてる感じがしました、研究してたんですね。もうひと工夫あったら実に面白いんじゃないのかなって感想です
スポーツとしてのサッカーの話はここまで、ここからはこの遠征で一番驚いた事を書かして貰います
スタグルにはかつめしを頂き「旨いやないか!」と思いご満悦でホームゴル裏へ
場所取りが施されてましたが丁度ゴールの真裏に空きがありそこを確保
右となりも左隣にも場所取りが施されている
超絶かわいい娘来ないかな~と思ってましたが右となりに来たのは推定90歳超えのおばあさんが
考えた末、あえて目線入れてません
これはチャンス!島根県民ぼく、噂を検証できると思いご挨拶後の開口一番
「今治の人ってありがとうの事をだんだんって言うんですって?」
そうするとおばあさん
「わたしくらいのおばあさんはねぇ、ありがとうって言う時だんだんって言うよ」
との事
噂はホントでした。だんだんは出雲弁オンリーでは有りませんでした
一気に打ち解けることが出来いろいろおばあさんの話を聞かして貰いました。3年前からのファンで桜井ふれあいで試合してた頃から見てるそうです
ガラケーに納められた岡田オーナーとの2ショット写真を誇らしげに見せてくれました
直前見えた写真はひ孫さんらしい
※因みに声出しの爆心地から5mくらいしか離れてないところ。たぶん屋根とか反響するものが無く音が抜ける為会話可能だったかと思われます
マッチデーに書かれてる中、どの選手がガンバ大阪から来たとかの情報も教えてくれました。何故か駒野だけはさん付け
パスカットに拍手を送り微妙なファールの判定には「ひとりで倒れたでしょ」等的確な見る目もお持ちでした
何よりこのお年になって裸眼で試合を見れてる事に少し羨ましくもあり、これも専スタならではかなぁ
14番がヘッドでパチンとゴール決めると嬉しそうに拍手を送ってらっしゃいました
独自に作った資料も拝見さしてもらいました
勝敗と得点が書かれた手書きの表
最近の結果は朝日新聞の地方版を切り抜き
※この試合前、愛媛新聞にも資料を写真撮られたらしい
「書いてないと忘れるからね」と
自分も古い人間ですがもっと古い方から最近のゴール裏事情を教えてもらったような気がしました
広告屋の仕込み?と思うような女性たちの姿があるかと思えばこのように熱心な高齢の新人(?)サポーターの姿も
「レプリカユニフォーム着たいが恥ずかしくて着れない」とおっしゃってましたが
似合うと思うよ。是非レプユニ着て今治タオルを揺らしてほしいと思った
チームが決してこの情景を望んだでいたかは兎も角、そこには確かに今治のゴール裏文化が形成されていました
熱気というよりは活気あふれる温かみのある場所
色々なゴル裏が有るけどこんな感じも良いですね。お婆ちゃん、また来るよ